11試合のスランプ、初球の一発で終止符

出典:アーロン・ジャッジ、1.312www【MLB】【ネットの反応】 ヤンキース レイズ戦 11号ホームラン 2025年5月 – ゆっくりMLB.2chまとめ
5月24日(日)、ニューヨーク・ヤンキース対タンパベイ・レイズ戦。
0-0のまま迎えた9回裏、アーロン・ジャッジが1球で試合を終わらせた。
WRAL.comの報道によると、5月10日以降のジャッジは11試合連続ノーホームラン、1打席24打数という深刻な不振。これはキャリア最悪の連続無本塁打記録だった。
その沈黙を打ち破ったのが、レイズのリリーフ投手ケビン・ケリーとの対決だった。
9回裏の一球
9回先頭打者のトレント・グリシャムが四球で出塁。
続くジャッジは、ケリーの「初球」インサイドシンカーを迷わず叩いた。打球はライトセンタースタンドの2列目に着弾。サヨナラ2ラン、ヤンキース2-0での勝利が決まった瞬間だった。
SNYの報道によると、これはジャッジのキャリア通算4本目のサヨナラ本塁打(前回は2022年)。
注目すべきは「初球」だったという点。1打席24打数のスランプ中でも、カウントを整えることより先に初球を積極的に仕留めた。この判断がMLB各メディアで話題になっている。
全30球場中わずか3球場だけが本塁打になる打球

出典:【ジャッジ・2025 ホームラン集】アーロン・ジャッジ 2025 レギュラーシーズン 全ホームラン 53本 Aaron Judge #アーロンジャッジ – GOATANI【ゴータニ】
Heavy.comが伝える評価が、この一打の難度をよく示している。
同じ打球がホームランになるMLB球場は全30球場のうちたった3球場だけ。ヤンキースタジアム、シチズンズバンクパーク(フィリーズ本拠地)、グレートアメリカン・ボールパーク(レッズ本拠地)のみ。
ライトセンター方向が他球場より深いヤンキースタジアムだからこそ、逆方向への打球がスタンドに届いた。
26球場ならば外野フライで凡退していた打球。それを「3球場の1つ」にいる今季のヤンキースで仕留めた。MLB界隈でこの難度の高さが拡散している。
村上宗隆と並ぶALホームランレース、今後が本番

今季17号となったこの一発で、ジャッジはシカゴ・ホワイトソックスの村上宗隆と並んでアメリカン・リーグ本塁打トップタイに立った。
Full-Countの報道によると、村上も17号を記録しており、日本人メジャーリーガーとして注目を集める本塁打争いが続いている。
MLB全体ではナショナルリーグのカイル・シュワーバー(フィラデルフィア・フィリーズ)が20本でトップ。ジャッジとは3本差がある。
首位レイズとのゲーム差も縮小
TSNの報道によると、この試合でAL東地区首位のレイズとのゲーム差は4.5ゲームに縮小。ヤンキースにとって地区優勝争いの観点でも大きな1勝となった。
先発のライアン・ウェザーズが9イニングにわたりレイズ打線を0点に抑える好投を見せており、ジャッジの一打がそのピッチングに報いる形になった。
さらに、レイズの5連勝をストップさせ、ヤンキース自身の3連敗も止める一石二鳥の勝利でもある。
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まとめ:スランプ明けの「次の一球」に注目

出典:【MLB】世界一優しくレーザービームを放つアーロン・ジャッジの強肩集 – Cliff Reyes (レイエス)
意外と見逃されがちなポイントを1つ。
ジャッジが11試合ぶりに本塁打を放った初球の判断——スランプ中の打者がカウントを整えずに初球から積極的に仕留めるのは、精神的にも技術的にも容易ではない。
ESPNの報道でも、このスランプ脱出の形が「ジャッジらしい」攻撃的打撃の復活として評価されている。
村上宗隆と並んだALトップ争い、シュワーバーとの3本差。2026年のMLBホームランレースは、5月末を前にすでに見応えのある展開になってきた。
