通算25アンダーで大会新記録、44歳がつかんだ初優勝

出典:🏆44歳、20年目の奇跡!内藤寛太郎が涙のツアー初優勝⛳ – The Digest JP
2026年9月20日、北海道の札幌ゴルフ倶楽部輪厚コース。
内藤寛太郎(44)が「第52回ANAオープンゴルフトーナメント」で、ツアー初優勝を飾りました。
ゴルフダイジェスト電子版の報道によると、最終日は自身初めての最終日最終組。8バーディ・2ボギーの66でまとめ、通算25アンダー・263ストロークでフィニッシュしています。
2位の佐藤大平に5打差をつける独走勝ちでした。
スコアはANAオープンの大会最少記録です。従来の20アンダー(1994年 尾崎将司、2024年 岩崎亜久竜)を5打更新しています。
優勝賞金は2000万円。副賞にはANA国際線ファーストクラスのペア往復航空券なども用意されました。
22年399日、史上最も長かった初優勝までの道のり

内藤がツアーデビューしたのは2003年、アマチュア時代のことです。
そこから初優勝まで22年399日。ツアー史上、最も長い年月をかけての初V達成になりました。
年齢では44歳123日、歴代5番目の年長初優勝でもあります。
プロ転向は2006年、ツアー本格参戦は2007年。「プロ20年目」「21年目」と表記が分かれるのは、この起点の違いによるものです。
出身は福島県郡山市。福島県勢として初の国内男子ツアー優勝者になりました。
これで優勝者が出ていない県は、青森・富山・福井・鳥取・島根・岡山・大分の7県に絞られています。
ぎっくり腰を抱えた最終盤、支えたライバルのトレーナー

出典:「全然意識していない」44歳内藤寛太郎、初優勝へ歴史的快進撃! – Japan naws
実は最終日までの2日間、内藤は万全ではありませんでした。
みんなのゴルフダイジェストの取材によると、3日目朝の練習中に軽いぎっくり腰を発症したといいます。
同組だった勝俣陵選手のトレーナー・大塚裕介氏が、急きょ治療にあたりました。
本人は「ショットに関しては振りたいところで振れない」状態だったと明かしています。
それでも最終日までテーピングと痛み止めで対処しながらプレーを続け、5バーディ・ノーボギーの67で3日目をまとめました。
19アンダーで首位をキープ。前日の63も含め、直近8ラウンド連続で60台をマークしています。
痛みを抱えながらの優勝は、アプローチとパットに集中して乗り切った結果と言えそうです。
パター交換が転機に、涙の優勝インタビューで語ったこと

出典:「ニュース」ゴルフ国内男子 44歳の内藤寛太郎がツアー初優勝 プロ21年目 – 日本ニュース
好調の裏には、3週間前の決断がありました。
引っかけるミスが目立っていたことから、パターをオデッセイのゼロトルク設計「タートル」に交換。2m前後のパーパットが決まるようになったといいます。
優勝インタビューでは男泣きしながら、「今まで本当に苦しかったけど、諦めないでゴルフを続けてきて良かった」とコメントしました。
地元・福島については「良い報告をできる。これで福島が盛り上がってくれたらいいな」と話しています。
副賞のANA国際線ファーストクラスのペア航空券は、両親にプレゼントする意向です。
優勝によって日本シリーズJTカップの出場権を獲得し、長年通ってきたQT(予選会)からも解放されることになりました。
