マウンドで「愛国歌」を一人で聴いた、あの珍場面

出典:♦試合直前ブルペンピッチング♦【佐々木朗希投手】対ロサンゼルス・エンジェルス~シリーズ最終戦~Dodgers vs Angels 2026 – Shinsuke Handyman
5月17日(日本時間18日)のエンゼルスタジアム、7回表を3者凡退で締めた直後のことです。
佐々木朗希選手が一人、マウンドに立ち尽くしていました。
MLBでは日曜日の7回表終了後に「ゴッド・ブレス・アメリカ」——いわば英語版「野球場へ行こう」——が流れる慣習があります。
他の選手はベンチへ下がるのに、佐々木選手だけが知らずにその場に残ってしまったのです。
試合後、本人はこのハプニングを笑いながら語っています。
「初めてマウンドで聴いた。初めて野球場へ行こうの英語版をマウンドで聴けました(笑)」——スポーツ報知の報道より
笑顔で振り返れる余裕。それがこの日の佐々木選手を象徴するシーンだったかもしれません。
渡米後の自己ベストが揃い踏み、制球力が明らかに変わった

出典:若きバッテリーが歴史つくる!! 佐々木朗希『日本記録タイ19奪三振・完全試合達成』《THE FEATURE PLAYER》 – (パーソル パ・リーグTV公式)PacificLeagueTV
数字で見ると、この試合がどれほど充実した内容だったかが一目瞭然です。
| 項目 | 数値 | 備考 |
|---|---|---|
| 投球回 | 7回 | MLB移籍後初 |
| 奪三振 | 8 | 渡米後最多 |
| 四死球 | 0 | 先発では渡米後初 |
| 球数 | 91球 | ストライク率75.8% |
| 最速 | 97.9マイル | 約157.5km/h |
スポニチの報道によると、佐々木選手は「ゾーンで勝負できた」と説明しています。
「フォーム的にも徐々に良くなっているので、1試合通して続けられた。今日はそこが良かった」
唯一の失点は4回の1点のみ。シャヌエルへの安打から暴投・モンカダの右前打で失点しましたが、それ以降は最後まで無失点で締めました。
「今日は組んでいて楽しかった」捕手が見た変化
この試合の変化を最も端的に語ったのは、ドジャースの捕手のコメントです。
「今日は彼と組むのが楽しかった」——livedoor newsの報道より
球速や変化球のキレだけでなく、バッテリーとしての意思疎通の質が上がっている——そう感じさせる言葉です。
捕手との対話がスムーズになれば、配球の意図や場面ごとの球種選択をリアルタイムで共有できます。
四死球ゼロ・ストライク率75.8%という数字は、そのコミュニケーションの積み重ねが形になったものとも読めます。
大谷翔平の猛打賞が援護、ドジャース5連勝でスイープ達成

打線の援護も万全でした。
大谷翔平選手が1番DHで先発し、5打数3安打2打点の猛打賞。打率を.258まで上昇させながら、チームを引っ張りました。
ドジャースは最終的に10-1の大差で勝利。
フリーウェイシリーズ(LAを本拠地とするドジャース対エンゼルス)をスイープし、5連勝を飾りました。
ドジャース監督は「本物の自信を得た試合になった」と佐々木選手を絶賛(Yahoo!ニュースの報道より)。
相手のエンゼルス監督からも「タフだった。落ちる2球種に苦しんだ」と完全に脱帽のコメントが出ています(THE ANSWERの報道より)。
キャリアハイでも「もっと高いパフォーマンスを」

出典:【海外の反応】佐々木朗希がついに覚醒!7回無四球8Kの快投にドジャースファン大歓喜!【佐々木朗希】【大谷翔平】 – 【海外の反応】リアクション図鑑
実はこの試合で最も印象的だったのは、成績よりも試合後の一言でした。
渡米後最長の7回・最多8奪三振を記録した直後——それでも佐々木選手はこう語っています。
「キャリアハイでも、もっと高いパフォーマンス出していかないと」——Yahoo!ニュースの報道より
自己最高を出した瞬間にこれが言えるのは、ちょっと驚きませんか。
制球力・コミュ力・精神的な余裕——三拍子そろって今季2勝目を挙げた佐々木朗希選手の次の登板に、注目が集まっています。
