ブルペンの相方が伸び上がった瞬間

出典:大谷翔平が23日ぶりにブルペン投球!!投げ終わった後はコーチらとミーテング!!いつ復帰?! 【現地映像】2026年8月14日 ドジャースvsブリュワーズ – コモゴモTV
8月17日(現地)、コロラド州デンバーのクアーズ・フィールド。
大谷翔平の6回の一発は、まさかの人物の手に収まった。
センター後方のブルペンで守っていた救援右腕カイル・ハート(28)が、左手のグラブでダイレクトキャッチ。
両手を挙げて飛び跳ね、大喜びする姿が中継に映った。
ハートは前日16日にメジャー再昇格したばかりだった。
THE ANSWERによると、解説のエリック・キャロス氏はドジャースのブルペン陣が「予告キャッチ」というゲームをしていると明かした。
事前に「捕る」と予告して成功すれば10ポイント、失敗すればマイナス5ポイント、予告した打球がそのままホームランになれば1ポイントが加算されるルールだという。
キャロス氏は「ハートはポイントを稼いだかもしれませんね」と笑った。
昨季もクアーズ・フィールドで大谷の本塁打を同僚イエーツが直接キャッチしており、2年連続の“お手柄”になった。
5回は逆方向、6回は今季最長の452フィート

出典:大谷翔平29号ホームラン!!!2打席連続ホームランに敵地なのに大歓声!! 【現地映像】2026年8月17日 ドジャースvsロッキーズ – コモゴモTV
この日の大谷は4打数3安打、2本塁打3打点。
5回先頭、4点リードの場面で菅野智之の2球目、低め89.9マイル(約144.7キロ)のカットボールを捉えた。
打球は逆方向、左中間スタンド最前列へ吸い込まれた。
5試合ぶりの一発、打球速度105.5マイル、角度26度、飛距離428フィートの28号ソロだった。
6回2死三塁、6点リードの場面では二番手右腕J.メヒアの4球目、真ん中高めのスイーパーをバックスクリーン右のブルペンへ運んだ。
打球速度106.8マイル、角度31度、飛距離452フィートは今季最長だ。
球場からは「MVPコール」が起こり、大谷は確信歩きでダイヤモンドを一周した。
サンケイスポーツによると、ロバーツ監督はこれまで本塁打ペースが落ちている理由について「引っ張りを意識しすぎて、ゴロが増えている。センター方向や左中間方向への打撃が欠けている」と指摘していた。
この日の28号は、まさにその左中間への一発だった。
菅野智之からの一発は日米通算9本目

出典:【速報】大谷翔平、”お得意様”菅野智之から通算4発目!5試合ぶり28号で両手サムズアップポーズ披露wwww – 野球速報まとめ【ネットの反応集】
大谷が本塁打を放った相手、菅野智之(36)は自身にとって因縁の投手でもある。
メジャーでの対戦は今回が4度目で、いずれも本塁打を許している。
ロッキーズの実況ドリュー・グッドマン氏は「スガノ相手に11打数4本塁打です」と伝えた。
NPB時代の対戦を含めると、日米通算では13打数9安打4本塁打になる。
昨年9月の初対戦では2打席連続アーチを記録していた。
菅野はこの試合、5回7安打7失点(自責6)で降板し、敗戦投手となった。
日本のファンの反応は一枚岩ではなかった。
THE ANSWERが伝えたX上の声では「大谷さんが打ったのは嬉しいけど、菅野が打たれて複雑な気持ちです」「菅野さんとの相性ほんとに良いなぁ(菅野さん、ごめんね)」といった投稿が並んだ。
試合はドジャースが11-2で快勝。勝利投手はブレイク・スネル、3回にはマックス・マンシーも25号3ランを放っていた。
6年連続30本塁打まで「あと1」

出典:【大谷翔平出場】【ドジャースライブ】ドジャース対ロッキーズ 8/18 【野球ラジオ調実況】 #大谷翔平 #ドジャース – Sports Show (旧ハムショーのメジャー実況ch)
29号で大谷は6年連続の30本塁打まで王手をかけた。
前日にホワイトソックスの村上宗隆(26)が日本人最多28号に並んでいたが、大谷はこの日28号・29号と連発し、日本勢単独トップに浮上した。
シーズン成績は打率.289、29本塁打、75打点。
年間ペースに換算すると37.2本になる計算だ。
打者としては119試合で27本塁打、投手としても14先発・8勝2敗・防御率1.79という二刀流の数字を残している(8月17日試合前時点)。
同日、カブスの鈴木誠也も22号ソロを放ち、今永昇太は6回2安打3失点10奪三振の好投を見せた。
標高約1600メートルのクアーズ・フィールドは「打者天国」と呼ばれる球場だ。
その舞台で記録した今季最長飛距離の一発は、大谷の今後を占ううえでも見逃せない数字になった。
