小学4年生の娘に「アメリカと中国、どっちに住みたい?」と選ばせる家庭。しかも娘は「憧れのペアがいるから」と自分で北京を選びました。
この少女こそ、のちに日本ペア史上初の世界選手権メダリストとなる高橋成美さんです。
「家柄が良さそう」「実家がお金持ちそう」と検索される高橋さんですが、実は家柄そのものが公表されたことはありません。裕福説の根拠と、確認できる事実を切り分けて整理します。
高橋成美の家柄が「裕福」とされる3つの根拠
結論から言うと、高橋家の家柄や資産が公表された事実はありません。それでも裕福説が消えないのは、経歴に次の3点が揃っているからです。
- 家族帯同で中国・北京に長期駐在(小4〜中2の約5年間)
- 北京でインターナショナルスクールに通学
- 費用のかかるフィギュアのペア競技を海外拠点で継続
ファンの間では、フィギュアの競技費用が月15〜20万円、インターナショナルスクールの学費が年間150〜300万円に上るという試算も語られています。
公式な数字ではないにせよ、この3つを同時に成立させた家庭。裕福と見られるのも無理はありません。
父親の職業は非公表、「大手商社勤務」説の出どころ
父親について確認できるのは「海外転勤のある会社員」という点までです。CHANTO WEBのインタビューでは、赴任先にアメリカと中国の2つの選択肢があったことが明かされています。
ネット上に流れる「大手商社勤務」説は、この転勤スタイルからの推測にとどまります。本人や家族が勤務先を明かしたことはありません。
注目したいのは、娘の「申雪・趙宏博ペアがいる中国に行きたい」という希望を通して北京を選んだ判断です。この選択が、結果的に世界メダリストへの道を開きました。
母親は北海道出身、モントリオールまで帯同したサポート役
コーチに習う前、幼い成美さんの手を取ってリンクで滑らせたのは母親でした。北海道出身で、両親ともスケート経験はなかったと本人が振り返っています。
マーヴィン・トランとペアを組んだ2007年からは、練習拠点のカナダ・モントリオール生活にも帯同。国内外の遠征も支え続けました。
この体制が実を結び、2012年の世界選手権で日本ペア史上初となる銅メダルを獲得しています。
北京駐在が生んだ7カ国語と「中国人のふり」
テレビ番組で話せる言語を聞かれ、「7カ国語です」とサラリと答えて話題になったことがあります。英語・中国語・フランス語に堪能で、韓国語やスペイン語なども学んだとスポニチが伝えています。
語学の土台は北京時代にありました。学校は小4〜5が日本人学校、小6がインターナショナルスクール、中1〜2は現地校と、進学のたびに環境を変えています。
中国ナショナルチームで練習する小学生に
リンクの仲間が中国東北部の出身者ばかりだったため、方言の違いを利用して「中国人のふり」をしてなじんだというエピソードも。
中国語を身につけたことで、チーム内の揉め事や悩み事を相談される存在になったそうです。
中国人パートナーと組んで中国の全国大会で6位に入賞。ただ「国籍を変えなければ国内大会に出られない」と告げられたことが、帰国の一因になりました。
帰国後の「居場所がなかった」時期と家族の現在
華やかな経歴の裏で、帰国直後は「スケート場でも学校でも居場所がなかった」と語る時期を経験しています。
そこから渋谷教育学園幕張高校(偏差値76と紹介される難関校)、慶應義塾大学総合政策学部へ進学。2014年にはソチ五輪に出場し、引退後は2021年にJOC理事、2023年からは評議員を務めています。
2026年3月には2歳上の姉がテレビ番組に登場し、2ショットに「目元が同じ」と反響が集まりました。この姉こそ、3歳の成美さんがスケートを始めるきっかけになった存在です。
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まとめ:高橋成美の家柄は非公表、確かなのは「選ばせる教育」
- 家柄・父親の職業は公表されておらず、「大手商社」説は推測の域を出ない
- 裕福説の根拠は、北京駐在・インターナショナルスクール・ペア競技費用の3点
- 母親は北海道出身で、カナダ生活まで帯同してサポート
- 7カ国語と難関校進学の土台は、小4からの約5年間の北京生活
家柄の詳細より目を引くのは、小学4年生の娘に赴任先を選ばせ、その希望を通した両親の姿勢です。JOC評議員として競技の外側から五輪を支える現在の姿にも、この家庭で育まれた国際感覚が息づいています。
