今季初先発、初回に1死も取れず6失点

1死も取れないまま、6失点。
2026年8月27日、神宮球場で行われた巨人戦(セ・リーグ22回戦)。東京ヤクルトの石川雅規投手が、今季初めて先発のマウンドに上がりました。
46歳、プロ25年目。球界最年長右腕にとって、初回から苦しい立ち上がりです。
先頭・浦田俊輔選手の単打を皮切りに、佐々木俊輔選手と松本剛選手が適時二塁打を放ち、ダルベック選手には22号2ランを浴びています。
投げたのは打者7人、24球。被安打5、奪三振0、失点6、自責点6でした。
1死二、三塁の場面で降板し、2番手の松本健吾投手にマウンドを譲りました。
3月の緊急降板から一軍復帰までの5カ月

石川投手がこの日まで一軍のマウンドに立てなかった背景には、長い調整期間がありました。
3月4日、「薩摩おいどんリーグ2026」のJR九州戦で先発したものの、上半身のコンディション不良により21球・打者4人、1回途中で緊急降板。そのままリハビリに入ります。
4月22日に二軍で実戦復帰し、先発と中継ぎの両方で調整を重ねました。8月上旬の二軍戦では4回5失点、初回に2本塁打を浴びる内容もあり、本人は「前向きにチャレンジし続けたい」と立ち上がりの課題を口にしていたといいます。
ファーム通算10試合を経て、8月25日に小川泰弘投手とともに今季初の一軍合流。「結果を出せるように必死をこいてやるだけ」と話し、2日後の巨人戦での先発が決まりました。
24年連続勝利と200勝、記録更新への挑戦

出典:ヤクルト・石川雅規 24年連続安打記録達成! – DRAMATIC BASEBALL 2026
石川投手には、ルーキーだった2002年から2025年まで続く「24年連続シーズン勝利」というプロ野球記録があります。
今季1勝を挙げれば、記録は25年連続へ。今回の初先発は、その更新がかかった一戦でした。
通算成績は188勝。名球会入りの条件となる200勝まで、残り12勝です。
初回6失点という結果は、記録更新に向けた最初のハードルになりました。次の登板でどう立て直すか、投球内容が注目されます。
初回だけで打者10人、巨人打線の勢い止まらず

石川投手と2番手の松本健吾投手は、初回だけで巨人打線の打者10人と対峙しました。
浦田選手、佐々木選手、松本剛選手、ダルベック選手の長打に加え、泉口友汰選手の二塁打、大城卓三選手への死球も絡み、攻撃の手は緩みません。
坂本勇人選手が中飛に倒れるまで、攻めの姿勢は続きました。
石川投手の降板後に生還した走者2人分も自責点に加算され、この回だけでチームは0-6のビハインドを背負います。確認できた時点のスコアは、巨人8-1ヤクルトでした。試合終了時点の確定スコアは、今後の報道で確認が必要です。
46歳の右腕が、この初回の乱調をどう次の登板につなげるか。25年連続勝利と200勝を追う戦いは、まだ続きます。
