「グラウンドの監督」と呼ばれる男の審判対応

出典:【エキサイト】藤川監督激怒!坂本誠志郎選手への頭部死球で両軍ベンチから監督選手が飛び出す事態に(2025年4月20日 阪神ー広島) #サンテレビボックス席 – サンテレビ
阪神タイガースの坂本誠志郎選手(32歳)が、また審判とのやり取りで注目を集めています。
「配球の天才」「グラウンドの監督」と評される頭脳派キャッチャー。
その視野の広さは、配球だけでなく審判への配慮にまで及んでいることが、2025年シーズンを通じて何度も話題になりました。
知ってましたか?週刊ベースボールが「人間力野球」の真骨頂と評するほど、坂本選手と審判の関係には独特のものがあります。
反応時間1.15秒 球審を瞬時に支えた場面

出典:⚾“反応速度1.15秒” 阪神・坂本誠志郎の神対応に東京ドーム騒然!ファン絶賛「これぞプロの気配り」 – fizan awan
2025年7月4日、横浜スタジアムでのDeNA戦。
村上投手のストレートがファウルとなり、津川球審の左脇腹を直撃しました。
よろけた津川球審を、坂本選手はわずか1.15秒で右手で支えたのです。
日テレNEWS NNNの報道によると、この反応速度はSNSで大きな話題となりました。
寄せられたコメントは以下のような内容です。
- 「即座に気遣う坂本選手が素敵過ぎる」
- 「私が球審なら恋してた」
- 「高速気づかい」
日本シリーズでも見せた配慮
2025年10月、SMBC日本シリーズ第2戦のソフトバンク戦。
4回守備中、山川穂高選手のファウルチップが有隅昭二球審のマスクを直撃しました。
スコアは1対9で阪神が大敗していた状況です。
それでも坂本選手は即座に振り返り、有隅球審の肩に手を添えて支えています。
中日スポーツでは「みんなキュンしてる!」という見出しで取り上げられました。
判定が議論を呼んだ2025年の試合

出典:【ファン保存版】坂本誠志郎選手ハイライト(2025年7月27日 阪神ーDeNA) #サンテレビボックス席 – サンテレビ
2025年は、坂本選手が関わる場面で審判判定そのものが話題になることもありました。
8月1日のヤクルト戦(神宮)での出来事です。
6回二死二塁から坂本選手のタイムリー後、走塁コースに立っていたオスナ選手と接触。
鈴木一塁塁審は「走塁妨害をとりましたが二塁にはいけないと判断して走者一塁で再開します」と説明する珍判定を下しました。
藤川監督が抗議した場面も
9月23日のDeNA戦では、延長11回の場面で判定が揺れました。
捕手である坂本選手と打者走者・山本選手が接触し、走塁妨害の判定。
デイリースポーツの報道によると、藤川球児監督がベンチを出て抗議しましたが、判定は覆りませんでした。
こうした接触プレーの判定は、捕手と塁審の位置関係が大きな焦点になります。
配球で示した審判の傾向把握

出典:侍ジャパン・坂本誠志郎、日韓戦で要求した構え続けた「高め」審判に対応した配球も国際大会勝利のカギ – Newsupdate
侍ジャパン日韓戦では、また違った形で審判への対応が光りました。
サンケイスポーツの報道によると、坂本選手は球審のストライクゾーン傾向を読み取り、「高め」を要求し続けたとのこと。
結果、この配球が勝利のカギとなりました。
本人のコメントは以下の通りです。
> 「高めはリスクも伴う。打者の反応を見ながら配球をイメージしていた」
審判の癖を観察し、それに対応する柔軟性。これが「グラウンドの監督」と呼ばれる所以です。
意外と知られていない事実
明大時代の善波達也元監督は、坂本選手についてこう評しています。
> 「誠志郎は洞察力、視野が広い。文字どおり、扇の要。ゲームを支配する司令塔です。思いやりもある」
審判への気遣いも、配球の組み立ても、すべてはこの「視野の広さ」から生まれているのかもしれません。
兵庫県養父郡出身、1993年11月10日生まれの32歳。
明治大学では正捕手・主将を務め、東京六大学リーグ制覇に貢献した経歴の持ち主です。
今後の注目ポイント

坂本選手と審判のやり取りは、単なる気遣いエピソードにとどまりません。
捕手というポジションは、球審はもちろん塁審との位置関係や連携が試合を左右します。
2025年シーズンは、その関係性が良くも悪くも繰り返し話題となった一年でした。
藤川阪神の2026年シーズンでも、坂本選手の視野の広さと審判対応に注目が集まりそうです。
「人間力野球」の象徴とも言える坂本選手のプレーから、目が離せません。
