プロ野球92年目、初めての直接会談

出典:【史上初】ストライキから22年を経て選手会とオーナー会議が歴史的会談!! 近藤健介選手会長へと繋がる意思とは!? – 解体慎書【宮本慎也公式YouTubeチャンネル】
東京都内の一室に、12球団のオーナー側代表と選手会の選手30人が顔をそろえました。
プロ野球が誕生してから92年目、選手会が労働組合として公認されてから41年目にして、この形の会談は初めてです。
2026年7月28日のことでした。
日本プロ野球選手会長を務める近藤健介は、議長役を務めたDeNAの南場智子オーナーらと、約1時間にわたって言葉を交わしています。
会談後、近藤は「本日、私たちは一歩を踏み出しました」と語りました。
「歴史的な日になった」とも述べています。
近藤会長が提起した中断期間と補償問題

出典:【プロテクト外】近藤健介の人的補償を誰にすれば良いか分かりました。 – つるちゃんねる【プロ野球弾き語り】
この歴史的な会談で近藤が持ち出した議題の一つが、2028年ロサンゼルス五輪でした。
日刊スポーツなどの報道によると、近藤は五輪の日程がシーズン中に重なることで、投手の故障リスクが高まると指摘したといいます。
そのうえで、代表選手を派遣する際のシーズン中断期間と、その間の補償をどう扱うか。
この2点を論点として挙げた、と伝えられています。
オーナー側からは巨人の山口寿一オーナーが、NPBの事業規模拡大や日本野球の国際的価値向上など4つの課題を提示。
「球界全体の意思決定を迅速化していく」と応じました。
MLBは11日間中断へ、NPBは「検討」止まり

ここで整理しておきたい点があります。
NPBがロス五輪期間中のシーズン中断を公式に発表した事実は、確認できていません。
わかっているのは、近藤が中断期間と補償を論点として提起したこと、そしてMLBが五輪に合わせて11日間の中断を計画していること。
この2つだけです。
CBS Sportsによれば、MLBは7月9日にシーズンを止め、10日にホームランダービー、11日にオールスター戦、15日から20日まで五輪、21日に再開する案を描いています。
辞退した選手は7月12日から8月3日まで無給の制限リストに入る、という罰則案も浮上しました。
MLB選手会はこの案に反発しています。
NPBが同じ道を選ぶのかどうか、続報が気になるところです。
ピッチクロック決議と出場権のゆくえ

出典:近藤健介にまさかの宣告…WBC日韓戦で起きた“衝撃の1ストライク”⚾😱#WBC#侍ジャパン#近藤健介#日本対韓国#ピッチクロック#野球ニュース#東京ドーム – Shogun Signal
7月28日は選手会にとってもう一つの節目でした。
臨時大会で、来季からのピッチクロック導入を全会一致で決議しています。
近藤はその理由の一つに、ロス五輪がシーズン中に開催されることを挙げました。
中日新聞の取材には「選手の負担を減らす部分でもいいことかなと思う」と話し、秒数などのルールをMLB方式にするか独自にするかは今後詰めるとしています。
かつて近藤はピッチクロックについて投手の怪我を懸念し、慎重な立場でした。
五輪という外的要因が、姿勢を変えるきっかけになったとみられます。
そもそも日本代表がロス五輪に出場できるかどうかも未確定です。
WBSCが2026年2月に示した予選方式では、2027年11月のプレミア12でアジア最上位になることが条件とされています。
その前哨戦だった2026年3月のWBCで、日本はベネズエラに敗れて姿を消し、近藤も13打数無安打に終わりました。
悔しさを引きずったまま迎えたシーズンで、近藤は9月に自己最多となる28号本塁打を放っています。
出場権をつかめるかどうかは、来年のプレミア12にかかっています。
