約8ヶ月ぶり、打球速度174.8キロの一撃

出典:【オリックス】#34 吉田正尚選手の打撃フォーム – tk 89navi
2026年5月24日(日本時間25日)、フェンウェイパーク。
雨の降りしきる中、ボストン・レッドソックスの吉田正尚がライトスタンドへ豪快に叩き込んだ。
今季1号、そしてメジャー通算30号。
前回アーチ(2025年9月28日のデトロイト・タイガース戦)から実に約8ヶ月ぶりの一発に、フェンウェイパークが騒然となった。
打球データが示す「本物」の一撃
Full-Countの報道によると、このアーチのデータは以下の通りです。
- 打球速度: 108.6マイル(約174.8キロ)
- 飛距離: 393フィート(約119.8メートル)
- 打球角度: 24度
- 着弾: ライトスタンド
2回の先頭打席、ツインズ右腕オーバーが投じた低めのボール気味の変化球を捉えたもの。
スコアが同点の場面での貴重な一打で、試合をひっくり返す起点となりました。
「トレードに出せ」が飛び出した苦境

出典:【吉田正尚】レッドソックスの新監督が口にした衝撃発言にレジェンド呆然「これが再出発と呼べるのか」 – ロバーツを愛してるch【大谷速報】
1号が出るまでの今季前半、正直かなり厳しい状況でした。
チームとして52試合目、吉田自身は36試合目での今季初アーチ。
1号前の成績は打率.274・出塁率.391と選球眼の高さは維持していたものの、本塁打0・打点5。「三振より四球が多い」というバットコントロールは健在でも、長打力不足が課題として指摘され続けていました。
代打出場での苦境
ベースボールチャンネルの報道によると、5月22日頃には今季初の「バレル」(理想的な打球角度と速度の組み合わせ)を記録。それでもホームランには至りませんでした。
翌5月23日のツインズ戦では、3点差の9回1死一二塁という絶好の同点機に代打で登場するも二ゴロ。2試合連続ノーヒットとなっていました(ライブドアニュース)。
Infoseekニュースの報道では、米国メディアから「監督は嫌っている」「トレードに出せ」という声も出るほどの立場に追い込まれていたことが伝えられています。
その翌日に飛び出した一発、というわけです。これ、ちょっとドラマチックすぎませんか。
メジャー通算30本塁打の内訳

出典:【速報】吉田正尚、待望の今季初ホームランにファン「きたぁぁぁ」!36試合目でようやく…メジャー通算30本目に「痺れたわ」 – 野球速報まとめ【ネットの反応集】
Full-Countの報道によると、今回で吉田のメジャー通算本塁打は30本に到達。
シーズン別に見ると:
| シーズン | 本塁打数 |
|---|---|
| 2023年(1年目) | 13本 |
| 2024年(2年目) | 16本 |
| 2025年(3年目) | 0本 |
| 2026年(4年目) | 1本(今季) |
注目すべきは2023〜2024年の2年間で29本を積み上げた実績があること。
長打力が消えたわけではなく、今回の一発はその証明とも言えます。
この日の活躍
ホームランだけではありません。
MLB.comによると、この試合では2安打3打点の活躍。スタメン起用に応える結果を残しました。
今後の注目点

出典:なぜ出場しない?吉田正尚の最新近況が明らかに|急変した評価とは – プロ野球インサイト速報
中日スポーツの報道によると、2023年に5年総額9000万ドルでレッドソックスへ加入した吉田正尚。メジャー4年目のシーズンで、今回の1号が大きな転換点となるかが焦点です。
出塁率.391という数字が示すように、選球眼の高さは今も一級品。あとは長打力がついてくるかどうか。
実は今季、出塁率.391という数字は決して低くありません。これは「出塁できているのにホームランが出ない」という状況で、今回の一発はそのもどかしさを一気に解消するものでした。
雨中のフェンウェイで生まれた通算30号。この一発を機に、本来の打棒が戻ってくるか注目が集まります。
