初回1球目からフルスイング、8号先頭打者弾の中身

出典:福永裕基2試合連続先頭打者ホームラン🏏雨予報を覆し美しい夕焼けの神宮の空に高く舞い上がりました☄️シーズン二桁本塁打も視野に入る第8号です✨ – ROOM-KAZU
2026年9月5日、東京ヤクルト戦(明治神宮野球場)。
中日の1番・二塁を任された福永裕基が、初回の第1打席で先制ソロを放った。
カウント1ボール1ストライクから、ヤクルト先発・高橋奎二の3球目。内角のカットボールを強振し、左翼席へ運んだ。今季8号、自身のキャリアハイをさらに更新する一発だった。
この一打が特別なのは、前日9月4日の同カードでも初回先頭打者本塁打を放っていたことにある。
9月4日は、約3カ月ぶりに1軍復帰したヤクルト先発・高梨の2球目、外角148キロ直球を捉え、右中間スタンドぎりぎりへ運ぶ7号先頭打者ソロだった。試合は雨のグラウンド不良により1-1の引き分けに終わったが、福永自身は「打った瞬間はどうかなと思いましたが…」と振り返り、「もっと、まだまだ増やしていけるように」と話していた。
2試合連続で初回に先頭打者本塁打を放ったのは、中日の球団史上初めてのことだと日刊スポーツが報じている。
コールズ以来、そしてNPB史上39人目という重み

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福永の初回先頭打者本塁打は、この2試合で今季4本目になる。
8月22日には140キロの内角直球を左中間スタンドへ、8月27日には阪神・下村の初球147キロ直球を右翼席へ運んでいる。特に8月27日の一発を含む月間2本の初回先頭打者弾は、中日では2018年8月の平田良介以来8年ぶりだったという。
中日スポーツによれば、シーズンでの先頭打者弾4本というペースは、1996年に6本を放ったダネル・コールズ以来の水準にあたる。当時のコールズは打率.302・29本塁打・79打点というシーズンを送っていた選手だ。
スケールをNPB全体に広げると、2戦連続以上の初回先頭打者弾は史上39人目・45度目、セ・リーグに限れば24人目・28度目にあたるとスポーツ報知は伝えている。
ちなみにプロ野球記録は1993年、阪神・松永浩美が達成した3試合連続。奇しくもこの記録も対戦相手はヤクルトで、3本目は同じ神宮球場だった。
「たまたまです」福永本人が語った一言

出典:【9/5超速報!】ドラゴンズ福永裕基、2試合連続の先頭打者ホームラン!2026/9/5(土) – aroundsingers2009
球団史上初の快挙について、福永本人はどう語ったのか。
9月5日の一発について聞かれた福永は「たまたまです」と一言。派手な言葉を並べるタイプではないことがうかがえる。
打席内容については「打ったボールはカットボールです。いいスイングができたと思います」と、手応えを口にした。
8月22日の先頭弾の際には「1番を打つ時、第1打席は意識するところ。ガンガン振っていこうとは心がけている」と、初球から積極的にフルスイングする姿勢を明かしていた。今回の8号も、その狙い通りの結果と言えそうだ。
ちなみにヤクルト側でも8月25・26日に長岡秀樹が2試合連続の初回先頭打者弾を記録しており、今シーズンは神宮球場を舞台にした先頭打者弾の話題が続いている。
今季.283・7本塁打、4-4のシーソーゲームの行方

出典:2026年9月2日 ヒーローインタビュー #福永裕基 選手 #村松開人 選手 #井上一樹 監督 – 中日ドラゴンズ公式チャンネル
9月4日時点のスポーツナビの表示では、福永は96試合に出場し打率.283、7本塁打、25打点。9月5日の一発でこの数字はさらに更新される。
従来の自己最多本塁打は2024年の6本だったが、今季はすでにそれを2本上回っている。2試合連続本塁打自体も、2024年9月20〜21日のヤクルト戦(神宮)以来、自身2度目のことだ。
肝心の9月5日の試合は、サノーの2ラン、石川昂弥のソロ、ヤクルト・オスナの同点3ランなどが飛び交う展開になり、7回表の時点で4-4。
福永の一振りが試合の流れを左右する場面は、今後も続きそうだ。
