演歌歌手・松原のぶえさん死去 65歳、紅白7回出場の歩みとは

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11月27日のステージは、もう見られない

演歌歌手の松原のぶえさん(65)が死去 13日に都内の病院に救急搬送 #松原のぶえ #Nobue #Matsubara death

出典:演歌歌手の松原のぶえさん(65)が死去 13日に都内の病院に救急搬送 #松原のぶえ #Nobue #Matsubara death – Short Films Stories

演歌歌手の松原のぶえさんが、2026年9月13日、東京・品川区の自宅マンションから病院に搬送された。

午前5時半ごろ、死亡が確認された。65歳だった。

死因は9月14日時点で公表されていない。スポーツ報知やTBS NEWS DIGが同日、訃報を伝えた。

松原さんは11月27日、東京・八王子のJ:COMホールで開かれる「令和・歌の祭典2026〜名曲歌謡史を綴る〜」に出演する予定だった。

今月に入ってからも、音楽番組の収録に参加していたという(スポーツ報知)。

17歳、「私のデビュー曲です」と答えて驚かれた過去

【MVフルコーラス】松原のぶえ「十勝厳冬」【公式】

出典:【MVフルコーラス】松原のぶえ「十勝厳冬」【公式】 – 徳間ジャパン 演歌・歌謡曲チャンネル

本名は廣原伸恵さん。大分県下毛郡耶馬溪町(現・中津市耶馬溪町)の出身だった。

中学3年生のときに芸能事務所にスカウトされ、高校在学中に上京。福岡のタレント養成所で歌を学んだ。

1979年7月1日、17歳で「おんなの出船」でデビューした。同年、日本レコード大賞新人賞をはじめ新人賞を総なめにしている。

キャンペーン先で「誰の歌なの?」と聞かれ、「私のデビュー曲です」と答えると、周囲から「えーッ」と驚かれた。そんなエピソードをニッポン放送に語っていた。

紅白歌合戦には1985年から1992年にかけて計7回出場。1989年には「維新のおんな」で第1回美空ひばり賞も受賞している。

差し押さえと離婚、そして腎臓移植

腎臓移植から16年の松原のぶえ、提供してくれた弟には摘出手術前に「やめるなら今だよ」と泣いて声かけた

出典:腎臓移植から16年の松原のぶえ、提供してくれた弟には摘出手術前に「やめるなら今だよ」と泣いて声かけた – 週刊女性PRIME

2002年、事務所から独立し、結婚していた夫が社長に就任した。

だが翌2003年、自宅が差し押さえられる事態になる。多額の借金と税金の滞納が発覚し、同年に離婚した。

松原さんはCHANTO WEBの取材(2026年8月3日掲載)で、「週刊誌の方から『こういう記事が出ます』と内容を見せられて、初めて自分名義の借金や税金の滞納を知った」と明かしている。

「仕事で得た収入がすべて使われていたことを知りました」とも語っていた。母親からは「高い授業料を払ったと思って、離婚すればいいんじゃない?」と背中を押されたという。

体調面でも大きな試練があった。2009年、腎不全のため両腎の機能が2%まで低下し、実弟の廣原伸輝さんから腎臓の提供を受けて移植手術を受けている。手術は5月14日、退院は6月4日だった。

弟がドナーになると決めた際には「やめるなら今だよ」と声をかけたと週刊女性PRIMEに語っている。

最新シングルはグランプリ曲、カラオケ教室も主宰

松原のぶえ「下北半島哀愁路」MV【公式】

出典:松原のぶえ「下北半島哀愁路」MV【公式】 – 徳間ジャパン 演歌・歌謡曲チャンネル

2025年10月1日、最新シングル「通天閣の空の下」を発売した。日本作曲家協会と日本作詩家協会が共同企画する「ソングコンテストグランプリ・2025」で最優秀曲に選ばれている。

2026年2月にはBS11「鶴瓶のええ歌やなぁ」に出演。「北島(三郎)先生や、憧れの都はるみさん、同じ歌い手の先輩方にすごくかわいがってもらって恵まれていた」と、恩人への思いを語っていた。

晩年はカラオケ教室を開き、受講者を直接指導するなど精力的に活動を続けていたという(スポーツ報知)。

17歳での鮮烈なデビューから47年。紅白7回、美空ひばり賞、そして最新曲でのグランプリ受賞まで、歌一筋の歩みだった。

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