大谷翔平、第2子誕生でチームを離れた

出典:大谷翔平、第2子誕生へ!父親産休入りで家族最優先 ドジャースが正式発表 – Samurai Legacy TV
大谷翔平選手が、試合ではなく「家庭」を理由にベンチを外れました。
2026年6月19日(日本時間20日)、ドジャースは大谷選手の第2子誕生に伴い、MLBの産休制度「父親リスト(パタニティリーブ)」入りを正式発表しました。
きっかけは米メディア「ジ・アスレチック」の記者による報道。その後、球団が正式に認めた流れです。
大谷選手は真美子夫人の出産に立ち会うため、ロサンゼルスに残ってチームを離脱しました。
6月20日の本拠地オリオールズ戦では、スタメンから外れています。試合開始の4〜5時間前の段階で、まだ球場入りしていませんでした。
球団は「彼は今週末のどこかで戻ってくる予定」とコメントしています。
「父親リスト」って何?48時間前から最長3日

出典:大谷翔平、父親リスト入りでスタメン外れる ロバーツ監督は左ひざ炎症「いい状態」も – JAPAN UP COMING
そもそも「父親リスト」、聞き慣れない人も多いですよね。
これはMLBと選手会が2011年に合意して導入した、選手が出産に立ち会うための制度です。
仕組みをまとめると、こうなります。
- 対象:出産予定の48時間前からリスト入り可能
- 期間:最短1日〜最長3日間
- 給与:リスト期間中も通常どおり支払われる
- 登録日数:メジャー登録日数にもカウントされる
- 欠員対応:リスト入りの間は代替選手が登録される
つまり、選手にとって不利益が出ないように設計された産休なんです。
ただし3日を超える場合は「制限リスト」へ移行します。
こちらは年俸が支払われず、ロースター枠から外れ、登録日数にも加算されません。3日という区切りには、こうした線引きがあるわけです。
大谷選手は2度目、ダルビッシュも鈴木誠也も使った

出典:【癒し動画】みんなで仲良く遊ぶ大谷翔平・ダルビッシュ有・鈴木誠也【MLBtheshow22】 – グランドスラム
実は大谷選手が父親リストを使うのは、今回が初めてではありません。
2025年4月18日(日本時間19日)、第1子となる長女の出産に備えて、初めてリスト入りしています。敵地レンジャーズ戦などを欠場しました。
そのときロバーツ監督は「彼と真美子は(出産を)控えている。私が知っているのはそれだけ。いつ戻ってくるかは分からない」と話していました。
第2子でも、同じ制度を利用した形です。
そして、この制度を使った日本人選手は大谷選手だけではありません。
- ダルビッシュ有(パドレス):2022年8月
- 鈴木誠也(カブス):2022年9月
- 田中将大(ヤンキース時代):2019年6月
MLBでは、第一線で活躍する選手が出産で離脱するのは、もう珍しいことではないんです。
「3日は短い」?日本で広がった議論

出典:マジかよ…大谷翔平1試合3本塁打の固め打ち!現地LAファンはお祭り騒ぎ!ドジャースvsブルワーズ – 熱中高校野球部
今回のニュース、日本では制度そのものへの注目が集まりました。
「世界一の野球選手ですら産休を取る」と驚きの声が広がり、同様の産休制度が乏しい日本プロ野球界の遅れを指摘する声も出ています。
ダイヤモンド・オンラインの記事では、大谷選手の父親リスト入りをきっかけに「日本球界の時代遅れ」が浮き彫りになったと論じられました。
一方で、別の角度からの意見もあります。
週刊SPA!などは「3日間は短すぎるのでは」と、仕事と家庭の両立の難しさを指摘しました。
意外と知られていない事実
今でこそ家族を大切にする文化として定着した父親リストですが、導入当初のMLBでは「試合を休んでまで」という批判の声もあったんです。
それが今や、誰もが当たり前に使える制度に変わりました。大谷選手の離脱が静かに受け入れられている事実こそ、その変化の証と言えます。
球団の発表どおりなら、大谷選手は今週末のどこかでチームに合流する見込みです。
父としての時間を過ごした後、どんな表情でグラウンドに戻ってくるのか。打席に立つ姿に注目したいところです。
