髙橋藍にアジア選手権MVP、チーム最多96得点

出典:【衝撃】石川祐希か高橋藍か!? 相手監督が絶賛した日本代表の“本命”は一体誰?海外メディアが注目した驚きの一言とは? – Sun
2026年9月13日、北九州市立総合体育館で開催された「買取大吉 アジア男子バレーボール選手権大会 福岡2026」の決勝が行われました。
日本はイランに3-0(25-21、26-24、25-23)で快勝。
大会MVPには髙橋藍(25)が選ばれました。
大会通算得点は96点でチーム最多、サーブ得点は22点で大会ランキング断トツの1位でした。ベストシックスにも選出されています。
MVP発表を受け、髙橋は「最高で~~~す!」「さいっこ~で~~~す!」と喜びを爆発させました。
日本の優勝で2028年ロサンゼルス五輪の出場権が確定しました。アジア選手権は優勝チームにロス五輪出場枠が与えられる大会で、髙橋のMVPはその立役者としての表彰という位置づけです。
1次リーグから無傷の6連勝、3大会連続で日本対イランの決勝

日本は9月4日の初戦オマーン戦から決勝まで、6試合すべてでセットを落とさずに勝ち切りました。
1次リーグA組は3戦全勝で首位通過、予選ラウンド全体でも1位。準々決勝はインドに3-0、準決勝は韓国に3-0で下しています。
決勝のイランとの対戦は3大会連続の顔合わせでした。
準決勝では石川祐希が15得点、髙橋が14得点(アタック10、ブロック2、サーブ2)を記録。準々決勝でも髙橋は14得点(アタック9、ブロック1、サーブ4)を挙げ、エース級の働きを見せています。
決勝では髙橋が17得点でチーム2位、サービスエース3本を記録しました。マッチポイントは主将・石川祐希のスパイクで決着しています。
速度差40キロの変幻サーブ、通算13本のサービスエース

出典: 高橋藍、韓国を完全攻略!勝負を変えた“1本のサーブ”🏐🔥 – Japan@77
髙橋のサーブは1次リーグ3試合だけで13本のサービスエースを記録、1試合最多5本という数字を残しました。
日刊スポーツの報道によると、強打・ショートサーブ・フローターを速度差およそ40キロで打ち分けるのが持ち味だといいます。
準決勝終了時点でのサーブ得点は19本、2位の選手の倍以上という差をつけていました。
サーブのコース選びについて、髙橋は「チームメートやアナリストが相手のシフトを教えてくれるので、それを参考にしています。基本的にはリベロ以外を狙っていくように意識はしています」と説明しています。
準決勝の韓国戦では、2度連続でスパイクをブロックされた直後の2-5の場面で、ショートサーブのエースを奪う場面もありました。THE ANSWERの取材に「あれは自分に責任がある」と振り返りつつ、「そこを取り返せるのがサーブ」と語っています。
36歳・深津英臣への感謝とロス五輪への思い

出典:【バレー男子】高橋藍が大会MVP 喜び爆発「最高の試合をやれた」ロス五輪切符獲得 感謝したのは「オミさん」 – Sky News Japan
優勝の立役者は髙橋だけではありません。
セッターを務めた深津英臣(36)は、7年ぶりに日本代表に復帰した選手です。ベストシックスにも選ばれました。
髙橋は深津について「間違いなくオミさんが一番今季しんどかったと思う。最年長だし、弱音を吐く姿は見たことない」とコメント。「自分は何が何でもトスを決め切る気持ちで常にいた」とも語っています。
今回の優勝で、開催国枠を除いて五輪開催前年を待たずに出場権を得たのは1972年ミュンヘン五輪以来54年ぶりとなりました。
髙橋にとっては東京、パリに続く3度目の五輪です。「第1目標のロス五輪への切符をかけてここまでやってきているので、目標達成できて嬉しく思う」とコメントしています。
主将の石川祐希は優勝後、「目標はロサンゼルス五輪でメダルを獲ること」と次の目標を口にしました。日本男子バレーの五輪メダルは1972年ミュンヘン大会が最後で、2028年は56年ぶりの快挙がかかっています。
