5,000人の前で読まれた「内緒の手紙」

出典:髙松瞳 齊藤なぎさ卒業コンサートでの涙のサプライズ手紙の裏話&ひぃなぎの絆について語る =LOVE(イコールラブ・イコラブ) – イコノイジョイ推し切り抜きチャンネル
2023年1月13日、パシフィコ横浜 国立大ホール。「流星群」の間奏で演奏が止まり、約5,000人の客席が静まり返りました。
便箋を開いたのは、その日で=LOVEを卒業する齊藤なぎささん。宛先は、隣に立っていた髙松瞳さんです。
手紙の存在は、髙松さんには最後まで伏せられていました。リハーサルもなし。朗読を終えた2人はそのままアカペラで歌い上げたと、ぴあの現地レポートが伝えています。
この2人を、ファンは「ひぃなぎ」と呼びます。2017年のオーディション同期であり、センターの席を離れた側と、受け継いだ側でもありました。
「ひぃなぎ」はデビュー前のバスの中で生まれた

出典:余りにも音痴すぎて大爆笑する髙松瞳、佐々木舞香 (=LOVE,イコラブ) – えまちゅう
名前が決まったのは、まだ誰にも知られていない頃でした。
デビュー前の合宿へ向かうバス。たまたま隣同士になった2人が密着カメラに向かって「瞳となぎさでひぃなぎ」と名乗り、その場でポーズまで作っています。
髙松さんは当時のXに「齊藤なぎさと髙松瞳で #ひぃなぎ 是非覚えてください」と投稿しました。運営が付けたユニット名ではなく、移動中の車内で本人たちが言い出したもの。ここが「ひぃなぎ」の始まりです。
メンバー12人が正式決定したのが2017年6月14日、初ライブが同年8月5日のTOKYO IDOL FESTIVAL。名前のほうが、デビューより先に存在していた計算になります。
髙松瞳の休止と、齊藤なぎさが継いだセンター

出典:【イコラブ】髙松瞳 11thシングルはセンターではなく活動することを報告【=LOVE(イコールラブ)】 – イコノイジョイどうでしょう【切り抜き】
髙松さんはデビュー曲「=LOVE」から5作連続で表題曲センターを務めました。
流れが変わったのは2019年8月20日。一時活動休止が発表され、公式は体調不良と説明し、本人は「心身ともに不安定な状態が続いていた」とコメントしたと音楽ナタリーが報じています。
9月12日の2周年コンサートを最後に、髙松さんはステージを離れました。
翌10月発売の6thシングル「ズルいよ ズルいね」で初センターに立ったのが、齊藤さん。同期が空けた真ん中を、同期が埋める形になりました。
復帰は2020年9月6日の3周年公演。約1年ぶりのステージです。指原莉乃さんは不在の期間を支えた大谷映美里さんと齊藤さんに「2人に本当に感謝」と述べ、髙松さんには「瞳、おかえり」と言葉を送りました(モデルプレス)。
「流星群」の歌詞に2人の名前が入っている

出典:髙松瞳のひぃなぎエピソード – The アイドルストーリーズ
復帰から2か月半後の2020年11月25日、8thシングル「青春”サブリミナル”」のType-Bに、ひぃなぎ初のデュエット曲が収録されます。
タイトルは「流星群」。作詞は指原莉乃さん、作曲はHaTo、編曲は若田部誠。
注目したいのは歌詞です。「瞳に映る」「ツインテールで 渚 駆ける君」——2人の名前が、意味の通る言葉として溶け込ませてあります。
12月7日公開のMVは、2人の”二人旅”を追ったドキュメンタリー風の映像。休止と復帰を経た直後にこの曲が届いた意味は、ファンには説明不要でしょう。
卒業コンサートで齊藤なぎさが明かした後悔

出典:髙松瞳 & 齊藤なぎさ 866『こんなに僕は笑ってたかな こんなに僕は泣き虫だった?知らない自分 出てくるんだ みんなといると なぜか』 – アイドルヲタク3
2022年9月25日、5周年公演の夜公演アンコール。齊藤さんは「一歩外の世界に踏み出したい」と卒業を発表しました。演技という新しい夢が理由です。
「支えることができなくて距離ができてしまった」
そして冒頭の手紙に戻ります。
齊藤さんはオーディション当時の髙松さんを「きっと受かるんだろうなっていう素敵なオーラを持ってた」と振り返りました。
続けて、声を詰まらせながら「一緒に過ごしていく内に子供だった私には瞳を支えることができなくて距離ができてしまった」と告白。休養期間についても「私がもっと近くでうまく支えられてたら違ったのかな」と語っています(モデルプレス)。
結びは「瞳の笑顔は私の太陽です」「心の中ではずっと隣でいさせてね」。髙松さんは涙をこらえきれませんでした。
在籍は約5年半。齊藤さんはツインテールをほどき、メンバーに「東京ドームに立って、最高の景色を見てほしい」と託してステージを降りています。
卒業から3年半、ひぃなぎの現在地

出典:イコラブデビュー3周年&髙松瞳ちゃん復帰記念!『Documentary of 髙松瞳』(BGM「866」) – シークレット_秘めもちごころ
齊藤さんはエイジアクロスを経て、2026年7月12日にエヴァーグリーン・エンタテイメントへ移籍しました。俳優としては映画『【推しの子】-The Final Act-』の星野ルビー役などを務めています。
髙松さんの側も動いています。2022年4月には自ら指原さんに願い出て表題曲センターを降板し、翌5月に初ソロ曲「僕のヒロイン」を発表。2025年10月24日にはTBS系金曜ドラマ『フェイクマミー』でTBSドラマ初出演を果たしました。
離れても縁は切れていません。2026年7月、齊藤さんがInstagramで大谷さん・髙松さんとの写真を公開し、同期の交流が続いていることが話題になりました。
なお2026年8月30日には『週刊文春 電子版』が齊藤さんと読売ジャイアンツ・浦田俊輔選手の交際を報じています。球団・所属事務所ともに期限までの回答はなく、本人からの発表もありません。
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まとめ

出典:=LOVE(イコールラブ)/ 14th Single『ナツマトぺ』髙松瞳 Ver.【MV full】 – =LOVE(イコールラブ)公式チャンネル
- 「ひぃなぎ」は髙松瞳さんと齊藤なぎささんの同期コンビ。名前は合宿へ向かうバス車内で本人たちが名乗ったもの
- 2019年9月〜2020年9月の髙松さん休止期間、6thシングルでセンターを継いだのが齊藤さん
- 2020年11月発売の「流星群」は指原莉乃さん作詞。歌詞に「瞳」「渚」が織り込まれている
- 2023年1月13日の卒業コンサートで、齊藤さんは内緒で用意した手紙を朗読し「支えられなかった」という後悔を明かした
穴を埋めた側が「支えられなくてごめん」と泣く。感謝される立場のはずの人が謝るという反転に、この2人の距離感が表れています。
齊藤さんが須永あかね役で出演する映画『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』は、2026年9月18日公開です。
