礼のへんの名前と名前読みを総整理|しめすへん・旧字体「禮」・名のり一覧

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礼のへんの名前

ひぐらしのなく頃に礼 富竹を好きになるレナ

出典:ひぐらしのなく頃に礼 富竹を好きになるレナ – MSC

「礼」の左側、何へんと呼ぶか即答できますか。

答えは「しめすへん」です。ただ、別の呼び名もあれば、辞書によって部首の置き場所も違います。

なお「礼」は人物名ではなく漢字1字なので、この記事では字そのものの部首と名前での読みを整理します。

部首は「礻(しめすへん)」?

「礼」の部首は「礻」で、呼び名は「しめすへん」です。

一方、部首の分類上は親字の「示(しめす)」としている辞書もあります。小学館HugKumをはじめ複数の漢字辞典サイトで、この二通りの扱いが確認できました。

別名も存在します。一部の漢字辞典サイトは部首名を「しめす・しめすへん・ねへん(示・礻)」と載せており、「ねへん」の呼び方まで拾っています。

組み立てと画数は?

字の組み立ては「礻(しめすへん)」+「乚」です。「しめすへんに乙」と書く辞典サイトもあります。

総画数は5画。示部に1画を足した数です。小学3年生で習う常用漢字で、漢検は8級にあたります。

一つ注意があります。ある学習サイトには「14画」という記載がありましたが、ほかの資料はすべて5画でした。旧字体「禮」ですら18画ですから、14画は誤記と考えるのが自然です。

旧字体「禮」と成り立ちは?

旧字体は「禮」で、人名用漢字、18画です。部首は「示(しめす・しめすへん)」として扱われます。

成り立ちは形声文字。会意兼形声とする資料もあります。

旧字体の右側「豊」は甘酒の意味で、祭壇を表す「示」と組み合わさり、「神に甘酒を捧げて幸福を祈る儀式」を表したという説明が命名サイトにあります。

ところが小学館@DIMEは、「豊」を「翡翠で溢れる器」と説明しています。同じ字でも解釈が割れている点は、覚えておくと便利です。

礼の名前読み

前編【卓球談義】卓球界の今をどう見てる?礼武道場の原田隆雅さんと本気トークしてみたら・・・。

出典:前編【卓球談義】卓球界の今をどう見てる?礼武道場の原田隆雅さんと本気トークしてみたら・・・。 – 卓球ブラックパインズ YouTube店、礼武卓球チャンネル

「礼」の読みは、音読みの2つだけでは終わりません。人名になると、一気に選択肢が増えます。

音読みと訓読みは?

音読みは「レイ」と「ライ」です。「ライ」は高校で習う読みになります。

訓読みの「うやま(う)」「のり」は、常用漢字表にない読みです。コトバンクに載るデジタル大辞泉・字通の項目でも確認できます。

名のり(人名読み)は?

名前に使う読みは、複数の資料でほぼ同じ一覧が並んでいます。

  • あき、あきら、あや、いや、うや
  • かた、と、なり、ひろ、ひろし
  • まさ、まさし、みち、ゆき、よし

ただし「と」の有無はサイトで差があります。別の辞典サイトは「あや・なり・のり・ひろし・れ」を挙げており、完全に一致するわけではありません。

小学館HugKumは、人名では「のり」「まさ」「あき」「みち」「ひろ」などが使えると説明しています。男女どちらの名前にも使える字、という位置づけです。

1文字名「礼」はどう読む?

名前が「礼」の1文字だけの場合、候補は少なくとも9通りあります。命名サイトには「れい・あや・ひろし・らい・まさし」などが載っています。

名前辞典サイトに登録された有名人で見ると、「れい」が計17名と圧倒的です。次いで「あや」が3名、「ひろし」と「みち」が各1名でした。

名前の実例は?

命名サイトの実例を並べます。

名前 読み
礼庵 らいあん
礼成 あやなり
貴礼 たかのり
庸礼 やすひろ
礼生 れお
礼恩 れおん
美礼 みれい
礼華 れいか
純礼 すみれ

「純礼」を「すみれ」と読ませる例まであります。礼の字が、読みの幅広さを示す好例です。

旧字体の「禮」も、2004年から名付けに使えるようになりました(小学館HugKum)。

「ぴこ」という読みもある?

一部の命名サイトには、「礼」を「ぴこ」と読ませる名前も載っています。

そのサイト自身が、本来の読みを崩した独自の当て字の可能性があると注意書きを添えています。辞書的な根拠のある読みとは別物、と切り分けて見たほうが安全です。

読みの背景にある古語・アクセント・三礼

『礼記』入門:現代に活かす「礼」の智慧/古代中国の教えから学ぶ、人間関係、教育、そして豊かな生き方

出典:『礼記』入門:現代に活かす「礼」の智慧/古代中国の教えから学ぶ、人間関係、教育、そして豊かな生き方 – アオキケンヂ事務所

名のりの「いや」「うや」は、唐突に出てきた読みではありません。

古語「ゐや」とのつながりは?

古語では「礼」を「ゐや」と読み、「うや」とも言いました。意味は敬うこと、礼儀です。

Weblio古語辞典(学研全訳古語辞典)によれば、『日本書紀』の允恭紀に用例があります。名のりの「いや」「うや」は、この古い訓につながる読みです。

アクセントで意味が変わる?

デジタル大辞泉(コトバンク)の解説では、「礼」は発音の高低で意味が分かれます。

  • 礼儀・お辞儀・儀式の意味:「レ」を高く
  • 謝意(お礼)の意味:「イ」を高く

普段なにげなく使い分けている発音に、辞書がきちんと線を引いていました。

「三礼」とは?

「礼記(らいき)」「周礼(しゅらい)」「儀礼(ぎらい)」の3書をまとめて「三礼」と呼びます。

古典の書名では「ライ」と読むのが慣例です(小学館@DIME)。高校で「ライ」を習う理由は、こうした古典の読みにあると考えられます。

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まとめ:礼のへんの名前・名前読み早見表

項目 答え
へんの名前 礻(しめすへん)。別名「ねへん」、親字「示」で分類する辞書もあり
組み立て 礻(しめすへん)+乚
画数・学年 5画、小学3年、漢検8級
旧字体 禮(18画、人名用漢字)
音読み レイ、ライ(高校で習う)
訓読み うやま(う)、のり(常用漢字表外)
名のり あき・あきら・あや・いや・うや・かた・と・なり・ひろ・ひろし・まさ・まさし・みち・ゆき・よし ほか
1文字名の読み れい・あや・ひろし・らい・まさしなど9件。登録有名人は「れい」が最多

名のりの一覧はサイトごとに微妙にずれています。名付けや書類で読みを決めるなら、複数の辞典を見比べたうえで、読み仮名を必ず添えておくのが確実です。

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この記事を書いた人

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