被安打7本なのに1失点。ゴロアウト13個という答え

出典:【山本由伸】7回1失点の快投で4勝目!被安打7でも1失点の投球術にレジェンドが脱帽…ブルペンの38回連続無失点と球団記録を更新も称賛【大谷翔平】 – 大谷翔平レジェンド
普通なら「7安打を浴びた」と聞けば、大量失点を想像します。
でも山本由伸の答えは違いました。2026年5月24日(日本時間25日)、敵地アメリカン・ファミリー・フィールドでのブルワーズ戦で、7回を投げて被安打7、自責点1、92球という内容でマウンドを降りています。
Full-Countの報道によると、この日記録したゴロアウトは13個。山本由伸の自己最多となる数字です。
三振は3個にとどまった一方、ゴロ併殺打を2度奪うなど、「打球の方向を管理する」ピッチングでブルワーズ打線を封じ込めました。
結果、ドジャースは5-1で快勝。山本由伸は今季4勝目を手にしています。
2回の失点後、6回の窮地をどう切り抜けたか

1回:先頭打者の安打をすぐ帳消しに
1回、先頭のチョウリオに三塁内野安打を許しました。
ただ、次打者のトゥラングをスプリットで遊ゴロ併殺に打ち取り、あっさり無失点で切り抜けています。
この立ち上がりの場面が、この日の投球内容を象徴していました。
2回:唯一の失点はカットボールの甘さから
デイリースポーツの報道によると、2回に先頭打者へ死球を与えた後、6番ミッチェルに甘く入ったカットボールを捉えられ先制を許しています。
この試合で失点したのは、この1点だけでした。
6回:連打を浴びながらゴロ併殺で無失点
6回には2本のヒットを浴び、得点圏にランナーを背負う場面がありました。
ここでも結末はゴロ併殺。同じ方法でピンチを脱し、マウンドを守っています。
「打たせて取る」というスタイルが一貫していた試合でした。
タッカーとパヘスが5回に逆転、最後は5-1の快勝

出典:タッカー、山本由伸に大絶賛コメント!!!! – ミスターフルスイングch【時事ネタまとめ】
打線は1-0でリードされた状態から5回に爆発しました。
Yahoo Sports(英語版)の報道によると、カイル・タッカーが2点適時三塁打を放ち一気に逆転。さらにアンディ・パヘスが2ランホームランを追加し、この回だけで4点を奪っています。
最終スコアは5-1。山本由伸が7回を投げ切った時点で4点のリードがあり、ブルペンへ安心してバトンを渡せる展開でした。
なお、大谷翔平はこの試合3打数0安打2四球とノーヒット。打線の牽引役はタッカーとパヘスでした。
相手監督が「最も支配的」と認めた投球内容

出典:今永昇太 獲得で実現!ドジャース「最も支配的な先発5人組」誕生の全貌!山本由伸と強力ローテーションを組む可能性【MLB市場分析】 – 野球魂チャンネル
ちょっと意外なのが、敗れたブルワーズ側の反応です。
THE ANSWERの報道によると、ブルワーズのパット・マーフィー監督は試合後、前日登板したブレイク・スネルと山本由伸を並べて「2人とも素晴らしかった。これまでに成し遂げた中で最も支配的だった」と語っています。
被安打7本で「最も支配的」という評価は、一見すると矛盾しているように見えます。
ただ、ゴロアウト13個・併殺2度という数字を踏まえれば、点を取れる雰囲気を徹底的に消された試合だったことが伝わります。
この一戦でドジャースは2024年7月以来初めてミルウォーキーでのシリーズ制を達成。現在進行中のロードトリップは9試合で7勝2敗、1試合平均6.3得点と好調が続いています(Dodger Blue報道)。
山本由伸の今季通算成績はこれで4勝4敗、防御率3.09。三振よりゴロを選ぶスタイルが、シーズン後半に向けてどう機能するか注目です。
