松井裕樹、延長11回に決勝2ラン被弾で今季初黒星

得意のスプリットを、初球で狙い打たれました。
2026年6月9日(日本時間6月10日)、MLBのサンディエゴ・パドレス対シンシナティ・レッズ戦。
パドレス所属の松井裕樹投手(30歳)が、延長11回に決勝2ランを浴び、今季初の黒星を喫しました。
試合はパドレスが3-5で敗戦。負け投手になったのが、7番手として登板した松井でした。
スポニチアネックスの報道によると、決勝弾を浴びた直後、松井はマウンド上で「ぼう然」とした表情を見せたといいます。
防御率1.83という安定した数字で試合に入っていただけに、本人にとっても悔しい一球だったはずです。
なぜ延長11回での登板だったのか

出典:松井裕樹『史上最年少で達成!プロ通算200セーブ…その足跡を辿る』 《THE FEATURE PLAYER》 – (パーソル パ・リーグTV公式)PacificLeagueTV
この試合、パドレスは決め切れない展開が続いていました。
9回には1死満塁という絶好の好機を作ります。あと一本が出れば、という場面でした。
ところが、2者連続で空振り三振。
この大チャンスを逃したことで、試合は延長戦に突入します。
MLBの延長は「無死二塁」から始まるタイブレーク制。得点が入りやすく、リリーフ陣には厳しい場面が続きます。
そんな緊迫した11回、無死二塁の状況で松井がマウンドへ。試合の行方を託される、重い場面での登板でした。
1人目を打ち取った直後の一発

出典:【悲報】松井裕樹さん、マジでとんでもない事態に… – 野球のわだい【2ch反応まとめ】
松井の立ち上がりは、決して悪くありませんでした。
先頭のブルデーを右飛に打ち取り、まず1死を奪います。
問題はその次でした。
打席に入ったのはレッズの3番・サル・スチュワート。松井が選んだのは、初球のスプリットでした。
これを狙い打たれ、勝ち越しの2ランに。スチュワートにとっては今季13号となる一発でした。
MLB公式日本語サイトの報道でも、この被弾が「痛恨」だったと伝えられています。
松井の登板内容は、1回1安打2失点(自責点1)。
試合は最後、パドレス打線が11回の攻撃を三者凡退で終え、そのまま3-5で幕を閉じました。
意外と知られていない、敗因のもう一つの側面

出典:【勝利呼び込む】松井裕樹 『きっちり打者2人』好リリーフで勝利投手に – (パーソル パ・リーグTV公式)PacificLeagueTV
注目すべきは、この敗戦が松井1人の責任ではないという点です。
9回1死満塁を2者連続空振り三振で逃した打線。再三のチャンスを活かせなかったことが、延長戦を呼び込みました。
つまり、松井が登板する前に、すでに試合は苦しい流れにあったわけです。
得意のスプリットを初球から積極的に振りにいったスチュワートの思い切りも見事でした。
左腕として安定した働きを続けてきた松井にとって、今回の一敗は今季初の黒星。
防御率1.83という数字が示す通り、ここまでの信頼は揺らいでいません。
次の登板で、どう立て直してくるのか。今後の投球に注目です。
