新体操のリボン演技を一つ見せただけで、映画の脚本設定が丸ごと書き換わったことがあります。
その演技を見せたのは、女優の木竜麻生さんです。
2018年公開の映画『鈴木家の嘘』でのエピソードで、もともと「大学の陸上部員」だった役どころが、彼女の新体操経験を知った監督によって「新体操部員」に変更されました。
この演技の原点は、中学時代に打ち込んだ新体操部にあります。
高校は新潟県内の学校に通い、卒業まで地元を離れませんでした。
木竜麻生さんの高校・中学時代を、公式インタビューや報道をもとに整理します。
木竜麻生の高校は新潟県立新発田南高等学校
木竜麻生さんの出身高校は、新潟県立新発田南高等学校です。
本人のWikipedia記事と、同校のWikipedia「著名な出身者」欄の双方に、女優・木竜麻生として名前が記載されています。
新発田南高校とはどんな学校?
新発田南高校は、新潟県新発田市大栄町にある県立の共学校です。
普通科に加えて、機械工学科・建築工学科・土木工学科・電子情報工学科の4つの工業系学科を設置しています。
1917年に新発田町立新発田商業学校として開校し、1983年に商業科を分離して現在の校名になりました。2017年には創立100周年を迎えています。
新発田農業高校説はなぜ広まった?
ネット上のまとめ記事では、制服写真を根拠に「新潟県立新発田農業高等学校」ではないかとする説も見かけます。
ただしこれは推測の域を出ず、裏付けの取れる媒体では確認できません。
Wikipedia両記事が一致して示す新発田南高校が、現時点で最も確度の高い情報です。
木竜麻生の中学は新体操部三昧の3年間

出典:映画『鈴木家の嘘』特別映像/木竜麻生、ここでしか見られない貴重な新体操シーン解禁 – moviecollectionjp
中学時代の校名は、公的な報道や公式サイトでは明らかにされていません。
まとめサイトでは新発田市立本丸中学校が有力候補として挙がっていますが、報道による裏付けはなく、断定はできません。
中学生活は新体操一色だった
はっきりしているのは、中学時代を新体操部で過ごしたことです。
木竜麻生さんはYahoo!ニュースの取材に「中学生の頃は新体操をやってたんですけど、割と部活三昧みたいな3年間だった」と振り返っています。
新体操は小学生の頃から始め、中学3年生で引退するまで続けました。
木竜家には「一度始めたことは途中でやめない」という父親の家訓があり、この3年間はその家訓を体現した期間でもありました。
部活漬けの3年間をどう振り返る?
同じ取材で、中学生に戻れたらどうするかと聞かれた木竜麻生さんは、こう語っています。
「映画だったり、ドラマだったり、本を読むこととか、いろんなものに触れることしていたら、何か変わってたかなって想像しました」
部活一色だった日々への、率直な述懐です。
中学の新体操経験が代表作『鈴木家の嘘』に直結

出典:『鈴木家の嘘』特別映像 木竜麻生の新体操シーン解禁! – 映画会社ビターズ・エンド
映画.comの報道によると、木竜麻生さんは監督・野尻克己によるキャスティング用ワークショップで「なにか自分を表現できるものを見せてほしい」と言われ、新体操のリボン演技を披露しました。
これを見た野尻監督は、脚本上の長女の設定を「大学の陸上部員」から「新体操部員」へと書き換えました。
撮影に向けては、4カ月にわたる新体操の特訓が行われています。
指導にあたった山本里佳さんは「一流選手だけが持ち合わせる素直さと、飲み込みの速さ、努力の姿勢がありました」と評価しています。
中学の部活動で培った土台が、代表作を引き寄せた形です。
原宿でのスカウトと、上京しなかった4年間

出典:【2015未来にブレーク】中学2年でスカウト、現役大学生の木竜麻生 – 産経ニュース
木竜麻生さんが芸能界とつながったのは、中学2年生・14歳のときでした。
観光で訪れた原宿でスカウトされたのが、きっかけです。
なぜすぐに上京しなかった?
ここで上京を選ばなかった点が、木竜麻生さんらしいところです。
新潟県観光協会のインタビューで、本人はこう明かしています。
「新体操の部活動を続けたかったし、高校卒業までは新発田にいると決めていました」
2010年、高校1年にあたる年にテレビCMでタレントデビューを果たしますが、本格的な女優活動が始まるのは大学卒業後です。スカウトから実質的なブレイクまで、数年の空白がありました。
芸能界では、スカウトされるとすぐに上京し、学業と活動の両立を目指すケースが少なくありません。木竜麻生さんの場合は、部活動と地元生活を優先し、進学のタイミングまで芸能活動を待つ道を選んだ点が特徴的です。
高校時代のアルバイトと進学先
高校時代は、新発田市内の「コーヒー&レストラン シド」でアルバイトを経験しています。
高校卒業後、実践女子大学文学部への進学を機に上京しました。
近代文学を専攻し、卒業論文のテーマは「雑誌で生まれた造語」だったといいます。
新発田の思い出と、今も続く地元とのつながり

出典:木竜麻生 マルハニチロ 「宣言 Power of nature」編 TVCM – CMの女神さま
木竜麻生さんは新発田城のすぐ近くで育ちました。
城北町の保育園からの帰り道は、公園で遊んだり、新発田城のお堀端を散歩したりするのが日課だったそうです。
春は家族で桜見物、祖父とは「岡田の天然プール」や「長峰農場」に通い、帰りにソフトクリームを買うのが習慣でした。
帰省すると、小学校や中学校からの友人が声をかけてくれ、一緒にドライブすることも多いといいます。
2024年公開の映画『十一人の賊軍』では、新発田城でのロケに新発田市出身者として参加しました。新潟日報はこれを地元凱旋として報じています。
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まとめ|木竜麻生の高校・中学

出典:中古車情報・中古車検索サイト「車選びドットコム」 TV CM ☆木竜麻生(きりゅうまい) – 中古車情報・中古車検索サイト車選びドットコム
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 出身高校 | 新潟県立新発田南高等学校(普通科・工業科) |
| 出身中学 | 校名は非公表(本丸中学校説はあるが未確定) |
| 中学時代の部活 | 新体操部(小学生〜中学3年の引退まで継続) |
| 原宿スカウト | 中学2年・14歳のとき |
| 上京 | 高校卒業後、実践女子大学進学を機に |
2018年の『菊とギロチン』『鈴木家の嘘』では、東京国際映画祭ジェムストーン賞、ヨコハマ映画祭最優秀新人賞、高崎映画祭最優秀新進女優賞、キネマ旬報新人女優賞を受賞しました。
2026年秋には、NHK連続テレビ小説『ブラッサム』への出演も控えています。ヒロイン・葉野珠の女学校時代の同級生・角田忍役です。
新体操部三昧だった中学時代と、高校卒業まで地元にとどまった判断。この2つが、今の木竜麻生さんの土台になっています。
