一塁へ全力疾走した「直後」だった

出典:【村上宗隆,西田陸浮スタメン】ホワイトソックス vs タイガース⚾26/5/30 – 【まめ十郎】ポジる実況
併殺を防ごうと、村上宗隆選手が一塁へ全力で駆け込んだ。
そのセーフになった直後でした。右の太もも裏を押さえ、苦しそうな仕草を見せたのは。
2026年5月29日(日本時間5月30日)、本拠地でのデトロイト・タイガース戦。「2番・一塁」で先発した村上選手が、3回途中で交代となりました。
理由は「右ハムストリングの張り」。
シカゴ・ホワイトソックスの公式X(旧Twitter)は「右ハムストリングの張りで今夜の試合を途中交代した。現在さらに詳しい検査を受けている」と発表しています。
メジャー移籍1年目、開幕からチームを牽引してきた26歳。各メディアが「ホワイトソックス激震」と速報で報じる事態になりました。
3回の二ゴロで何が起きたのか

出典:【村上宗隆】村上が打撃2冠達成!異常な成績にレジェンド驚愕「三冠王は獲らせるな」 – 大谷速報スタジアム
問題のシーンは3回の第2打席です。
村上選手は二ゴロを打ちました。普通ならそのまま併殺コースになる打球です。
そこを、一塁へ懸命に駆け込んで併殺を阻止。記録上はアウトを1つに食い止めた、好走塁でした。
ところが到達直後に右太もも裏を気にする様子。監督とトレーナーがすぐに状態を確認しました。
その後、代走としてルイスアンヘル・アクーニャ選手が一塁へ。村上選手はここで交代となりました。
ウィル・ベナブル監督は「一塁へ全力疾走した際にハムストリングを少し痛めてしまったようだ」と説明しています(THE ANSWER、デイリースポーツなど報道)。
プレー自体は併殺を防いだファインプレー。その代償が大きくなければいいのですが。
絶好調の最中だったから「激震」

出典:「村上がいたらチーム状況は変わっていたぞ。。」ヤンキースが村上を獲れたのに獲得しなかったことを今更後悔する・・【村上宗隆】【大谷翔平】 – 背番号17を語り尽くす
なぜここまで大きく報じられたのか。それは村上選手が、まさに乗りに乗っていたからです。
この試合前時点の成績を整理します。
| 項目 | 数字 |
|---|---|
| 出場 | 56試合 |
| 打率 | .242(198打数48安打) |
| 本塁打 | 20本(リーグトップ) |
| 打点 | 41(リーグトップ) |
本塁打・打点ともにリーグの頂点に立っていました。
さらに前日の5月28日(ツインズ戦)には、3試合連続となる20号ソロを放ったばかり。
マイナビニュースによると、メジャー1年目での20号到達は大谷翔平選手に続く日本選手2人目。シーズン58本ペースという驚異的な数字でした。同じ試合では初盗塁も記録しています。
チームの主軸が、最高潮のタイミングで離脱しかねない。だからこその「激震」だったわけです。
本拠地の放送席からも「残念だ」「ファンから一斉にため息が…」という声が上がったと報じられました。
今後の注目ポイントは「検査結果」

出典:【村上宗隆出場】ホワイトソックス対タイガース 5/30【野球ラジオ調実況】 – ハムショーのメジャー実況ch
気になるのは離脱期間ですよね。
ここは正直に書きます。本記事執筆時点(日本時間5月30日午前)では、公式発表は「検査中」まで。
診断結果や故障者リスト(IL)入りの有無は、まだ明らかになっていません。
ハムストリングの「張り」は、軽度なら数日の休養で済むこともあれば、肉離れに発展すれば長期離脱もあり得る、幅のある症状です。
だからこそ、続報の検査結果が最大の焦点になります。
意外と知られていない事実
村上選手のメジャー挑戦の道のりは、わりとギリギリでした。
MLB.comなどの報道によると、ヤクルトが2025年11月7日にポスティング申請を発表。ポスティング・ウィンドウは11月8日〜12月22日の45日間でした。
そして合意に至ったのは、その期限の直前。ホワイトソックスと2年総額3400万ドル(約53〜54億円)で契約しました。
NPB時代は2022年に日本選手歴代最多56本塁打、史上最年少22歳での三冠王。その実績を引っさげての移籍1年目です。
ここまで順調すぎるほど結果を残してきただけに、軽症であることを願うばかり。検査結果が出次第、状況は大きく動きそうです。
