ゴーグルに水が入っても崩れなかった泳ぎ

出典:池江璃花子、まさかのアクシデントも決勝進出!「ゴーグルに水が…」🏊♀️🔥 – EveryUpdate
プールに飛び込んだ瞬間、ゴーグルの中に水が入り込みました。
周りがまったく見えないまま、泳ぎ切ることになったのです。
この状況に見舞われたのは池江璃花子(26歳、横浜ゴム/スポーツクラブルネサンス)。2026年9月23日午前、愛知・名古屋アジア大会の女子100mバタフライ予選、会場は東京アクアティクスセンターです。
記録は58秒82。1組2着、全体4位で決勝進出を決めました。
前半50mは26秒89、トップで折り返しています。
予選後、スポーツ報知の取材に「前半を26秒で入りたい気持ちが先行して、後半バテた」と振り返りました。「最近は予選で26秒で入れることがなかったので、そこはよかった」とも話しています。
決勝に向けては「朝イチで完璧な準備ができていなかった。修正して、気持ちよく26秒で入って、後半持つレースにしたい」と課題を語りました。
同じ代表の池本凪沙も決勝へ

池江と同じ組に立ったわけではありませんが、もう一人の日本代表も決勝の切符をつかみました。
池本凪沙(24歳、ミキハウス/TASC)は2組2着、59秒02で全体5位。TBS NEWS DIGが伝えています。
池本の専門は自由形です。2023年杭州大会では100m自由形4位、200m自由形5位という実績があります。バタフライでも決勝の舞台に立つことになりました。
白血病からの復活、3大会連続のアジア大会

出典: 池江璃花子、3度目のアジア大会へ――「後悔したくない」26歳の覚悟🏊♀️🔥 – Japan Tv
今大会は池江にとって3大会連続のアジア大会です。ここに至るまでの道のりは平坦ではありませんでした。
ジャカルタ優勝、6冠とMVP
2018年のジャカルタ大会、池江は100mバタフライで56秒30を出して優勝しました。当時の大会記録です。
この大会で日本人として初めて6冠を達成し、MVPにも選ばれています。
ところが翌2019年2月、白血病を公表。同年12月に退院を報告し、2020年8月には594日ぶりのレース復帰を果たしました。
杭州大会、そして今大会
復帰後初のアジア大会だった2023年杭州大会、100mバタフライの予選は1分00秒34の全体8位。ぎりぎりの通過でした。
決勝は58秒98で5位。この決勝で優勝した中国の張雨霏が55秒86を出し、池江が持っていた大会記録を塗り替えています。
それでも杭州では50mバタフライで銅メダル、400mフリーリレーで銀メダルを獲得しました。
今回の予選は4位通過。前回大会の8位よりも高い順位で決勝に進んだことになります。
大会前、産経新聞の取材には「3年前のアジア大会よりも成長していることや、中国選手と対等に戦えることを見せられたら」と話していました。原動力を問われると、「前回大会でMVPを取ったのに、弱くなった自分を見られることがすごく嫌だったり」と明かしています。
決勝は17時から、通算11個目のメダルなるか

出典:【世界水泳】池江璃花子、メダル狙った50バタは決勝進めず 目を真っ赤に「もうなんか、だめだなぁ、自分。という気持ちです」 – JAPAN STARS
池江の決勝は、同じ23日の17時に予定されています。
対抗馬は、大会記録とアジア記録を持つ中国の張雨霏。アジア記録は55秒62で、2020年に樹立しました。今大会でも連覇を狙う存在です。
池江はこれまでのアジア大会で通算8個(2018年)、2個(2023年)のメダルを獲得してきました。合わせて10個。決勝で表彰台に上れば、通算11個目のメダルとなります。
22日放送のTBS「バース・デイ」では、大会のスペシャルアンバサダーを務める二宮和也のインタビューに応じました。「今回のアジア大会は自分にとって3回目のアジア大会なんですけど、最後のアジア大会になるかなと思っているので、結果を出して最後終わりたい気持ちもあります」と明かしています。
決勝はTBS系列で地上波中継、U-NEXTでも16時50分から配信されます。ゴーグルのトラブルを乗り越えられるか、決勝のレースに注目です。
