4点リードの9回、楽天守護神に何が起きたのか

2026年5月23日、楽天モバイルパーク宮城でのロッテ戦。
6-2と4点リードで迎えた9回表、楽天の守護神・藤平尚真投手が登板し、まさかの5失点で6-7と逆転されました。
試合前まで16試合に登板してわずか1失点という抜群の安定感を誇っていた藤平投手。
それだけに、この一戦の結末は楽天ファンにとって信じがたいものとなりました。
この敗戦で楽天は5連敗。ロッテは3連勝で勢いに乗っています。
9回表に何が起きたか 時系列で振り返る

出典:【超ピンチで目覚める】藤平尚真『一死満塁サヨナラ危機で…抜群フォーク&覚醒ストレートで咆哮!』 – (パーソル パ・リーグTV公式)PacificLeagueTV
4点差のリード、しかもセーブシチュエーションではない場面での起用。
ここから一気に試合が動きました。
無死満塁までの流れ
中7日での登板となった藤平投手は、先頭の山口選手にいきなり四球を与えてしまいます。
続く井上選手、寺地選手に連打を浴び、あっという間に無死満塁という大ピンチに。
代打のポランコ選手を三振に仕留め、1死満塁まではこぎつけました。
ここで踏ん張れるかどうかが大きな分かれ目だったのですが…。
連続タイムリーで一気に同点
1番・小川龍成選手が左前へ適時打を放ち、まず1点(6-3)。
続く2番・友杉篤輝選手が中前へ2点タイムリーを運び、点差は一気に1点(6-5)に縮まります。
そして1死一・三塁、3番・西川史礁選手の3球目。
藤平投手が暴投を犯し、三塁走者の小川選手が生還して6-6の同点。
勝ち越しの一打
1死二塁となった場面で、西川選手がバットを折られながらも左翼線へ運ぶ技ありの一打。
これが決勝点となり、ロッテが6-7で勝ち越しました。
藤平投手の9回の投球内容は、5安打・1四球・暴投1・5失点という厳しい結果でした。
藤平尚真と三木監督のコメント

出典:【アメリカ戦前日インタビュー】藤平尚真「チーム全員で優勝へ」世界野球プレミア12 – テレビ朝日スポーツ【公式】
試合後、当事者である藤平投手はこう振り返っています。
> 「いつもと違う展開で、意識するところをしっかり意識できなかった結果。反省したい」
4点リードという「セーブ機会ではない」場面での登板。
本人も「いつもと違う展開」と語っており、普段の登板パターンとの違いが影響したことを示唆しています。
一方、三木肇監督はこう語りました。
> 「難しいポジションだが、今は彼が担っているところ。これからどうしていくかは彼にとって大事なこと」
守護神という重責を担う藤平投手への信頼は揺らいでいない一方で、立て直しを本人に委ねる姿勢が読み取れます。
ロッテ側の見どころと今後の注目点

出典:【2月12日】#藤平尚真 投手がライブBPに登板!【#楽天イーグルス】 – Rakuten TV〈楽天TV〉公式チャンネル
9回裏、ロッテはこの試合で守護神・横山投手を投入。
得点圏のランナーを背負いながらも凌ぎ切り、試合終了となりました。
勝利投手となったのは、8回裏を無失点で抑えた益田直也投手。
これが今季初白星となりました。
知っておきたいポイント
意外と知られていない事実として、藤平投手はこの試合まで今季16試合でわずか1失点という驚異的な数字を残していました。
それが一試合で5失点ですから、いかにこの日が「らしくない」内容だったかが分かります。
楽天は5連敗となり、チーム状況は厳しくなっています。
守護神の立て直しがそのままチームの浮上につながるだけに、次の藤平投手の登板に注目が集まりそうです。
中継ぎ・抑えの起用法を含めた三木監督の采配も、今後の試合で問われることになるでしょう。
