決勝の実況で「ゴムケツ」がXのトレンド入り

出典:「ゴムケツ」がまさかのトレンド入り!?中国代表・呉夢潔にSNS騒然🏐 – 日本ニュース・ジャンクション
2026年9月22日、愛知・小牧市スポーツ公園総合体育館でバレーボール女子アジア大会決勝が行われた。
日本代表と中国代表の一戦は、TBS系が地上波で生中継し、U-NEXTがライブ配信した。
試合中、実況は中国代表のアウトサイドヒッター・呉夢潔選手の名前を「ゴ・ムケツ」と日本語読みで繰り返した。
姓と名の間にほとんど間がなく、「ゴムケツ」と一語のように聞こえたことから、放送中からXでトレンド入りした。
日刊スポーツは同日20時44分、「『ゴムケツ』トレンド入り」と題した記事を配信している。
「ゴムケツは勘弁してほしい」は本人の発言ではない

同日22時8分、日刊スポーツは「中国の呉夢潔『ゴムケツは勘弁してほしい』とSNS」との見出しで記事を配信した。
ただし「ゴムケツは勘弁してほしい」という言葉は、呉夢潔選手本人の発言ではない。
試合を見ていた視聴者がXに投稿したコメントだ。
実況の連呼をめぐっては、「もうゴムケツって言いたいだけじゃねえのかってぐらい発音がゴムケツ」「空耳だと思ったら、ゴムケツで合ってた」といった投稿が相次いだ。
「ゴで一旦切ってほしい」と、区切り方への注文もあった。
チームメートの陳厚羽選手も影響を受けている。実況は「チン・コウウ」と読み上げたが、これに対しても「実況が放送禁止用語言わはったと思って調べてみた」との反応が出た。中国語に近い発音は「チェン・ホウユー」だ。
話題は「なぜ日本語読みか」という疑問に発展

9月23日12時20分、日刊スポーツが「『外国人の尊厳を考えて』中国選手の名前実況に違和感」を配信した。
「ゴムケツ」の聞こえ方をめぐる反応から、中国人選手の名前を日本語読みすること自体への疑問へと話題は広がっていった。
Xには「中国人の日本語読みいい加減やめない?」「外国人の尊厳を考えてほしい」との声のほか、「背中の名前表記と合わない」という指摘もある。
スポーツナビの登録選手欄は中国語読みで表記されていた。そのため「ゴムケツって誰?メンバー表に該当なし」と混乱する人もいた。
日刊スポーツによると、同様の疑問はバレー以外の競技からも出ているという。
日本語読みの背景として、NHKの放送ハンドブックで「中国の人名は原則日本語読み」と定められているという情報や、1972年の日中国交正常化時に互いに自国語読みを取り決めたという説が個人サイトなどで紹介されている。
ただし後者については、国立国会図書館のレファレンス協同データベースでも「未解決」とされており、確かな根拠は見つかっていない。
決勝は中国が3連覇、日本は48年ぶりVを逃す
肝心の試合は、中国が日本にストレート勝ちした。
セットカウントは19-25、20-25、23-25の3-0。
日本は第3セットで最大8点リードを奪ったが、逆転を許したとスポニチアネックスが伝えている。
この敗戦で日本は1978年バンコク大会以来48年ぶりの金メダルを逃し、2大会連続の銀メダルとなった。中国は同種目3連覇を達成した(TBS NEWS DIG)。
世界ランキングは日本6位、中国7位。平均身長は中国が日本より12cm高いという体格差もあった。
準決勝までにチーム最多56得点を挙げていた秋本美空選手らが奮闘したが、及ばなかった。
試合後、佐藤淑乃選手は「優勝を目指していたので、ものすごく悔しい」とコメント。アクバシュ監督は「難しい時だからこそ全員が一丸となって、お互いをサポートし合うことが大事」とチームに呼びかけた。
