兄は選ばれ、弟は選ばれなかった。
2026年5月15日、森保一監督がW杯北中米大会(6月11日開幕)の日本代表26名を発表。ドイツ・マインツ05所属のMF佐野海舟(25歳)が初選出を果たす一方、弟でオランダ1部NECナイメヘン所属のMF佐野航大(22歳)は落選しました。
日本代表史上初となる「兄弟同時W杯選出」は、実現しませんでした。
「弟の思いを背負って戦いたい」帰国会見での発言

出典:🇯🇵覚悟が違う…佐野海舟が涙の決意告白🔥「全員の想いを背負ってW杯へ」弟・航大への言葉にも感動😭⚽ – Japan 24アラート
5月18日、帰国した佐野海舟はメディアの前で弟への思いを率直に語りました。
サッカーキングの報道によると、海舟は「(弟とは)もちろん話しましたし、いろいろな思いがあると思うので、自分はそれも背負ってやっていきたい」と発言。
「弟の思いを背負って戦いたい」という言葉には、兄としての責任感がにじんでいます。
発表直後には「日本代表としてワールドカップに挑めることを光栄に思います。これまで支えてくださった方々への感謝を忘れず、チームの力になれるよう全力を尽くします」とコメントを発表しており、初のW杯選出を静かに、しかし力強く受け止めた様子でした。
弟・航大は「もう切り替えていた」

出典:【テロップ入り】サッカー・佐野海舟が帰国 W杯メンバー選出で「責任感」 怪我で「出られない人の思いも背負って」 – デイリースポーツ【公式】
落選した航大の様子について、海舟は意外な事実を明かしています。
東スポWEBの報道によれば、「連絡を取ったときにはもう切り替えていた」と語り、弟がすでに前を向いていたことを明かしました。
NECナイメヘンの指揮官も「(航大は)とても落ち着いていた」とコメント(Qoly報道)。
22歳の若さでの落選は決して簡単に受け入れられるものではないはずですが、その切り替えの速さにはプロとしての成熟さが見えます。
注目すべきは、オランダ紙「デ・テレグラフ」が今大会メンバー発表での「最も顕著な落選者」と航大を評したこと。
海外メディアが特筆するほど、22歳の落選は世界的に注目を集めていました。
兄弟それぞれの「次のステージ」

W杯選出後も、佐野海舟をめぐる状況は慌ただしく動いています。
Qolyの報道によると、プレミアリーグのクラブが今夏の獲得オファーを準備中とされており、マインツ側は移籍金として45億円以上を要求しているとも伝えられています。
一方、弟・航大も移籍市場で引く手あまたの状況です。
ポルトガルへの移籍報道が浮上しており、6クラブが争奪戦を繰り広げているとの報道も出ています。W杯の代表メンバーに入れなかったとはいえ、そのポテンシャルへの評価は国際的に高いまま。
むしろ「最も顕著な落選者」という評価が、逆に市場価値を証明する形になっています。
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意外と知られていない事実: 兄・海舟は2000年12月30日生まれの25歳で、弟・航大は22歳。3歳差の兄弟が同じタイミングでヨーロッパのトップリーグで活躍し、どちらも日本代表候補として名前が挙がるほどになったのは、日本サッカー史でも珍しいケースです。
今後の注目ポイント

出典:【速報】佐野海舟、W杯へ「弟の思いを背負って戦いたい」落選の佐野航大への熱い誓い – サッカー速報まとめ【ネットの反応集】
2026年6月11日に開幕するW杯北中米大会で、佐野海舟がボランチとしてどれだけの存在感を発揮できるか。
「弟の思いを背負う」という言葉の重さを、ピッチ上で体現できるかどうかが最大の見どころです。
一方の航大は、W杯落選後にどのクラブを選ぶかがサッカーファンの関心を集めています。
オランダでの活躍が評価され、ポルトガル移籍が実現すれば、2年後のW杯予選での代表復帰へ向けた新たなスタートになるかもしれません。
