完済の3年8か月後、3億8457万円の請求が来た

出典:てんちむが逆転勝訴し3億8000万円の支払い命令を取り消した件について。 – ステゴロパンチャーズ
返済は半年で終わったはずでした。
ところが2024年12月16日、東京地裁は3億8457万4504円の支払いを命じます。
それが2026年10月14日、本人のX投稿によれば「0円」に変わりました。
YouTuberのてんちむさん(橋本甜歌さん)をめぐる「借金額」は、実は1つの数字では語れません。
結論から書くと、本人の説明は約4億円です。
ただし報道では3億円超から約5億円まで幅があり、裁判で争った金額は別の話です。この記事では、4つの数字を仕分けしていきます。
てんちむの借金額は約4億円|本人が語った中身

出典:3.8億円の裁判で逆転勝訴したてんちむの裏話がエグかった – 三崎優太 元青汁王子、てんちむCH / Tenchim
本人の説明では、ナイトブラ代とメーカー手数料を合わせて約4億円を返済中でした。
借金の原因は、豊胸手術を伏せてナイトブラ「モテフィット」をプロデュースしていた事実が2020年に明るみに出たことです。
購入者への返金を、自腹で引き受けた形でした。
2021年1月25日放送のABEMA「給与明細」は、返済生活に密着しています。
当時はYouTubeに加え、六本木のショークラブ「バーレスク東京」と銀座の高級クラブ「Nanae」を掛け持ちするトリプルワーク。取材時点で約2億円を返し終えていました。
2020年12月10日のABEMA番組では「YouTubeの撮影の費用もあるので、1000万円は残すようにしてます」と話しています。
集英社オンラインは、課税される税金まで含めると7億円近い用意が必要だったと伝えました。
3億円超から5億円まで|報道で借金額が割れる理由

出典:てんちむ、3億8000万円の賠償命令が取り消しに|逆転勝訴の理由 – くらちゃん
媒体ごとの数字を並べると、こうなります。
| 報じた金額 | 主な媒体 |
|---|---|
| 3億円超 | 東スポ |
| 約3.3億円 | ピンズバ系の報道(ライブドア転載) |
| 約4億円 | ABEMA、ライブドアなど |
| 約5億円 | Smart FLASH、テレビ東京など |
最大で2億円近い開きがあります。
約3.3億円という数字は、個人として約3.3億円の私財を出したという別の記述とも重なります。
なぜ割れるのか。返金額、メーカー手数料、税金のどこまでを「借金」に含めるかで、線引きが変わるためという見方ができます。
本人談の約4億円は、その中間に位置します。
返金額は2.8億円か1.7億円か|メーカーとの食い違い

2021年2月2日、てんちむさんは自身のYouTubeで「メーカーに言われた返金額は2億8000万円」と明かしました。
うち2億2000万円は返金済みで、残る6000万円も目処がついたという説明です。
一方、メーカー側の主張は違いました。
- 約1億7000万円、約1万3000件を返金した
- 1月25日時点で返金対象2万3142件、完了1万2321件
同じ時期の話なのに、数字が噛み合っていません。
2021年3月、てんちむさんは支払った費用の一部が適切に使われていないと主張し、販売元のYUIKU株式会社を提訴します。
4月19日から返金を再開し、4月30日に完済を報告。情報に不備がなかった99%のユーザーへの返金が済んだと説明しました。
報告では「1回、心が折れそうな時期があった」とも語っています。完済後の貯金は500万円でした。
一審で命じられた3億8457万円と、メーカー請求の5億円

出典:てんちむ「3億8457万4504円」賠償と動産執行について解説します – 堀江貴文 ホリエモン
返金とは別に、メーカーとの裁判が続いていました。
YUIKU側も反訴を起こし、損害賠償の請求額は5億円に上ります。
2024年12月16日の東京地裁判決は、3億8457万4504円の支払いを命令。令和4年10月18日から支払い済みまで、年3%の利息が付く内容でした。
弁護士の解説では、暴露で販売不能になった約3.5億円の在庫ロスを、原因を作った側が負うべきと判断されたとされています。
2025年7月29日、宮迫博之さんのYouTubeで「負けたら3億8000万円をどうするのか」と聞かれたときは、笑いながら「払います。それはもう義務なので」と即答しました。
控訴を決めた理由として、集英社オンラインの見出しには「納得できないまま自己破産したくない」とあります。
控訴審で支払い額は0円に|2026年10月14日の逆転

2026年10月14日、てんちむさんはXで控訴審の結果を報告しました。
「私に命じられていた約3億8千万円の支払い命令はすべて取り消され、私の支払い額は0円となりました」
さらに、会社側に約224万円の支払いが命じられたとも説明しています。
借金として背負った約4億円は返金に充てた実費で、この裁判の3.8億円とは別枠。一審の数字が消えても、すでに返した分が戻るわけではありません。
コメントでは「当時の私がファンの皆さまの信頼を裏切ったことは事実です」とも述べました。
夫の三崎優太さんは「業界から見ても異常」と発言したと、ピンズバNEWSが見出しで伝えています。
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まとめ|4つの数字の見分け方

出典:ホリエモンに気になるニュースについて聞いてみた【てんちむ3.8億円訴訟逆転勝訴|競馬払戻金に非課税化論】 – 堀江貴文 ホリエモン
- 約4億円:返金などで本人が負担した額(本人談)
- 3億円超〜約5億円:媒体ごとに異なる報道上の借金額
- 3億8457万円:一審の賠償命令(控訴審で取り消し)
- 0円:控訴審後の本人の支払い額(本人のX投稿による)
「借金額」で検索して見つかる数字は、どれも間違いではありません。何の金額かが違うだけです。
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