甲子園3回戦の試合前、素振りのバットが左手甲を直撃

出典:【甲子園激震】有明、試合直前にまさかのオーダー変更!先発予定の工修哉投手が負傷…チームに衝撃走る!勝負の行方は一体どうなる? – JAPAN NEWS TODAY 🇯🇵
2026年8月16日、第108回全国高校野球選手権3回戦・有明(熊本)対東日本国際大昌平(福島)。
試合前の室内練習場で、有明の左腕投手・工修哉が左手を負傷しました。
近くで素振りをしていた選手のバットが、工の左手に当たったといいます。
工本人は「素振りしている人のバットが左手に当たった」と説明しています。デイリースポーツの報道によるものです。
人さし指と中指の間の甲が腫れ、投打とも支障が出る状態になりました。スポーツ報知は負傷箇所を「親指と人差し指の間付近」と伝えており、媒体によって表現が異なります。
工は「5番・投手兼指名打者」でスタメン発表されていましたが、急きょメンバーを変更。試合後、大阪府内の病院で診察を受け、左手甲の骨折、加療1〜2カ月と診断されました。
熊本大会22回を自責0、初出場を支えた「好左腕2枚看板」

出典:投げられなくても、仲間のために――」有明・工修哉に衝撃の骨折…それでも支える姿に涙😭⚾ – ジャパン総合ニュース
工修哉は熊本・水俣市立水俣第一中出身で、172cm・74kgの左投左打。最速143キロの直球と、低めへの制球が持ち味です。
有明は創部30年目にして、春夏通じて初めての甲子園出場でした。
エースの斉藤遼汰郎(最速146キロ)と工の「好左腕2枚看板」が武器で、熊本大会決勝では工が5回1安打無失点、6回から斉藤が救援し4-1で東海大熊本星翔を破っています。工は熊本大会通算22回を投げ、自責点0、防御率0.00という数字を残していました。
昨夏は大会前に体調を崩してベンチを外れた経験があり、その悔しさを糧に迎えた今夏でした。
令和8年熊本地震後の快進撃
2026年7月28日には最大震度7を観測した熊本地震が発生しています。有明の甲子園での戦いは、被災地への思いを重ねた戦いとして各紙に取り上げられてきました。
初出場の熊本県勢が甲子園で2勝を挙げたのは1978年の熊本工大(現・文徳)以来48年ぶり。8強進出は1963年の九州学院以来63年ぶりの記録です。
「ごめん、任せたよ」工から斉藤へ託されたマウンド

出典:⚾【衝撃】有明・工修哉が骨折…甲子園8強入りも大ピンチ! – 🎌 スポーツニュースJP
3回戦を前に、工は相棒に胸の内を明かしていました。
「投げることができない、厳しい」。工はそう告げ、「ごめん、任せたよ」と斉藤に先発を託したといいます。
急きょ先発した斉藤は、9回を1失点でまとめ上げる完投勝利。有明は8回に一挙4点を奪う逆転劇で、4-1と東日本国際大昌平を下しました。
逆転の口火を切ったのは、今大会初出場の代打・広沢遼太朗による左前2点適時打です。
高見一茂監督は「本人が気持ちが入っていた。あそこで1本出てよかった」と振り返っています。
続く栄井彰の適時打で突き放し、有明は1回戦・2回戦に続く3試合連続の逆転勝ちで、春夏通じて初のベスト8進出を決めました。斉藤は試合後、「粘り強くピッチングできていてよかった」とコメントしています。
加療1〜2カ月、18日の準々決勝はベンチ入り予定

出典:【速報】有明・工修哉投手が「左手甲骨折」で先発回避!まさかのアクシデントにファン衝撃 – 野球速報まとめ【ネットの反応集】
工の診断結果は左手甲の骨折、加療1〜2カ月。高校野球ドットコムは今大会中の登板について「絶望的」と伝えています。
それでも工は前を向いています。
「チームに感謝している。投げられたらうれしいですし、投げられなくてもしっかりチームをサポートしていきたい」。スポニチアネックスの取材にこう語っていました。
有明の次戦は8月18日、準々決勝の健大高崎(群馬)戦です。工はベンチ入りする予定ですが、登板が難しい状況のまま迎えることになりそうです。
高見監督は「工にもう一度甲子園に立ってほしい」という思いでチームを率いてきたと明かしています。工不在でも、有明の夏はまだ終わっていません。
