高木菜那の経歴

出典:高木菜那の経歴と学歴、高校時代の偏差値がスゴすぎる。 – 芸能ウォーク(Walk)
きっかけは兄について行っただけ
高木菜那さんがKSCスケートクラブに通い始めたきっかけは、2歳上の兄・大輔さんについて行っただけでした。留守番が嫌だったから、というのが理由だったといいます。なんとも肩の力が抜けるエピソードです。
その「ついで」だったスケートが、2004年1月の全国小学生スピードスケートスプリント選手権で早くも花開きます。小学5年生の部で総合1位を獲得しました。
札内中学校、帯広南商業高校でも実績を重ね、2011年の卒業と同時に日本電産サンキョーへ入社しています。
オランダ移籍から平昌・北京五輪へ
転機は2014年でした。活動拠点をオランダへ移し、同年のソチ五輪で初めて舞台に立ちます。
2015年には世界距離別選手権の団体パシュートで金メダルを獲得しました。
そして2018年2月の平昌五輪。21日に女子団体追い抜きで金、24日には新種目のマススタートでも金メダルを獲得しています。
1大会での複数冠は、冬季五輪の日本選手では1998年長野の船木和喜さん以来、女子選手としては史上初の快挙でした。
2022年2月の北京五輪では団体追い抜きで銀メダルを獲得し、同年4月に現役を退いています。
高木菜那の所属事務所

出典:2018 平昌五輪 マススタート 高木菜那 金メダル 初代女王! – スポーツ
フリーランスとして活動中
引退会見からしばらくして、テレビ欄に見慣れない肩書きが増えました。「スピードスケート解説者」「タレント」。
高木菜那さんは、特定の大手芸能事務所には所属していません。Wikipediaの記載によれば、現在はフリーランスとして活動しています。
現役時代の所属先だった日本電産サンキョーのスケート部は、2022年3月1日に廃部が発表され、同31日付で消滅しました。1957年発足の名門で、当時8人が在籍していたといいます。
講演・CM・地元大使という窓口
事務所という看板がない代わりに、仕事の窓口はいくつかに分かれています。講演依頼.comには「髙木菜那」名義でプロフィールが登録され、講演料は非公開・要問い合わせとなっています。テーマは「努力をすることに無駄なことはひとつもない」など。
テレビでは2026年4月から6月まで、TBS「ラヴィット!」の火曜シーズンレギュラーを務めました。住宅メーカー・アイ工務店のCMには2023年7月から出演しています。
ネット上では「アイ工務店に社員として入社した」という話も見かけますが、公式発表はCM起用のみで、社員という裏付けは確認できていません。早とちりは禁物です。
地元とのつながりも仕事の一つです。2017年9月から北海道幕別町の「応援大使」を務めています。
高木菜那の引退理由

出典:【スピードスケート高木菜那】注目の引退会見フル映像 金2個・銀1個獲得のオリンピアン 引退の理由とは! – 日テレスポーツ【公式】
会見で語った言葉
2022年4月5日、東京都内での記者会見。29歳だった高木菜那さんはマイクの前で、こう振り返りました。
「今季は自分を信じて最初から攻めたレースができた」。
引退の決め手として本人が語ったのは、記録でも順位でもありません。「高木美帆の姉としてではなく、高木菜那として氷の上に立ち、戦えたこと」だったといいます。
2歳下の妹・美帆さんとは、常に比較されてきました。会見では「つらかったけれど、妹がいたからここまで世界で戦えた」とも語っています。
廃部という現実、そして大学院へ
このタイミングの1カ月前、3月1日には所属先の日本電産サンキョーがスケート部廃部を発表していました。本人が廃部を引退の直接理由に挙げたわけではありませんが、競技を続ける環境が失われたのは事実です。
引退直後の心境は、揺れていたようです。CHANTO WEBのインタビューでは「スケートが抜けた穴を埋める手段がない」と空白感を明かしています。
その空白を埋めたのが、数年後の筑波大学大学院進学でした。2025年3月、博士前期課程を修了しています。
高木菜那の年収

出典:高木菜那選手 妹・高木美帆選手に押さえられるw – なのかまの
公式発表がない年収、確認できるのは報奨金
具体的な年収を示す公式発表や報道は見当たりません。確認できるのは、単発の実額です。
平昌五輪で金メダル2個を獲得した際、親会社の日本電産(現ニデック)から報奨金として計4,000万円が支給されました。内訳は会社から2,000万円、永守重信会長のポケットマネーから2,000万円。
この会見は「永守劇場」とも呼ばれ話題になりました。3階級特進(係長級)も約束されています。
税引き後の手取りとJOCの上乗せ分
Sports Watchの試算によれば、会社分2,000万円は一時所得扱いで税額約97万5,000円、手取りは約1,902万円です。永守会長からの2,000万円は贈与税の対象となり、税額約695万円、手取りは約1,305万円になるといいます。
別枠として、JOCの五輪報奨金は金メダル1個につき500万円。日本スケート連盟が同額を独自に加算する仕組みがあり、金2個ならこの枠だけで2,000万円規模になります。
ネットの「推定年収」は裏付けなし
「年収推定6,500万円」といった数字がネット上に出回っていますが、運営元が不明なサイトによる推定で、裏付けは取れていません。
引退後の収入源は、CM出演料、講演活動、テレビ出演、五輪解説などが中心とみられます。金額は、いずれも非公表のままです。
高木菜那の仕事・キャリアまとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所属事務所 | 大手事務所には未所属。フリーランスとして講演・CM・TV出演などで活動 |
| 引退理由 | 「高木美帆の姉ではなく高木菜那として戦えた」ことを本人が理由に挙げた |
| 経歴 | 2011年日本電産サンキョー入社→2018年平昌五輪2冠→2022年引退→2025年大学院修了 |
| 年収 | 公式な年収は非公表。平昌五輪の報奨金は計4,000万円 |
2026年6月30日、「ラヴィット!」のシーズンレギュラーを卒業した高木菜那さん。次にどの肩書きで画面に映るのか、答えは本人の発表を待つしかありません。
