「明日はプレーしない」、返信はたった一つの絵文字

出典:【大谷翔平】60打席ノーアーチ、画像検査は異常なし…一体何が起きているのか?矢田先生の弟子ベッツが明かした「痛い場所と悪い場所」 – 大谷翔平MLB情報局
届いたテキストメッセージに、大谷翔平が返したのは言葉ではなかった。
送られてきたのは敬礼の絵文字。それだけだった。
現地9月2日(日本時間3日)のカージナルス戦、大谷は4打数無安打で今季初の1試合4三振を喫していた。打席では右腕を気にする仕草も見せている。
試合後、ロバーツ監督は「明日彼と話をする」と欠場を示唆。その夜のうちに、テキストメッセージで欠場を通告した。
日刊スポーツの取材にロバーツ監督は「彼はとても頭のいい人だし、それが正しい決断だと分かっていると思う。だから、それ以上のことは言わなかった」と、当時のやり取りを笑顔で振り返っている。
31試合ぶりのベンチ、新たに浮上した「首」の違和感

出典:大谷翔平 安打&2四死球で3出塁!指名打者として打線を牽引😤|全打席ハイライト(9/2 vsカージナルス) – MLB Japan
大谷が欠場するのは7月30日のマリナーズ戦以来、31試合ぶり。後半戦では2度目のスタメン外れとなった。
理由は一つではない。左膝と右上腕二頭筋のコンディション不良に加え、深刻な打撃不振が重なっていた。
ロバーツ監督はここで、これまで語られていなかった部位の違和感を明かしている。「彼が訴えたのは主に右上腕と首のまわり、そのあたりのエリアで、しっかり力が入らないという感覚だった」
それでも負傷者リスト入りは否定した。「負傷者リストについては今は考えていない。今は日々の状態を見て判断する状況だと思っている」
直近12試合の打率は.130、46打数6安打で本塁打・打点ともにゼロ。60打席連続で本塁打が出ない状態は、ドジャース移籍後で最悪の記録だった。
サヨナラ勝利の歓喜、大谷は4分で球場を後にした

出典:♦️ドジャース・劇的逆転サヨナラ勝利の瞬間♦️大谷翔平選手も大喜び⚾️ドジャースは見事な逆転サヨナラ勝利でスイープを逃れる⚾️2026年9月3日 – Shinsuke Handyman
大谷を欠いたこの日のラインナップは、1番・センターにエドマン、4番・一塁にフリーマン、DHにはコールが入った。
試合は終盤までもつれる。9回1死からエドマンが安打で出塁し、ベッツが四球で続くと、テオスカー・ヘルナンデスがサヨナラの適時二塁打を放った。ドジャースは3-2で連敗を2で止めている。
パーカー姿でベンチにいた大谷は、劇的な幕切れに歓喜の輪へ加わった。
ただし長居はせず、わずか4分で球場を後にしている。
この日、大谷は球団と会談の場を持つ見込みと報じられた。投手復帰を含めた今後の方針が話し合われるとみられている。
明日の出場は「未定」、10月に懸ける自信

焦点は、現地9月4日(日本時間5日)から始まるナショナルズ3連戦での出場可否に移る。
ロバーツ監督は「彼の名前だけで起用するつもりはない」とし、チームへの有益性を最優先する考えを示した。判断材料は、休養による本人の感覚だという。「休んだことによる感じ方や身体の反応などを直接聞いてから判断する」
投手としての登板は7月3日のパドレス戦を最後に止まっている。ゴームズGMは「得られるメリットがデメリットを上回らないのであれば、投げるのをやめるという判断をする」とし、打者としてのパフォーマンスを犠牲にしない方針を明言した。
欠場までの成績は129試合で打率.279、30本塁打、80打点、OPS.906。ナ・リーグ西地区首位を走るドジャースにとって、大谷の状態管理は9月以降の重要な課題になっている。
ロバーツ監督は「皆が期待している大谷を、10月には見ることができると私は非常に自信を持っている」と語り、目先の数週間を乗り切ることに重きを置く姿勢を強調した。
