小学校を卒業したばかりの少女が、たった一人で上海行きの飛行機に乗った。
待っていたのは、雀荘を営む祖母との2人暮らし。
麻雀プロで元「non-no」専属モデルの岡田紗佳さんは、中学に上がる直前からこんな生活を送っていた。
一方の高校時代は、青山学院高等部でスカウトを待つという明確な目的を持って過ごしている。中学と高校、それぞれの時代に何があったのか、本人の発言をもとに整理していく。
岡田紗佳の中学時代

出典:小学生で1人中国へ・馴染めなかった中学時代・高校時代はヴィジュアル系にドハマり! 幼少期からプロ雀士になるまでを語ります!【岡田紗佳】 – 岡田紗佳のぴぴぴちゃんねる
日本人の父と中国人の母のもとに生まれた岡田紗佳さん。
6歳までは日本で両親と暮らしていたが、母から「中国語を勉強しに、小学校を卒業してきなさい」と言われ、単身で中国・上海へ渡った。
上海の祖母との5年間
上海では雀荘を経営する祖母と2人暮らしになり、小学校卒業から中学生になるまでこの生活が続いた。
娯楽は週2時間のゲームと1日30分のテレビのみ、ポテトチップスは1日5枚までというスパルタ教育だった。
5年間で日本の中学2年生レベルまでの教育を受け、この時期に初めて中国麻雀を体験している。
2020年4月6日のモデルプレスの記事では、当時の心境について「幼い私には何も理解できず、『両親に捨てられた』と思った」「中国での生活は今でもあまり思い出せない」と綴っていたことが伝えられている。
上海で身につけた北京語と上海語は今も特技として生きており、伝統楽器「古筝」の演奏もできるという。
帰国後になぜ「馴染めなかった」のか
2024年9月18日公開の自身のYouTube動画には、「小学生で1人中国へ・馴染めなかった中学時代」というタイトルが付けられている。
馴染めなかった理由について、Number Web(2022年7月15日)のインタビューでこう語っている。
「言われなくても求められる感じというか、『察する力』や『空気を読む力』があまり養われていなかった」
上海では「自分から発言しなければ何も得られない」環境で育ったため、日本特有の空気を読む文化に戸惑ったという。
さらに自身の公式ブログ『私と中国』では、帰国直後に「廊下で通りすがっただけで『クソ中国人め!』って罵られた」経験を明かし、国籍を超えた相互理解の大切さを訴えている。
中学時代の同級生には声優の佐倉綾音さん、同じ中学の先輩には声優の小野賢章さんがいる。
芸能界への憧れは、実はこの中学生の頃から芽生えていた。「中学生くらいのころから芸能活動をしたいと思っていた」が、母には反対されていたと明かしている。
察する力を鍛えられないまま帰国した反動で、はっきり物を言うキャラクターが形成されたとも考えられる。
岡田紗佳の高校時代

出典:【アッコにおまかせ!】プロ雀士・岡田紗佳に麻雀好きアッコが質問攻め! – 【公式】TBS芸能&情報まとめ
反対されてもあきらめず、岡田紗佳さんは水面下で動き始める。
2009年、青山学院高等部へ入学した。
青学入学の本当の目的
進学先を選んだ理由が振るっている。Number Webのインタビューでは「渋谷の高校に通い、放課後に毎日そのあたりを歩いて、スカウトされてやろうという算段」と明かした。
芸能活動に反対する母を納得させる狙いもあり、「一生懸命勉強して青山学院の高等部に入学したのはそういう理由」だという。
2026年6月13日放送のテレビ東京『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』では、「青学です」と言った直後に「私、全国模試6位取ったことあります」と告白し、出川哲朗さんを驚かせている。
学力だけでスカウトを待つ立地を選んだわけではなく、母の説得材料まで見据えた高校選びだったといえる。
高3の夏、渋谷109前でスカウトされた
計画は狙い通りに実を結ぶ。
集英社オンライン(2024年3月15日)の記事によれば、「高校3年生の夏、渋谷109の前で今の事務所にスカウトされました」という。
入所後まもなく「第43回『non-no』モデルオーディション」に応募し、2011年にグランプリを受賞。2012年2月号から『non-no』専属モデルとなった。
高校生のうちに、中学時代からの目標を達成した形だ。
学校生活そのものは華やかだったようで、「学校帰りにはアバクロやラルフローレンの大きなワッペンが付いたポロシャツと紺色のミニスカート姿で渋谷の街を歩いていた」とも語っている。
点灯式と彼氏、そして「ゲームばかりの日々」
青学名物「点灯式」は、毎年11月25日までに彼氏や彼女を作るのがちょっとしたイベントになっているという。
テリー伊藤さんとの対談で、高校時代に彼氏が3人いたことを明かし、「点灯式ごとに相手を変えてる」と突っ込まれると「クラスが変わると、自然と距離が離れちゃうものなんです」と釈明した。
ところが実態はもう少し地味だったらしい。
2026年1月14日放送のテレビ朝日系『森香澄の全部嘘テレビ』で、高校時代を「勉強かゲームしかしてなくて」と振り返っている。
休み時間は男友達と「マリオカート」に熱中し、「で、女に嫌われてた」「マジでただゲームしてるだけ」と当時を回想した。
ヴィジュアル系にもハマっていた時期で、当時の彼氏も「めちゃくちゃヴィジュアル系だった」という。
2025年7月2日にはInstagramストーリーズで「JKおかだ」と題した制服姿の写真を公開し、ファンから反響を集めている。
なお、本格的に麻雀を始めたのは高校ではなく大学生になってからで、モデル仲間がアプリの麻雀ゲームをしていたのがきっかけだった。
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まとめ

出典:岡田紗佳 – 国士無双LOVE (Official Music Video) – 岡田紗佳のぴぴぴちゃんねる、Warner Music Japan
岡田紗佳さんの中学・高校時代を表にまとめた。
| キーワード | 内容 |
|---|---|
| 中学 | 小学校卒業〜中学入学の時期を上海で祖母と2人暮らし。帰国後は空気を読む文化に馴染めず苦労した |
| 高校時代 | 青山学院高等部に入学し、渋谷でのスカウトを狙う。高3の夏に念願のスカウトを受け、non-noモデルに |
上海での5年間と、渋谷109前でのスカウトという2つの出来事が、今の岡田紗佳さんを形作っている。
過去を語る舞台は、YouTubeチャンネルやテレビの企画へと移っている。
