アンドゥハーの一打が、試合の全てを決めた

出典:延長18回、山本由伸が中1日でブルペンへ…その覚悟に応えたフリーマンの一撃と日本人トリオ歓喜のハグに世界が泣いた – ベンチの笑い声
2026年5月18日(日本時間19日)、サンディエゴのペトコパークで行われたパドレス対ドジャース戦。
山本由伸は7回1失点・8奪三振の好投を見せましたが、ドジャースは1-0の完封負けを喫しました。
今季4敗目(3勝4敗)。試合を左右したのは、初回に生まれたたった1本のソロ本塁打でした。
初回カウント2-2、運命のスプリット
場面は初回1死。パドレス2番・ミゲル・アンドゥハーとの対決で、山本はカウント2-2からスプリットを投じました。
ところがそのボールが高めに浮いた。アンドゥハーはその一球を見逃さず、左翼席へ弾丸ソロを放り込みました。
推定飛距離376フィート(約114m)。アンドゥハーにとっては今季4号の一打です。
サンスポの報道によると、被弾直後の山本はマウンド上で茫然とした様子が見られたとのこと。
この初回だけで山本は計27球を費やす苦しい立ち上がりとなりました。
2回以降は圧巻の6イニング

出典:エース同士の死闘🔥山本由伸7回107球8奪三振1失点HQSの圧巻の投球🔥 – ドジャース&日本人MLB速報
初回の苦しさとは打って変わり、2回以降の山本は別人のような投球を見せました。
2回から7回の6イニングで許した安打はわずか2本。失点はゼロです。
三振はこの間も積み上げ、最終的に合計8奪三振。今季最多となる107球(一部報道では108球)を投じ、7回でマウンドを降りました。
2回以降に得点圏にランナーを背負う場面はほとんどなく、スポーツ報知の報道でも初回被弾後の立て直しが評価されています。
「8三振」という数字の意味
この試合で山本が奪った8奪三振は、同日の相手先発・マイケル・キングの9奪三振に次ぐ水準の数字。
Dodgers Digestは「lack of run support dooms Yamamoto again(また援護なしで山本が沈む)」と表現しており、山本の投球内容そのものへの評価は決して低くありません。
キング9三振、ミラーMLB最多15セーブの壁

出典:山本由伸、誤審で3者連続3球三振逃す!! #mlb #野球 #ドジャース – パンチアウト 英語学習ハイライト
山本の力投が報われなかった背景には、パドレス投手陣の完璧な仕事がありました。
先発のマイケル・キングは7回4安打・9奪三振・無失点。山本の8三振を上回る内容でドジャース打線を封じ込め、勝利投手となっています。
ミラーが修羅場を乗り越えてセーブ完成
8回以降はクローザーのメイソン・ミラーが登板しましたが、いきなり2連続四球で無死一二塁のピンチを招きます。
一瞬逆転の可能性もある状況でしたが、ミラーは後続3人を打ち取る底力を発揮。
最後の打者・アンディ・パヘスが三ゴロに倒れ、スコアは1-0のまま試合終了となりました。
このセーブでミラーは今季15セーブ目を記録。MLBトップの成績をさらに積み上げています。
5連勝中のドジャースが1点差に屈した一戦

出典:山本由伸7回1失点の好投も無援護😵💫ドジャース vs パドレス MLB配信⚾26/5/19 – 【まめ十郎】ポジる実況
意外と知られていないポイントとして、ドジャースはこの試合前まで5連勝中でした。
その勢いをたった1点で止めたのが、キング&ミラーというパドレスの盤石なリレーです。
1-0というスコアは「打線が打てなかった」だけでなく、「相手投手がそれだけ凄かった」という側面もあります。
4試合連続で本塁打を許したという課題はありつつも、7回8三振1失点という今試合の内容は水準を保っています。
山本は3勝4敗となりましたが、次回登板での巻き返しに注目が集まります。
