4回途中でマウンドを降りた8月26日

出典:【ドジャース】佐々木朗希「あっ、やっぱりオレの出番か」 – JJスポーツ速報
事件が起きたのは8月26日(日本時間27日)のブレーブス戦でした。
佐々木朗希は4回先頭のアルビーズをフルカウントから四球で歩かせた直後、右手中指のマメが破れてマウンドを降りました。
3回1/3、66球、6安打4失点、3奪三振、2四球。6勝目はならず、チームもサヨナラ負けを喫しています。
本人は降板後、「日本の時に何回か経験しているけど、その時はある程度予兆があったんです」と説明。
そのうえで「今回みたいに急に来るのは初めてです」と語り、突発的な破裂だったことを明かしました(テレ東スポーツ)。
IL入り直後に浮上した「救援」の二文字

出典:佐々木朗希、次回から緊急転向!!! – ミスターフルスイングch【時事ネタまとめ】
翌日、15日間の負傷者リスト入りが決定。ロバーツ監督は「かなりひどいマメだった」「最低でも2週間は離れる」とコメントしました。
先発枠にはエリック・ラウアーが復帰。ここまで佐々木は今季23試合5勝5敗、防御率4.60、119回1/3、117奪三振という成績で、開幕から一貫して先発を任されてきました。
IL入り直後、スポーツ報知などが伝えたのが「復帰が遅れれば救援へ配置転換される可能性」でした。
背景には前例があります。2025年も右肩インピンジメントでIL入りした佐々木は、9月にリリーフとしてIL復帰。
ポストシーズンでは9試合10回2/3を防御率0.84、2ホールド3セーブと好投し、NLDS初戦でプロ初セーブを記録しています。
「故障明けはブルペン」という成功体験が、今回も選択肢として語られる理由になっています。
監督の答えは「理想はローテーション」に軌道修正

出典:佐々木朗希は先発に戻れるのか…ロバーツ監督「理想はローテーション」😳⚾ – Japan News
ただし監督の発言は一貫していません。
8月24日、負傷前の会見でロバーツ監督はポストシーズンでの起用法を問われ「今は朗希の配置転換の話はしたくない」と回答を避けていました。
流れが変わったのは9月2日です。本拠地カージナルス戦を前に、監督は救援転換の話題を「それについては、今の段階では答えられない」と軌道修正。
そのうえで「もちろん、理想としては先発ローテーションに戻ってきてもらうこと」と明言しました(日テレNEWS NNN、スポニチ)。
米メディアも「復帰後はまず先発で起用し、レギュラーシーズン残りで負担を徐々に増やす」というプランを報じています。
ポストシーズンでの役割は、その後の状態を見て判断する構えのようです。
ダーマボンドを使った初めてのブルペン投球

出典:マメでILリスト入りの佐々木朗希がブルペン投球!!マメに皮膚用接着剤を使いブルペン入り!! 【現地映像】2026年9月14日 ドジャースvsレッズ – コモゴモTV
復帰へ向けたプロセスは着実に進んでいます。
9月9日(日本時間10日)にはライブBPに登板し、打者18人と対戦して11奪三振を記録しました。
9月13日には監督が「シンシナティでは先発しない。可能性があるとすればホームに戻ってから」と発言。
翌14日、敵地シンシナティのブルペンで約30球を投げましたが、ここで初めて医療用皮膚接着剤「ダーマボンド」を患部に使用したことが明らかになりました。
これまでは絆創膏での投球だったといい、監督は「今回初めてダーマボンドを使った」と説明。同僚の大谷翔平も今季使用しているアイテムです。
最短では9月17日(日本時間18日)のレッズ戦先発が候補に挙がっていますが、現地は最高気温32度・湿度60%のデーゲーム。
高温多湿が患部を悪化させる懸念から、監督は「彼を後戻りさせるようなリスクのある状況には置けません」と慎重な姿勢を崩していません。
守護神エドウィン・ディアスも今季2度のIL入りで防御率10.50と苦しみ、ブルペン陣にはタナー・スコットら不安定な投手も抱えるドジャース。
佐々木がどちらの役割で戻るかは、チームの終盤戦とポストシーズンの行方を左右しそうです。
