長友佑都が「不気味」と語ったチュニジア戦、その正体

出典:欧州の本音…日本代表と長友佑都への評価が“想像以上”だった – Masato Sugimori フットマサ
39歳の長友佑都が、ある一言で注目を集めています。
「不気味ですね」。
2026年6月16日、サッカーダイジェストなどが報じたコメントです。相手はW杯グループF第2戦のチュニジア。なぜここまで警戒するのか、理由がちょっと意外なんです。
実はチュニジア、直前に監督が代わったばかり。長友はこう続けます。
「監督が交代してどういうサッカーをしてくるか分からない。気を引き締めないと足元をすくわれる可能性は大いにある」
格上を警戒するのではなく、「読めない相手」を警戒する。ベテランらしい視点ですよね。
なぜチュニジアの監督が消えたのか

出典:【緊急】長友佑都がチュニジア大敗で「悪い予感」緊急ミーティング開催を板倉に提案!コスタリカ戦の悪夢再びか? – サッカー速報まとめ【ネットの反応集】
話を整理しましょう。日本が所属するのはグループF。同組はオランダ、チュニジア、スウェーデンです。
第1節(6月14日)、日本はオランダと2-2のドロー。2度のビハインドを追いつく粘りを見せました。
一方、チュニジアはスウェーデンに1-5で大敗。
この結果を受けて、チュニジア代表のラムシ監督が電撃解任されたと報じられています(表記は「サブリ・ラムシ」など報道により揺れあり)。
第1節終了時点のグループF順位はこうです。
- 1位:スウェーデン(勝ち点3)
- 2位:オランダ(勝ち点1)
- 2位:日本(勝ち点1)
- 4位:チュニジア(勝ち点0)
つまり日本が次に当たるのは、監督を失い、後がない4位チーム。だからこそ「何をしてくるか分からない」わけです。
長友が動いた「選手ミーティング提案」

出典:【キャプテン遠藤航の離脱は“無念&サプライズ”】鎌田大地/長友佑都/早川友基/吉田麻也/鈴木淳之介/瀬古歩夢/田中碧/鈴木彩艶|FIFAワールドカップ2026 – 日テレスポーツ【公式】
ここで長友、ただ警戒を口にしただけではありませんでした。
サンスポ(Yahoo!ニュース)などによると、長友はチームにこう伝えたと明かしています。
「次戦の前に選手ミーティングをした方がいいとチームに伝えた」
オランダ戦の好内容に満足しないための、自発的な行動です。本人の言葉が熱いんです。
「いい戦いだったで終わらせてはダメ。僕らは優勝を目指している。評価できるところはありつつも慢心は絶対に禁物」
さらにスウェーデンへの警戒も忘れていません。
「チュニジアに負けてしまうと、スウェーデンもむちゃくちゃ良いチームなので、日本の予選敗退もあり得る。危機感を持ってやらないといけない」
1試合の取りこぼしがグループ敗退に直結する。その現実を、5大会連続出場のベテランは冷静に見据えています。
前回カタール大会との「似たシチュエーション」

長友の警戒には、4年前の苦い記憶があります。
2022年カタール大会。日本はドイツに逆転勝利した直後、続くコスタリカ戦で0-1の敗戦を喫しました。
長友はその時の空気をこう振り返っています。
「(前回は)緊張の糸が悪い意味で切れてしまっていた部分は正直あった。ああいうことは絶対に起こしちゃダメ」
そして今回の状況について、「シチュエーション的には少し似ている」とも語っています。
強豪との好ゲームの後に、格下とされる相手との一戦。確かに構図はそっくりです。
意外と知られていない事実
この長友、今大会で日本代表史上最多5度目のW杯メンバー選出。5大会連続は日本史上初の快挙です。
森保一監督は長友について「過去4大会の成果も課題もすべて知っている」と評価しています。
つまり「コスタリカ戦の教訓」を肌で知る数少ない存在。だからこそ、その警戒コメントには重みがあるんですね。
今後の注目ポイント
![[翻訳-動画] 長友佑都の親友スナイデルが日本代表を警戒](https://img.youtube.com/vi/q4yEBl5yW64/hqdefault.jpg)
出典:[翻訳-動画] 長友佑都の親友スナイデルが日本代表を警戒”長友とか日本人選手は奇妙だ” #サッカー #サッカー日本代表 – Non:Sukeサッカー情報部
日本対チュニジアは、6月21日の日本時間13時にキックオフ予定です。
注目したいのは次の3点。
- 監督交代したチュニジアがどんな戦い方をしてくるか
- 長友提案のミーティングがチームの集中力にどう作用するか
- 「コスタリカの再来」を回避できるか
オランダ戦の好内容を、結果につなげられるか。
長友の「不気味ですね」という一言が、杞憂で終わるのか、それとも的中するのか。第2戦の入りに注目です。
※本記事はサッカーダイジェスト、サンスポ(Yahoo!ニュース)、サッカーキング、ゲキサカなどの報道を参照しています。チュニジア前監督名は報道により表記が異なります。
