前日の「明日は出る」発言、23時間で覆った

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ロバーツ監督は前日の会見で、大谷翔平について「ショウヘイは明日ラインナップに入る」と明言していた。
ところが現地9月9日(日本時間10日)、本拠地でのレッズ戦。先発ラインナップに大谷の名前はなかった。
発言からおよそ23時間での方針転換だったと、Full-Countが伝えている。
この日は2戦連続、直近7試合では6度目のスタメン外となった。
この日のDHにはウィル・スミスが起用され、打線は1番エドマン、3番ベッツ、4番マンシーと組まれている。先発マウンドには13勝目を狙う山本由伸が上がった。
7試合で6度、3年ぶりのベンチ発生

大谷の離脱は6月11日の左膝炎症から始まり、7月3日には右上腕二頭筋に違和感が出た。この登板を最後に、今季は一度も投げていない。
9月3日(日本時間4日)のカージナルス戦でスタメン外となったのを皮切りに、4試合連続の欠場に入った。
9月5日(日本時間6日)は3試合連続スタメン外。日刊スポーツによると、エンゼルス時代の2023年9月以来、実に3年ぶりの事態だという。
この時点で監督は右上腕二頭筋に加え首付近の違和感にも触れ、「状況次第ではIL入りも選択肢」と言葉を変化させていた。
打撃成績も急降下
休養に入る前13試合は51打数7安打、打率.137。本塁打なしは13試合64打席に達し、ドジャース移籍後で最も長い不発期間となった。
さらに際立つのが月単位の落差だ。2026年9月はここまで3試合で打率.111。前年2025年9月は24試合で打率.312、10本塁打を記録していた時期だけに、コントラストは大きい。
IL回避の“長期離脱”とロバーツ監督の方針

出典:【大谷翔平】2戦連続欠場でもIL回避へ…元監督マドンがド軍の“二刀流管理”に警鐘「なぜもう体を動かす?」【ドジャース】 – Shohei Chronicle
故障者リスト入りには最低15日間の離脱が義務づけられている。
大谷はここを避けながら休養を重ねており、サンケイスポーツは「IL回避も“長期離脱”」と表現した。
ロバーツ監督は、トレーナー陣の助言を受けて段階的に負荷を上げていく考えを示している。
「できるだけ100%に近い状態にするため、ゆっくり作り上げよう」という趣旨の説明だ。
来季についても二刀流継続の方針は揺らいでいない。「我々は、彼を二刀流選手として見ている」と、投打どちらかへの専念は選択肢にないと語った。
残り18試合、マジック7のドジャースが抱える判断

9月8日時点でレギュラーシーズンの残り試合は18。チームは6連勝中で、ナ・リーグ西地区優勝のマジックナンバーは7まで縮まっている。
ベースボールチャンネルによれば、大谷本人は「立っていられるなら試合に出るべきだ」という姿勢で出場継続を望んでいるという。
一方の監督は「見た目通り体調が優れないなら、誰の役にも立たない」と、休養を優先する考えを崩していない。
両者の間にある温度差が、ここまでの起用の揺れにつながっているとみられる。
9月8日の試合では代打待機のまま出番が回らず、大谷は試合終了の15分後に球場を後にした。
ポストシーズンを見据えた起用がどこに落ち着くか、残り試合の采配が焦点になる。
