名前の由来は正反対、二人の「レオ」

出典:【大谷翔平を彷彿とさせる】柴田獅子『プロ初長打となる2塁打▶︎衝撃のプロ初本塁打!!! 20歳とは思えぬ打撃の完成度!!!』 – (パーソル パ・リーグTV公式)PacificLeagueTV
祖父が贔屓にしていた球団への思いと、漫画の主人公への憧れ。
由来は正反対なのに、同じ「レオ」という名を持つ投手が北海道にいます。
日本ハム・柴田獅子投手とオリックス・山口廉王投手です。
柴田の「獅子」は、祖父が西鉄ライオンズ(現・西武)のファンだったことにちなんで付けられたと中日スポーツが伝えています。
一方の山口は、手塚治虫の漫画『ジャングル大帝』の主人公「レオ」が由来だそうです。
2026年9月21日、エスコンフィールドHOKKAIDOで両者の初対戦が実現しました。
ともに20歳、高卒2年目という同世代の対決です。
2024年ドラフトからの二人の歩み

出典:【待望の一発】柴田獅子『本拠地ファンに届けたプロ初ホームラン!効果的な長打2本でマルチ安打!』 – 北海道日本ハムファイターズ
柴田は2024年ドラフト1位。
日本ハムとソフトバンクの競合抽選の末、日本ハムが交渉権を引き当てました。
福岡大大濠高出身、187cm・95kgの右投左打です。
投打二刀流に挑戦中で、「ネクスト大谷」と呼ばれる存在でもあります。
対する山口は同じ年のドラフトでオリックスから3位指名。
仙台育英学園高出身、193cm・97kgの右投右打です。
「ピッチャー歴たった1年、甲子園出場ゼロ」ながらの指名だったとNumber Webは報じています。
柴田は9月8日、みずほPayPayドームでの登板で自己最速156キロを計測。
カウント3-2から柳田悠岐選手を空振り三振に仕留めました。
対決の中身、山口は先制弾を浴びる

出典:【獅子二刀流】20歳・柴田獅子『地元・福岡でプロ初安打!! 魅せた打撃センスと無限の可能性!!』 – (パーソル パ・リーグTV公式)PacificLeagueTV
9月21日、柴田は投手ではなく「2番・指名打者」での出場でした。
山口はこの日先発です。
1回2死から清宮幸太郎選手に129キロのフォークを右中間スタンドへ運ばれ、先制22号ソロを許します。
柴田との初対戦は1回1死走者なし、打球は左飛に終わりました。
2回の第2打席は痛烈な二塁直撃、打球速度179キロを計測したとサンケイスポーツが伝えています。
山口は3回72球を投げ、4安打2失点、5四球という内容で4回途中に降板。
3度目の先発でもプロ初勝利はお預けとなりました。
柴田は4回にも中前打を放って3試合連続安打を記録し、野村佑希選手の適時打につなげています。
試合は日本ハムが5-3で勝利し、オリックス3連戦を1勝2敗で終えました。
新庄監督が絶賛した2日前の一発

出典:【僕が一番】新庄監督・柴田獅子を絶賛! – FREEDOM野球【愉しむ野球】
対決の2日前、9月19日の試合で柴田はプロ初本塁打を放っています。
6回先頭、オリックス先発エスピノーザの148キロを捉えた打球は右翼席へ。
打球速度177キロ、カウント3-1からの一撃で、通算ではわずか11打席目での一発でした。
新庄剛志監督はこの一打を「レイエスみたいな打球だった」と絶賛。
「ここから200本、300本を打てる素質がある」と評しました。
本人は「甘いところにストライクが来ることをイメージしていました」とデイリースポーツの取材に振り返っています。
柴田は投手として防御率2.03、打者として打率.353。
高卒2年目で二刀流の数字を積み上げる柴田と、初勝利を目指す山口。
同世代・同名の「レオ対決」は、この先も何度も見られそうです。
