投じた1球目が、そのまま消えた

出典:【衝撃】山本由伸の13勝目は消滅も捕手の神チャレンジに大興奮 – 大谷翔平インサイト
2026年8月27日、敵地アトランタのトゥルイスト・パーク。
山本由伸が投じたこの日の第1球を、ブレーブスの先頭打者ボールドウィンが振り抜いた。
打球は右翼中段のレストラン付近まで一直線。中日スポーツによれば打球速度170.9キロ、飛距離122.5メートルという一発だったという。
この1点がそのまま決勝点となり、ドジャースは0-1で完封負け。山本に今季8敗目(12勝8敗)がついた。
渡米後、山本が先頭打者にいきなり初球を叩かれるのはこれが3度目。2024年5月のマーリンズ戦(チザム)、2025年8月のエンゼルス戦(ネト)に続く形で、先頭打者被弾自体は4度目になる。
2回以降は完璧、それでも味方の援護はゼロ

初回の1発以降、山本の投球は一変した。
6回1/3を105球、被安打4、奪三振8、与四球1、失点は初回の1点のみに抑える内容で、これで3試合連続のクオリティースタート。
7回に内野安打と盗塁、四球で一、二塁のピンチを招いたところで降板したが、そこまでの投球内容は崩れていなかった。
問題は打線だった。相手先発クリス・セールの前に沈黙し、援護は最後まで0点。
この試合前、山本は12勝7敗・防御率2.61でリーグ4位につけていた。勝てば渡米後最多となる13勝目で、ロッキーズの菅野智之と並ぶ日本人最多勝の単独トップに浮上する状況だったという。
前回のパイレーツ戦でも7回途中2失点で13勝目の権利を持って降板したが、その後救援陣が打たれて白星が消えた経緯がある。2試合続けて、13勝目にあと一歩届かなかった。
相手はサイ・ヤング左腕、7年ぶりの完封

出典:山本由伸7回途中1失点の好投も、クリスセールが完封勝利😭ドジャース vs ブレーブス MLB配信⚾26/8/28 – 【まめ十郎】ポジる実況
この日先発したセールは37歳、2024年のサイ・ヤング賞(投手三冠)左腕。
9回を投げ切って11奪三振の完封勝利で、完封自体が7年ぶりだったという。
大谷翔平との対戦では100.1マイル(約161キロ)を計測。100マイル超は2018年7月のロイヤルズ戦以来、8年ぶりだった。
大谷はこの日、セールを前に二ゴロ・三振・三振と3打席とも凡退している。
前日(日本時間8月27日)の同カードでもドジャースは5-6でサヨナラ負けを喫していた。この試合では佐々木朗希が救援登板し、3回1/3・66球で4失点を許している。
2連敗に続くこの日の敗戦で、ドジャースはブレーブスに3連戦をスイープされる形となった。
ポストシーズンを見据えた一戦だった
![【現地速報】エース山本由伸 ポストシーズン24年ぶりとなる2試合連続完投勝利で1勝1敗に![ドジャース番記者の50/50 vsブルージェイズ ワールドシリーズ第2戦振り返り]](https://img.youtube.com/vi/q6DXfIJWOcQ/hqdefault.jpg)
この試合は、ポストシーズンのシード順争いがかかった位置づけの一戦だったという。
山本は防御率でリーグ4位、セールはリーグ2位。両リーグを代表する投手同士の対決が実現した試合でもあった。
山本の防御率は今回の1失点を含めても2.56。数字自体は大きく崩れていない。
ただ、菅野智之との日本人最多勝争いは今回も動かず、13勝目到達は次回登板以降に持ち越しとなった。
