上坂龍之介監督「レンタル家族」新宿1館から全国50館拡大の理由

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新宿1館から全国50館へ

連日満員御礼の超話題作!映画『レンタル家族』上坂龍之介監督インタビュー

出典:連日満員御礼の超話題作!映画『レンタル家族』上坂龍之介監督インタビュー – CREATORS STATION

新宿・K’s cinemaでたった1館の上映が、22日間連続で満席になりました。

その記録を受け、2026年8月21日から全国拡大公開が始まっています。

上坂龍之介監督(31)の初監督作「レンタル家族」です。

第1弾はTOHOシネマズ日比谷など26館。8月28日から追加24館が加わり、最終的に全国50館規模まで広がります(cinemacafe.netは「全48館」と報道しており、媒体によって数字に差があります)。

  • 製作費:約400万円
  • 撮影期間:10日間
  • 上映時間:89分
  • 拡大規模:1館→約50館

完全な自主制作映画が、ここまでの規模に育ちました。

22日間連続満席、快挙の記録

上坂龍之介監督、涙の初日舞台挨拶…亡き祖父への想いを語る『レンタル家族』がついに公開

出典:上坂龍之介監督、涙の初日舞台挨拶…亡き祖父への想いを語る『レンタル家族』がついに公開 – Japan Media Tokyo

2025年12月6日、新宿K’s cinemaで1週間限定公開がスタートしました。

予約開始と同時にサーバーがダウンし、7日間すべての上映回が満席に。

2026年7月31日には正式に劇場公開が始まります。

8月14日時点で15日連続オンラインチケット完売を記録し、限定公開時と合わせて通算22日間連続満席という数字に達しました。

各メディアはこの記録を「カメラを止めるな!」以来の快挙と伝えています。

上坂監督は「22日間連続完売という数字は、監督である私自身が一番驚いています」とコメント。

「予算も実績もない初監督の自主制作映画が、観てくださった一人一人の『この映画を広めたい』という想いだけで、ここまで連れてきてくれました」と振り返っています。

祖父の死がきっかけだった制作の裏側

映画「レンタル家族」 監督:上坂龍之介 / 出演者インタビュー(黒岩徹・龍輝・鈴木浩文・松林慎司・田中壮太郎・白木ひこ)

出典:映画「レンタル家族」 監督:上坂龍之介 / 出演者インタビュー(黒岩徹・龍輝・鈴木浩文・松林慎司・田中壮太郎・白木ひこ) – KOHSAKA Pro

東京で働く会社員・沼田洋子(主演:荻野友里)が、認知症が進む母のケアで実家に帰る物語です。

「レンタル家族」サービスでレンタル夫と子役を雇い、家族を演じることになった沼田が、演技と本心の間で揺れながら新しい人間関係に触れていく89分のヒューマンドラマ。

脚本は上坂監督と、学生時代の先輩・土井涼介氏が手がけました。配給はラビットハウス、主題歌は不眠旅行です。

撮影期間はわずか10日間、脚本完成までは半年を要し、スタッフは助監督なしの約10人体制。キャスティングは2日間で約500人のオーディションを行ったといいます。

上坂監督が映画を撮ろうと決意したのは2022年7月、祖父の死がきっかけでした。

「祖父も私が映画監督になりたかったことを知っていました。結局、何も見せられなかったことが本当に悔しかった」と明かしています。

2025年5月には第23回中之島映画祭でグランプリ(観客投票)を受賞。700人以上が観覧し、アンケートの8割以上が高評価だったといいます。ドイツ・ハンブルグ日本映画祭にもノミネートされました。

舞台挨拶で涙、地元・兵庫への思い

8月21日、拡大公開第1弾に合わせてTOHOシネマズ日比谷で舞台挨拶が行われました。

上坂監督は「まったくの自主映画で、まさかここであいさつができるようになるとは」と涙ぐんだといいます。

監督を志したきっかけは、小学生の時に見た「ラスト サムライ」(2003年)でした。

大学卒業後は制作会社で格闘技番組のADなどを経験し、2018年に自身の映像制作会社を設立。

出身は兵庫県加西市。「売れていつか大作を兵庫(地元)で撮りたい」と地元への思いも語っています。

8月28日からは追加24館で順次公開され、全国規模での上映が続く見込みです。

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