4回の守備で異変。鈴木誠也、右ひざを押さえて交代

好調の真っ最中でした。
2026年6月14日(土)、敵地サンフランシスコ・ジャイアンツ戦。シカゴ・カブスの鈴木誠也選手(31)が、4回裏の守備で右ひざの違和感を訴え、試合途中で交代しました。
ESPNやワシントン・ポストが報じています。
きっかけは、ジャイアンツの三塁手マット・チャップマンが打ち上げたフライ。
これを捕ろうとした鈴木選手は、着地がぎこちなくなり、右脚を押さえて足を引きずったと伝えられています。
クレイグ・カウンセル監督とトレーニングスタッフが様子を確認したうえで、交代を決断。
代わって右翼の守備にはマット・ショウ選手が入りました。
気がかりなのは、この右ひざが「初めての違和感」ではないという点です。
実はこの日、絶好調だった鈴木誠也

ここで知っておきたいのが、交代するまでの鈴木選手の状態です。
不調どころか、むしろ波に乗っていました。
MLB.comなどによると、この日は3回にRBIタイムリーを放ち、連続試合安打を10試合に伸ばしたばかり。
直近の数字を並べると、その勢いがよく分かります。
- 6月11日(木)コロラド戦:グランドスラム(満塁本塁打)
- 6月12日(金):2本の二塁打
- 6月14日(土):タイムリーで10試合連続安打
6月14日時点の今季成績は打率.255、OPS.772。
前年(2025年)は32本塁打・103打点をマークし、過去3年間のbWARは9.3。
カブス打線の中心を担う選手だけに、流れに乗った場面での交代となりました。
WBCで痛めたのと「同じ右ひざ」だった

出典:鈴木誠也、右膝負傷のMRI検査結果…. – ミスターフルスイングch【時事ネタまとめ】
ファンが最も心配しているのは、ここです。
ESPNとMLB.comによると、今回違和感を訴えた右ひざは、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で負傷したのと同じ箇所でした。
時系列で振り返ります。
WBCベネズエラ戦での負傷
2026年3月14日(日本時間15日)、WBC準々決勝のベネズエラ戦。
スポーツ報知によると、鈴木選手は初回に盗塁を試み、ヘッドスライディングの際に右ひざを強打。
2回の守備から交代し、この負傷で侍ジャパンは終戦となりました。
負傷直後、鈴木選手は目を赤くして「最後の最後でチームに迷惑をかけた」「申し訳ない気持ち」と語ったと、Full-Countが伝えています。
キャンプ合流からIL入りへ
その後、右ひざにソフトブレースを装着してカブスのキャンプに合流。
MLB Trade RumorsやSI.comによると、クラブハウスを足を引きずりながら歩く姿が報じられ、MRI検査を受けることになりました。
診断は右ひざ後十字靭帯(PCL)の捻挫。
開幕は負傷者リスト(IL)で迎えています。
同じひざが再びサインを出したかたちで、今回の交代が「軽傷であってほしい」という声につながっています。
鈴木離脱なら誰が穴を埋める?今後の注目点

出典:【プロ野球2021年振り返り】広島カープ 鈴木誠也の抜ける穴を埋めるのは誰だ!4位に終わるようなチームじゃない – 里崎(satozaki)の部屋
気になるのは、もし鈴木選手が長期離脱した場合のカブスの右翼です。
ESPNやMLB.comは、出場機会が増える候補として2人の名前を挙げています。
- マット・ショウ:この日、交代で右翼に入った若手。鈴木離脱時は出場が増える見込み
- マイケル・コンフォート:左打者。状況次第で起用機会が広がる可能性
ただし、ここは冷静に押さえておきたいポイントがあります。
6月14日の交代時点では、検査結果も離脱期間もまだ公表されていません。
つまり「重傷」と決まったわけではないのです。
意外と知られていませんが、鈴木選手は交代した試合でも3回にしっかり打って連続試合安打を継続していました。
バットの状態そのものは良かったということ。
だからこそ、今後発表される検査結果が、カブスにとっても日本のファンにとっても大きな焦点になります。
続報を待ちたいところです。
