柿谷曜一朗に兄と弟はいる?姉と親のスポーツ歴でたどる柿谷家の素顔

母親の名前は、八重(やえ)さん。長女が生まれた時刻は8時8分。

セレッソ大阪では森島寛晃さん、香川真司さん、清武弘嗣さんに続く4代目の8番を背負い、名古屋グランパスでも背番号は8でした。

元日本代表の柿谷曜一朗さんは2026年8月8日、東京・麻布台ヒルズで開かれたイベントに小池百合子都知事らと登壇し、「8に埋め尽くされた人生」と自ら語っています(オリコン)。

その「8」の起点にいるのが、母の八重さん。先に答えを書くと、柿谷さんに兄も弟もいません。きょうだいは姉が1人です。

目次

兄がいるという報道は、一件も見つからない

【山田直輝】「初めて自信を折られた…」U15日本代表で衝撃を受けた柿谷曜一朗との出会い

出典:【山田直輝】「初めて自信を折られた…」U15日本代表で衝撃を受けた柿谷曜一朗との出会い – 柿谷曜一朗 ドリームプロジェクト / YOICHIRO DREAM PROJECT

「目の中に入れても痛くない長男」

2013年8月23日にフットボールチャンネルへ掲載された少年時代の特集で、スポーツライターの元川悦子さんは幼い柿谷さんをこう書いています。

長男。つまり、男のきょうだいでは最年長にあたります。

Wikipedia、日本サッカー協会の選手プロフィール、セレッソ大阪や名古屋グランパスの公式ページ。どこを探しても兄に関する記述は一行もなく、同じ特集で家族として登場するのも姉だけでした。

「兄貴分」ならたしかに存在する

血縁ではなく、チーム内の立ち位置としての兄貴分なら話は別。

セレッソ大阪の同期入団に香川真司さん、のちに加入した乾貴士さん。サカママ41号のインタビューで柿谷さんは、この2人を「これまでのサッカー人生の中で初めて『認めなあかん』と思えた二人」と表現しました。

徳島ヴォルティスへ期限付き移籍していた2009年から2011年にかけては、C大阪の下部組織出身の先輩・濱田武さんが2010年に徳島へ加入。日常生活のフォローを受けたことで、荒れていた生活態度が変わっていきます。

弟として報じられているのは、息子のほう

実の弟についても、確認できる報道はありません。

かわりに2024年8月21日、柿谷家に正真正銘の「弟」が誕生しています。妻でタレントの丸高愛実さんが第3子となる男の子を出産し、23日にInstagramで報告しました(デイリースポーツ)。

第1子は2018年11月生まれの長女、第2子は2021年6月生まれの次女。オリコンが伝えた家族ショットの記事によれば、2026年時点で6歳・4歳・1歳、3児の父です。

姉が2人いて、末っ子が男の子。姉のいる長男として育った柿谷さんの家族構成は、一世代でちょうど裏返った格好になりました。

姉はダンス、父はアメフト、母は陸上

柿谷曜一朗変態プレーランキング総集編

出典:柿谷曜一朗変態プレーランキング総集編 – 世界のサッカー事情

姉は1人。打ち込んできたのはダンスです。

前出の特集は「父はかつてアメリカンフットボールやバスケットボール、母は陸上競技の選手として活躍し、姉も目下ダンスを極めている」と、家族の顔ぶれを紹介しています。

ネット上には姉の名前や「6歳上」という年齢差まで具体的に書かれた情報が流れていますが、報道媒体で裏の取れる話ではありません。姉本人のインタビューやメディア出演も確認できず、一般の方とみられます。

はっきりしているのは、球技・陸上・ダンスと種目こそ違え、体を動かすことが柿谷家の共通言語だったという一点。

柿谷曜一朗さんの親はどんな人?

【激白】本田・長友・香川と柿谷曜一朗の決定的な違い。ブラジルW杯で天才が痛感した「世界基準」の覚悟

出典:【激白】本田・長友・香川と柿谷曜一朗の決定的な違い。ブラジルW杯で天才が痛感した「世界基準」の覚悟 – おじさんだけど、遊んでもいいですか? Presented by CHAP UP

父は「最初のライバル」だった

「特にすごいのが親父ですね。ちっちゃい頃、よく一緒にプールへ行ってビーチボールで遊んだけど、ボール扱いに長けているんです。ダーツをやってもうまいし、スポーツのセンスが抜群でしたね。負けたくないから一生懸命向かっていくんやけど、絶対に勝てない。そんな親父が最初のライバルみたいな感じだった」

