14歳、当時はまだ中学2年生。
宇野昌磨さんは2011年12月の全日本選手権にシニア初出場し、9位に入りました。
山田満知子コーチの「秘蔵っ子」と呼ばれ、世界ジュニア選手権の切符をつかんだのもこの年です。
学校生活の裏で、こんなに早熟なキャリアが動いていました。
出身校をたどると、名古屋の公立中学校からスケートの名門高校へ、はっきりした道筋が見えてきます。
宇野昌磨の出身中学校は名古屋市立冨士中学校

出典:宇野昌磨選手の弟 樹さん(22)「現役引退は みなさんと変わらないタイミングで知った」 兄の引退発表は突然… – CBCニュース【CBCテレビ公式】
出身中学は名古屋市立冨士中学校(愛知県名古屋市東区)。
名古屋市立山吹小学校を卒業後、2010年4月に入学し、2013年3月に卒業しています。
校名は近隣の「富士塚町」「冨士神社」といった地名に由来する公立校です。フィギュアスケート専門の学校ではなく、地域の子どもたちが通う普通の公立中学校に通いながらトップアスリートへの道を歩んでいました。
中学時代の戦績は?
中学の3年間、宇野昌磨さんは着実にステップを踏んでいます。
- 2010年10月 全日本ノービス選手権ノービスA優勝(前年に続き2連覇)
- 2010年11月 全日本ジュニア選手権3位(中1)
- 2011-12シーズン JGPタリン杯3位、全日本ジュニア5位
- 2011年12月 全日本選手権にシニア初出場、14歳で9位
- 2012年 世界ジュニア選手権10位、インスブルック・ユースオリンピック銀メダル(中2)
- 2012-13シーズン 全日本ジュニア2位、全日本選手権11位、世界ジュニア選手権7位(繰り上げ出場、中3)
トリプルアクセルの習得には苦しみ、全日本ジュニアで優勝できない伸び悩みの時期だったと言われています。
全国中学校スケート大会で3連覇
長野で開催される全国中学校スケート大会フィギュア男子では、第31回(2011年)から第33回(2013年)まで3連覇を達成しました。
男子の3連覇は小塚崇彦さん、羽生結弦さんに続く記録です。
シニアの舞台で9位に入る一方、地元の中学生大会でも負けなしという二重生活を送っていました。
宇野昌磨の出身高校は中京大学附属中京高等学校

出典:【練習映像多め‼️】#uno1ワンチャンネル #トイプードル生活 #宇野昌磨 #宇野樹 #フィギュアスケート #いぬとの暮らし #中京大学 – Uno1ワン チャンネル宇野樹
出身高校は中京大学附属中京高等学校(中京大中京高)。
2013年4月に入学し、2016年3月に卒業しています。
浅田真央さん、安藤美姫さん、村上佳菜子さんらを輩出したスケートの名門校で、フィギュアのスポーツ推薦で入学したとされています。
同じ愛知県内でリンクへのアクセスを確保しながら、練習と学業を両立できる環境を選んだ格好です。名古屋という土地が、フィギュアスケート選手を育てる土壌になっていることがうかがえます。
高校時代の戦績は?
高校3年間で、宇野昌磨さんは一気に世界トップへ駆け上がりました。
高1(2013-14シーズン)
全日本ジュニア2位、全日本選手権7位、世界ジュニア5位。ガルデナスプリング杯では国際大会シニアクラス初優勝を飾りました。この時点ではまだトリプルアクセルを跳べていません。
高2(2014-15シーズン)
アジアフィギュア杯で4回転トウループを試合で初めて成功させて優勝。JGP初優勝、全日本ジュニア初優勝に続き、JGPファイナルでは日本男子3人目の優勝を果たします。
全日本選手権2位、四大陸選手権5位。
2015年3月の世界ジュニア選手権(エストニア・タリン)ではショートプログラムで84.87点、当時のジュニア男子最高得点をマークして優勝。同大会で山本草太さんが3位に入り、日本男子史上初のダブル表彰台となりました。
高3(2015-16シーズン)
シニアに本格参戦。スケートアメリカ2位、エリック・ボンパール杯でGPシリーズ初優勝、GPファイナル3位、全日本選手権2位という結果を残しています。
3Aより先に4回転を仕上げたのは、当時としては珍しい選択でした。先輩選手からの助言があった、という説もあります。
2015年の世界ジュニア選手権の大会パンフレットでは、男子選手で唯一、写真付きの1ページ全面を使って紹介されていました。この時点ですでに優勝候補の筆頭として扱われていたことがわかります。
卒業式で語った言葉
2016年2月29日、名古屋市内で行われた卒業式に出席しています。
「学校に来られなかった中でも思い出はある。楽しい3年間でした」
リンクを長く離れられない生活のため、修学旅行や文化祭への参加は見送りました。
一方で高3の夏、甲子園に出場した野球部の応援には初めて現地で参加。「同じクラスの人がグラウンドでプレーしていて、不思議な感覚。貴重な体験だった」と振り返っています。
卒業後は浅田真央さんも通った中京大学スポーツ科学部へ進学。在学中に平昌五輪で銀メダル、北京五輪で銅メダルを獲得し、後に中退していたことが2022年10月に報じられました。
あわせて読みたい
- 「しょまりん」結成でXトレンド1位——宇野昌磨と本田真凜が選んだ世界最強の育成機関
- 宇野昌磨と本田真凜がアイスダンス競技参戦を正式発表、五輪出場を目指す
- 夏色まつりは工業高校出身で電気工事士!出身地・中の人の年齢・身長・年収を徹底調査
- 高橋宏斗の出身中学・両親・兄弟は?中学時代や身長、結婚の噂まで徹底調査!
- 渡辺大知の彼女は夏帆?出身校・兄弟・家族構成まとめ
まとめ:宇野昌磨の中学校・高校

出典:【宇野昌磨ヒストリー】『フィギュア大好き少年』がオリンピック2大会連続メダリストになるまで 秘蔵映像で振り返る – メ〜テレニュース
宇野昌磨さんの出身校を整理すると、次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 出身中学校 | 名古屋市立冨士中学校(2010年4月〜2013年3月) |
| 中学時代の主な実績 | 全国中学校スケート大会3連覇、全日本選手権9位(シニア初出場) |
| 出身高校 | 中京大学附属中京高等学校(2013年4月〜2016年3月) |
| 高校時代の主な実績 | 世界ジュニア選手権優勝、JGPファイナル優勝、全日本選手権2位 |
| 卒業式 | 2016年2月29日出席 |
| 進学先 | 中京大学スポーツ科学部(後に中退) |
中学の公立校から高校のスケート名門校へ。学校を変えながらも、氷の上での成長曲線は一度も途切れていません。
中学時代は全日本ジュニアで優勝に届かず、伸び悩みと評されることもありました。それが高校2年で世界ジュニア王者に上り詰めるまでの伸びしろは、この学生時代の記録を追うとよく見えてきます。
