運動会のビデオに、整列の列からふらりと離れていく園児が映っています。
お目当ては、地面に引かれた白線。先生に連れ戻される場面は3回ほどあったとか。
この園児が、のちに第48回日本アカデミー賞で最優秀主演女優賞を受ける河合優実さんです。LEONのインタビューで、本人が幼稚園時代の記憶として明かしました。
では、肝心の運動神経はどうなのか。
体力測定の結果や競技の成績といった数字は、どこにも公表されていません。
ただし、経歴ははっきりしています。
小学3年生でダンスを始め、中学はバスケ部、高校ではダンス部に3年間。小学校から高校卒業まで、体を動かす活動が途切れずに続きました。
「運動が苦手だった」説、本人の発言は確認できず

出典:【河合優実】一番ムチャぶりだったオーディションは「白目を剥きながら」 – 【公式】TBS芸能&情報まとめ
ネットで検索すると、「幼い頃は運動神経が悪かった」「幼少期から運動が苦手な少女だった」という記述がすぐに見つかります。
ところが、本人がそう語った元のインタビューまでたどれる記事は見つかりませんでした。
Wikipediaが参照している週刊プレイボーイの2019年11月の記事が出どころ、という可能性はあります。とはいえ、中身を確かめられない以上、事実として扱うのは早計です。
最初に習ったのはバレエで、好きになれずに泣いて帰ることもあった。そんな話も一部では出回っていますが、こちらも裏付けは取れていません。
白線エピソードから見えるのは「好奇心」
冒頭の運動会の話は、本人の口から語られた数少ない幼少期の記録です。
注目したいのは、列を離れた理由。かけっこで後れを取ったわけではなく、白線に気を取られています。
運動能力の低さを示す話ではありません。目についたものへ一直線に向かう性格を物語るエピソードと読むほうが自然でしょう。
小3でダンス、中学はバスケ部 河合優実の運動歴

出典:【河合優実】極上のグラビア – 美女写真館【20時配信】
ダンスとの出会いのきっかけは妹でした。妹が通っていたダンススタジオに、小学3年生で通い始めています。
ヒップホップダンスだったという情報もありますが、公式な媒体では確認できていません。
中学に上がると、ダンスからはいったん離れます。
選んだのはバスケ部。Numero TOKYOのインタビューで、本人が「中学はバスケ部だった」と振り返っています。
バスケとの縁は部活で終わりませんでした。Wikipediaの趣味欄にも、モデルプレスのプロフィールにも、バスケットボールの名前があります。
ダンスだけを続けて俳優になったわけではありません。チームでボールを追う3年間を挟んでいる点は、河合さんの経歴ならではの特徴です。
高校ダンス部3年間と、体育館ステージの思い出

出典:河合優実、アイドルデビューで名曲「なんてったってアイドル」熱唱!圧巻のステージに神木隆之介も大興奮 『クラフトボス』 新TV-CM「宇宙人ジョーンズ・アイドル」篇 – oricon
進学先の東京都立国際高校では、ダンス部に3年間在籍しました。
同じNumero TOKYOの取材では、体育祭や宿泊行事のたびに出し物をする学校だったと語っています。
部活の発表だけでなく、学校行事そのものが「人前で踊る場」になっていたわけです。
フリースローの場面で懐かしさを感じた理由
映画でバスケのフリースローを放つ場面について、河合さんは「懐かしい」とコメントしています。
面白いのは、その理由がバスケ部時代の思い出ではないことです。
高校時代、体育館のステージで出し物をする機会が多かったから。
バスケのゴールよりステージを思い出す。この連想からは、スポーツ少女というより表現者としての素顔がのぞきます。
そして2019年2月、デビュー。
運動神経より際立つ「観察してコピーする」力

出典:【激レアさん】河合優実ってどんな人? 2025.4.14 放送 – 動画、はじめてみました【テレビ朝日公式】
スポーツ報知は、河合さんの演技力の原点をダンスの経験と紹介しました。
本人の言葉は「観察してコピーするのが好き」。
ダンスは、振付を目で追って自分の体で再現する作業の積み重ねです。モデルプレスのプロフィールで、特技にダンス・歌と並んでモノマネが挙がっているのも、同じ力の延長と考えられます。
LEONの取材では、小学生からダンスを続けるうちに、少しずつ表現を仕事にしたいと思うようになったと話していました。
運動神経を「速く走る力」と捉えるなら、判断材料はありません。
でも「見た動きを自分の体に写す力」と捉えたらどうでしょう。小3から磨いてきたその力は、俳優業の土台になっています。
走る役と「また踊りたい」 運動から離れた今の河合優実

出典:【河合優実】「え、あたしが踊る…?」縁側で美脚あらわ、戸惑う表情/サントリー生ビール 60秒CM – moviecollectionjp
2025年10月放送の『ポリティカルパン』(フジテレビ系)第2話では、河合さんが演じる雅が走り回りながら選挙戦を繰り広げました。
デイリースポーツが報じたこの回では、石原さとみさん、寛一郎さんと共演しています。
私生活では、ダンスから少し離れています。Numero TOKYOのインタビューで「今はあまり踊っていない」と明かしました。
それでも、仕事で訪れたニューヨークでミュージカルを観て、また踊りたくなったとのこと。
部活を離れても、体で表現したいという気持ちは消えていないようです。
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まとめ:河合優実の運動神経は「数字なし、経歴あり」

出典:【ボクらの時代】姉としての河合優実 – ボクらの時代 トークセレクション
| 時期 | 内容 | 確認状況 |
|---|---|---|
| 幼稚園 | 運動会で白線が気になり列を離れる | 本人談 |
| 幼少期 | 運動が苦手・バレエを習っていた | 未確認 |
| 小学3年生 | 妹のスタジオでダンスを始める | 確認済み |
| 中学 | バスケ部に所属 | 本人談 |
| 高校 | ダンス部に3年間在籍 | 確認済み |
| 現在 | あまり踊っていないが、NYで意欲が再燃 | 本人談 |
- 運動神経を測る数字は公表されていない
- 「運動が苦手だった」説は元のインタビューが未確認
- ダンスとバスケの経歴は、信頼できる媒体で確認できる
運動会で白線に気を取られた園児は、観察とコピーを武器にする俳優になりました。
ニューヨークで芽生えた「また踊りたい」が作品の中で形になれば、小3から続く運動歴の続きを見られるかもしれません。