サッカーへの入口を作ったのも、この父でした。

1993年5月15日のJリーグ開幕戦、横浜マリノス対ヴェルディ川崎を家族そろってテレビ観戦。画面に釘付けになった3歳の息子を見て、自宅から車で20〜30分のセレッソ大阪・神崎スクールへ連れて行きます。

試合を見に来た父に「いつのまに、そんなことができるようになったんだ⁉」と驚かれるのが楽しみで、新しい技を磨いたという話も残っています。

母・八重さんは送迎係であり、進路の設計者

「母の手厚いサポートがなかったらもっと早くにサッカーをやめていたかもしれない」

サカママの取材に、柿谷さんはそう振り返りました。学校が終わると母が校門の前まで車で迎えに来て、そのまま練習場へ向かう毎日。

中学受験を決めたのも母です。「僕がサッカーでケガをしたり、駄目になった時のことも考えて、大学まで続いている付属の中学に行かせてあげたいという親心だったんだと思います。でも、僕はサッカーのことしか考えていなかったから、塾で勉強はしなかったですね(苦笑)」

進学先は追手門学院大手前中学校・高等学校。ところが高校在学中の2006年、クラブ史上最年少となる16歳でC大阪とプロ契約を結び、業務提携校のウィザス高等学校(現・第一学院高等学校高萩本校)へ転校しました。

小学校の卒業文集に書いた「16歳でプロになる」を、そのまま現実にしたわけです。

両親はサッカー未経験だった

家族の誰ひとり、サッカーの経験者ではありません。

「『サッカーを頑張って親に褒めてもらいたい』と思ったことは1度もないんです」と柿谷さんは語り、小学生の頃は練習や試合の結果すら家で報告しなかったといいます。

口は出さない、環境だけは整える。この距離感が、中学時代の「プロになって恩返しがしたい」という思いにつながりました。

「スポーツ一家」かどうかは語り口が割れている

家庭像の描かれ方が、媒体によって食い違う点には注意が必要です。

2013年の特集が「スポーツ万能一家に生まれた」と書く一方、NHK『ひとのわ』出演回を出典としたWikipediaの記述では「幼少期は身体が弱く、スポーツ一家などではなかった」とされています。どちらか一方を真実として断定できる材料は、現時点でありません。

なお「父親は医者」という説も出回っていますが、これを裏付ける報道は確認できませんでした。

「辞めたい」と駄々をこねた幼稚園児が、親として表彰されるまで

柿谷曜一朗が引退を決断した“本当の理由”

出典:柿谷曜一朗が引退を決断した“本当の理由” – 柿谷曜一朗 ドリームプロジェクト / YOICHIRO DREAM PROJECT

最初から神童だったわけではありません。

「最初はめっちゃ下手で、リフティングもできんかった。1人うまい子がおって、自分が全然ダメやと感じるから面白くなくて、『もう辞めたい』『行きたくない』とお母さんに駄々をこねていたのをよく覚えています」

きっかけの真相も、長らく語ってきた話とは別にありました。4歳の家族旅行中、車の横をセレッソ大阪の選手バスが通過。両親に「すごい選手が乗っているんだよ」と教えられて窓から手を振ると、GKのジルマール選手が振り返してくれた。「『僕はこのチームに行きたい』と言ったみたいです(笑)」

プロ入り後は2009年に遅刻を7〜8回繰り返し、レヴィー・クルピ監督から「荷物をまとめて帰れ」と通告されて同年6月18日に徳島へ。2025年には、2018年頃にうつ病と診断されていた事実も公表しています。

そして2025年11月、第18回ペアレンティングアワードのヒト部門を受賞。送迎してもらう側だった人が、父親としての姿を評価される立場に変わりました。

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まとめ

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項目 確認できている内容
存在を示す報道はなし。メディアでは「長男」と紹介されている
実の弟の報道はなし。2024年8月21日生まれの長男が柿谷家の末っ子
1人。ダンスに打ち込んでいた。氏名や年齢差は一次ソースで未確認
学生時代にアメリカンフットボールとバスケットボール。サッカーの入口を作った人
名前は八重さん。陸上競技の選手で、送迎と中学受験を支えた

家族を語るときの主語は、両親から自分自身へと移りつつあります。

サカママで柿谷さんは、サッカーに打ち込む子どもを持つ母親へこう伝えました。「旦那さんの一歩前を歩き、子どものことは一歩下がって支えてあげてほしいなと思います(笑)」

八重さんが車で校門まで迎えに来ていた距離感を、そのまま次の世代への助言に翻訳した言葉です。

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この記事を書いた人

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