グラブをかすめて生まれた28号
ハイライト(8/28 vsロイヤルズ)](https://img.youtube.com/vi/nLdgGlNGV8k/hqdefault.jpg)
出典:岡本和真 あわやアーチの特大二塁打でチャンス演出!🎊|全打席ハイライト(8/28 vsロイヤルズ) – MLB Japan
センターへ伸びた打球に、フリオ・ロドリゲスが後方へ全力疾走。
グラブの先端がわずかに触れながらも、ボールはバックスクリーンへ吸い込まれました。
現地時間8月30日(日本時間31日)、トロント・ブルージェイズの岡本和真内野手が、本拠地ロジャーズ・センターでのシアトル・マリナーズ戦で今季28号ソロを放ちました。
full-countの報道によると、打球速度は107.7マイル(約173.3キロ)、飛距離405フィート(約123.4メートル)、角度38度だったといいます。
「ちょっと上がりすぎたかな、と思ったんですけど。ホームランになって良かったです」
打った瞬間の手応えについて、岡本はスポーツ報知の取材にこう答えています。
打順は6番・三塁、3打数1安打1打点2得点1四球、打率.230というこの日の成績でした。
三塁の好守がシャーザーを助けた

出典:【三塁は無理?】岡本和真、守備不安が消えたワケ – 侍たちのMLB応援団
本塁打だけではありません。
5回、三塁の守備位置に強烈なライナーが飛び込んできました。
打球速度103.1マイル(約166キロ)、角度8度という低く速い打球を、岡本はその場で好捕しています。
「いや、あれ取れなかったら、ヤバいでしょ」
この場面をスポーツ報知にこう振り返った岡本。
先発したのは42歳のマックス・シャーザーでした。
7回1安打無失点、10奪三振の快投で通算3535奪三振に到達し、歴代単独9位に浮上しています。
3月31日のロッキーズ戦以来、約5ヶ月・12登板ぶりとなる今季2勝目でした。
「そういう選手と一緒にプレーできていることが、ものすごく光栄」
大投手との共演を、岡本はこう言葉にしています。
8月だけで新人記録を次々更新

出典:岡本和真 8月初アーチ💥⚾️球団新人記録更新🎉|全打席ハイライト(8/19 vsレイズ) – MLB Japan
28号までの道のりは、8月だけでも慌ただしいものでした。
17日のレイズ戦で25号を放ち、2002年にエリック・ヒンスキーが樹立した球団新人本塁打記録を更新。
28日のマリナーズ戦では3打数2安打3打点で27号を記録しました。
29日は2打数無安打と一息ついたものの、30日に28号でリズムを取り戻しています。
打点はシーズン77に到達し、2006年に城島健司が記録した日本人新人(右打者)の最多打点も上回りました。
巨人時代以来3年ぶりとなる30本塁打まで、残り2本まで迫っています。
MLB公式の投稿に集まった反応

出典:岡本和真 豪快な27号ソロと3打点で勝負強さを魅せる🔥|全打席ハイライト(8/29 vsマリナーズ) – MLB Japan
試合はブルージェイズが7-0で快勝し、マリナーズとの本拠地3連戦をスイープ。
チームはワイルドカード圏内まで1ゲーム差に迫りました。
一方、この28号を巡ってはちょっとした一幕もありました。
MLB公式Xが「岡本和真の28号はフリオ・ロドリゲスに危うく阻まれそうになった」と投稿したところ、ブルージェイズファンから「もっといいキャプションはなかったのか」という反応が寄せられたと東スポWEBが報じています。
日本のファンの間では「まじで30発はいけるな」「なんて美しいホームランなの」といった声も上がりました。
本塁打と好守、そして大投手の白星。
8月30日のロジャーズ・センターには、その三つが同時に詰まっていました。
