氷上でひざまずいた瞬間、二人が選んだ舞台

2026年8月23日の日曜朝、フィギュアスケート・ペア「りくりゅう」の三浦璃来さん(24)と木原龍一さん(34)が、それぞれのInstagramで婚約を発表しました。
投稿されたのは、リンクの氷上で木原さんがひざまずき、三浦さんに指輪を差し出す一枚。婚約指輪を見せ合う2ショットも公開されています(デイリースポーツ、モデルプレス)。
発表があったのは、木原さんが34歳の誕生日を迎えた翌日でした。年齢差は約9歳。
二人が世界一を掴んだのも、練習を重ねてきたのも氷の上です。写真の背景に選ばれたリンクは、二人にとって特別な場所そのもの。スポニチによると、日曜朝の電撃発表にネット上では祝福が殺到したといいます。
派手な演出ではなく、日々を過ごしてきたリンクでのプロポーズ。飾らない選択が、かえって二人らしさを際立たせています。
なれそめは1枚の写真から始まった

出典:【話題沸騰】りくりゅう三浦璃来、木原龍一34歳を祝福!お茶目な誕生日写真が「可愛すぎる」と話題に – ニッポン24
三浦さんは2001年12月17日生まれ、兵庫県宝塚市出身。木原さんは1992年8月22日生まれ、愛知県東海市出身です。
ペア結成は2019年。きっかけは、共通の友人であるアイスダンサー小松原美里さんでした。
初対面は2018年の四大陸選手権で、三浦さんが木原さんに写真撮影を頼んだことだったと複数の媒体が伝えています。
トライアウトは同年7月。木原さんはJOCの取材に「直感的に『絶対これはうまくいくな』という感覚があった」と振り返っています。
結成1年目、コーチから「お前たちはすぐ世界トップに入れる実力を持っている」と言われても、二人は「本当に?」と半信半疑だったそうです。
5位からの逆転劇、金メダルまでの7年

出典:【衝撃の大逆転】りくりゅう、ショート5位から奇跡の金メダル!三浦璃来&木原龍一が歴史を変えた瞬間|2026五輪 – 日本NOW
2022年北京五輪では団体銀メダル、ペア個人戦は7位。日本ペアとして初めての五輪入賞でした。同年の世界選手権では日本勢過去最高となる銀メダルを獲得しています。
2022-23シーズンには、GPファイナル・四大陸選手権・世界選手権をすべて制する年間グランドスラムを達成。
そして迎えた2026年2月のミラノ・コルティナ五輪。団体戦で銀メダルを獲得したのち臨んだ個人戦、ショートプログラムはリフトのミスで5位発進でした。
フリーでは世界歴代最高得点となる158.13点をマーク。合計231.24点で逆転し、日本勢史上初となるペア金メダルを手にしました。ペア結成から、実に7年をかけた頂点でした。
引退後のプロ転向、そして周囲からの祝福

出典:りくりゅう「プロ転向」で引退後も演技継続 TEAM JAPAN日本橋パレードでリフトも…木原龍一、三浦璃来感慨【チャプター入り】 – デイリースポーツ【公式】
2026年4月17日に現役引退を発表し、28日の会見でプロスケーターへの転向を明かしました。
木原さんは会見で「今年中にも各地を回り、ペアの魅力を伝えていきたい」「技術だけでなく、メンタルや食事面も含めてサポートできる指導者になりたい」と語っています(時事通信、Olympics.com)。
婚約発表を受け、木原さんのかつてのペアパートナーだった高橋成美さんがコメントを寄せました。「ご婚約おめでとう御座います!! これからもずーっとずーっと応援しています!!」。
このメッセージは、TBS系「サンデー・ジャポン」で爆笑問題・田中裕二さんが代読し、話題を集めました(オリコン)。
二人が発表した文面には、こんな言葉も添えられていました。「嬉しい時も、辛い時も、たくさんの時間を共に過ごし、支え合いながら歩んできました」。
交際開始の時期は明かされていません。ですが7年をともに戦ってきた歩みそのものが、二人の関係を物語っています。
