一塁と二塁の間で挟まれた7回

出典:速報!豪快ヒットも衝撃の結末!大谷翔平 第4打席【8.12現地映像】ロイヤルズ2-4ドジャース1番DH大谷翔平 7回裏1死ランナー1塁 – 大谷翔平ファン倶楽部
ドジャースタジアム、7回1死一塁。
大谷翔平が右前打を放ち出塁しました。一塁走者のロハスは三塁へ進みます。
続くパヘスが浅い右飛を打ち上げると、大谷は一塁を飛び出し、一・二塁間で止まってしまいました。
挟殺プレーの末にタッチアウト。三塁走者ロハスも生還できず、無得点の併殺で終わっています。日刊スポーツが伝えました。
これでオールスター明け、後半戦だけで走塁死は6度目です。
一塁ベースが空いていたのに、なぜ戻らなかったのか

出典:【大谷翔平】27号2ランにスクーバルやらが明かした衝撃的な本音にランディ・ジョンソンやビックパピら絶句 – 大谷情報局
このプレーで目を引いたのが、一塁ベースが空いていた点でした。
戻ればセーフになっていた可能性が高い場面です。
NHK BS解説を務めた今中慎二氏は「戻ればなんとかセーフになっていたと思いますけど」としつつ、「わざと飛び出したんですかね」と指摘しています。
挟まれている間に、三塁走者ロハスを生還させる狙いがあったのでは、という見立てです(日刊スポーツ)。
結果的にロハスは生還できませんでしたが、単純な判断ミスではなく、犠牲を伴う走塁だった可能性も浮かんできます。パヘスの打球は浅い右飛で、本来なら一塁走者が慎重に戻るべき場面でした。それでも大谷は迷いなく飛び出しています。
左膝を抱えたまま迎えた「6度目」

出典:大谷翔平 メジャー通算6回目のシーズンでついに松井秀喜超え!?【大谷翔平/海外の反応/YouTube/ドジャース/賞賛】 – baseballファン倶楽部【大谷翔平】
後半戦の走塁死は、これが初めてではありません。
フィリーズ戦で二塁を狙って憤死、メッツ戦では三塁打を狙って憤死。8月2日のレッドソックス戦ではタッチアップで二塁を狙い、憤死しました(サンケイスポーツ)。
8月4日のカブス戦ではけん制で帰塁したものの、カブス側のチャレンジで判定が覆りアウトに。この試合はタッカーの好返球で鈴木誠也にも走塁死があり、ロバーツ監督は「我々はこういう野球をするチームではない」とチーム全体に苦言を呈しました。結果は今季ワーストタイの4連敗です。
8月8日のダイヤモンドバックス戦では二盗を試み失敗、3試合連続の盗塁失敗となっています。この時大谷は強いジェスチャーでチャレンジを求めましたが、ドジャースは行使しませんでした。
大谷本人は「自分が100%の状態でセーフになると思っていても、スピードが出ないと一発でアウトになるケースもある」と、走塁判断の難しさを語っています。「タイミングを見極めながら走るというのは今一番難しい」とも打ち明けていました。
6月から抱える左膝の炎症が、トップスピードを妨げているとみられます。中断していた投球練習も、8月8日にようやく17日ぶりに再開したばかりでした。米ローカルメディアの記者からは「球宴以降の走塁死はこの2年半より多い」との声も出ています。
27号逆転2ランと、途切れなかった3連勝

出典:速報!今季27号㊗️豪快2ラン逆転ホームラン!大谷翔平 第2打席【8.12現地映像】ロイヤルズ2-1ドジャース1番DH大谷翔平 3回裏1死ランナー2塁 – 大谷翔平ファン倶楽部
一方でこの試合、大谷は3回に6試合ぶりとなる27号の逆転2ランを放っています。
打球速度109.5マイル、飛距離397フィート。相手投手はリンチでした。
この日は4打数2安打2打点、チームは3連勝で締めくくっています(スポーツ報知)。
走塁死が続く中でも、8月10日のロイヤルズ戦では86日ぶりとなる盗塁を決め、7回に決勝の生還も果たしていました。5月16日以来、実に86日間も盗塁から遠ざかっていた状態からの1本です。
このときロバーツ監督は積極的な走塁について「何か問題がありましたか?」と逆に問い返し、消極的にならないよう促しています。
走塁死は6度を数えましたが、この日のドジャースは打撃と走塁の両方で結果を出した一戦でもありました。
