11年ぶりの大変更、ダービーが「スイング数制」に

出典:【大谷翔平】6回4失点、指から流血…ラッシングが目撃した“大谷の本当の姿”とは【海外の反応/MLB/メジャーリーグ/野球】 – 翔平の世界
MLBが、オールスター名物のホームランダービーのルールを大きく変えます。
2015年から11年間続いた「制限時間(クロック)制」を廃止し、各打者に決められた本数だけスイングが与えられる「スイング数制」へ。これはThe Athleticのエバン・ドレリッチ記者らが報じた内容です。
方式そのものの抜本変更は2014年以来。野球ファンには地味に大ニュースなんです。
具体的な本数はこうです。
- 1回戦:20スイング
- 準決勝・決勝:各15スイング
さらにボーナスルールも。最後のスイングが本塁打だった場合、本塁打が出なくなるまでラウンドが延長されます(ClutchPointsの報道)。
なぜ今変わった?Netflixが動かした見直し

出典:shohei ohtani【大谷翔平】なぜ日本だけNetflix独占?地上波消滅の理由 – 大谷翔平
きっかけは、中継局の交代でした。
ホームランダービーの中継は約30年続いたESPNから、2026年よりNetflixへ移行します(Netflix Tudumの公式発表)。
そのNetflixが新規参入にあたり、リーグや選手に改善点を聞き取り調査。これがルール見直しの大きな動機になったと東スポWEBやAwful Announcingが伝えています。
選手側の不満も背景にありました。
ブライス・ハーパーらが旧ルールへの懸念を表明していた、とYahoo Sportsは報じています。
旧ルールの負担はデータにも出ていて、昨年のダービーでは参加者全員が1ラウンド平均43スイング以上を記録(THE ANSWER)。これがどれだけハードか、次の話で実感できます。
大谷翔平が68スイング28本、2021年の死闘

大谷翔平にとって、このルールは他人事ではありません。
2021年7月、エンゼルス時代に初出場した大谷は、1回戦でフアン・ソトと延長戦の末に敗退。THE ANSWERによると、このとき大谷は合計68スイングで28本塁打を放っています。
試合中はチームメイトの菊池雄星がドリンクを差し入れて援護したというエピソードも。それほど消耗する戦いでした。
この過酷さを理由に、大谷はその後出場を辞退し続けてきました。
同じく辞退してきた選手として、アーロン・ジャッジの名前も挙がります(SPREAD)。
大谷自身は現行ルールについて「投球数の制限、スイング数の制限、飛距離重視などの方法があり得る」と提案していました(Dodgers Nation)。今回のスイング数制は、その意向に沿う形と言えます。
2026年の出場は?ロバーツ監督は慎重

出典:「スーパースターにも、甘えたい時がある…」指に包帯を巻かれている時、大谷翔平がロバーツ監督に突然甘えた。その可愛らしい行動に全員が笑い、胸を打たれた。【海外の反応/MLB/速報】 – 大谷研究室
では、ルールが緩くなったことで大谷は出るのか。ここは現時点で不透明です。
2026年のホームランダービーは7月13日、フィラデルフィアのシチズンズ・バンク・パークで開催。オールスター本戦は翌7月14日です(ClutchPoints)。
ただ、大谷は二刀流で投手復帰を進めており、サイ・ヤング賞も狙う立場。
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督も、何度も繰り返すスイングによる身体的負担を理由に、出場には消極的な姿勢を示しています(ESPN)。
ルールは追い風でも、起用判断は別問題というわけです。
意外と知られていない事実
実は2025年のオールスターは、史上初の「スイングオフ」で決着しています。
9回終了時に同点となった後、各チーム3選手が3スイングずつ放つ新タイブレーク方式を採用。カイル・シュワーバーが3連発を決め、ナ・リーグが勝利しました(Yahoo Sports)。
この「スイング数で競う」発想が、今回のダービー新ルールにもつながっているように見えます。
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まとめ

出典:デッドボールを当てたディアス選手のところに謝りに行く【大谷翔平選手】対タンパベイ・レイズ~シリーズ最終戦~Shohei Ohtani vs Rays 2026 – Shinsuke Handyman
2026年のホームランダービーは、時間制限を捨ててスイング数制へ。
1回戦20スイング、準決勝・決勝は各15スイング。Netflixの中継参入と選手の声が、11年ぶりの大変更を後押ししました。
大谷翔平にとっては出場のハードルが下がる改正ですが、投手復帰との兼ね合いで実際に出るかは未定。7月13日のフィラデルフィア、要注目です。
