21日ぶりの取材で語られた「Most likely no」

出典:【大谷翔平】3戦連続欠場もドジャース3連勝!代役1番エドマン逆転弾!「実際に3日間やって分かった」翔平への本音に驚愕 – Shohei Chronicle
ドジャース・大谷翔平が9月7日(日本時間8日)、本拠地レッズ戦に「1番・DH」で5試合ぶりに先発出場しました。
試合後、大谷は8月17日以来21日ぶりとなる取材に応じ、今季の投手復帰を事実上断念すると明かしています。
「ほとんどの確率でそれはないと思うので、バッティング、オフェンスの方に集中したい」
英語圏メディアには “Most likely no” と答え、投げる可能性がほぼないことをはっきり伝えました。
注目したいのは、その理由です。
大谷は「無理をしてバッティングの方で出られないってのが一番嫌だ」と語っています。
投げること自体より、投球が引き金になって打者としても離脱する最悪の展開を避けたかった、という発言です。
迷いを見せた本人の言葉

出典:「文句しか言われない職業だったのに…」審判引退の最後の日に大谷がまさかの行動・・【大谷翔平】 – 17番情報局
断念の裏には、シーズン終盤ならではの葛藤がありました。
「動いて負荷をかければ直りは遅くなって、ピッチングでもバッティングでも早く直すのであれば、何もせずに休むのが一番いいと思うけど、まだ試合も残ってますし、今シーズンもあるのでそこに集中したい」
休養に専念すれば治りは早いが、シーズンはまだ続く。その板挟みの中で「打撃優先」を選んだ形です。
「残念でもありますし、そこも含めて今年の1年間の反省点かなと思う」とも述べ、二刀流完走がならなかったことへの悔しさもにじませました。
投手としては7月3日(同4日)のパドレス戦を最後に、マウンドから遠ざかっていました。
ロバーツ監督が重ねた伏線

出典:【大谷翔平】31試合ぶり休養…ロバーツ監督が明かした“数週間の異変”「なぜ今まで止めなかった?」敵将マーフィー視点で判断を検証【ドジャース】 – Shohei Chronicle
実は監督側の発言を追うと、断念に至る流れが読み取れます。
9月2日(同3日)、ロバーツ監督は投手復帰断念の可能性に初めて触れ「選択肢としてはあるよ。まだそこまで来てはいないけど」とコメント。
9月4日(同5日)には「今は投げていない。ここ数日はプライオボールも使っていない」「間違いなく後ろにずれる」と後退を認めました。
そして9月6日(同7日)、大谷本人が語る前日には「予見できる将来、彼がマウンドに立つことはない」と踏み込んでいます。
オープナーとして短いイニングだけ投げる案についても「それはないだろう」と否定し、「投げないことはプラスになっていると思う」とまで語っていました。
前々日には「カレンダーと、この1週間でどれだけ投げたかを見れば皆、計算はできる」とも話しており、数字だけで結論が見えていたことがうかがえます。
3か所の不調と、64打席ノーアーチ

出典:🔥⚾ 大谷翔平に衝撃…今季の「投手復帰」を断念へ!「ほとんどの確率でそれはない」二刀流完走ならず…64打席ノーアーチの異変に本人が語った「残念」と「反省点」 – 日本ニュース12
今回の欠場理由は、左膝の痛み、右上腕二頭筋の張り、首周辺の違和感の3か所でした。
故障による連続欠場は、エンゼルス時代の2023年9月以来3年ぶり。ドジャース移籍後では初めてのことです。
打撃面への影響も数字に表れています。
復帰戦は3打数無安打1四球2三振に終わり、連続打席ノーアーチは移籍後ワーストとなる64打席まで伸びました。
今季の投手成績は14先発8勝2敗、防御率1.79、95奪三振。打者としても133試合で打率.279、30本塁打、OPS.906を残しています。
チームは復帰戦を含め5連勝で87勝57敗、地区優勝マジックは「8」まで縮まりました。
レギュラーシーズンの残りは20試合。打者専念のまま、ポストシーズンに向かう可能性が高くなっています。
