メキシコが全48チームで一番乗りの決勝T進出
2026年北中米ワールドカップで、メキシコが韓国を1-0で下しました。
この勝利で、メキシコは全48チームのなかで一番乗りの決勝トーナメント(ラウンド32)進出を決定。
開幕2連勝で勝ち点6となり、グループA組の1位通過が確定しました。
試合は6月18日(日本時間19日)、メキシコ・グアダラハラのサパパンで行われたグループステージA組第2節。
サッカーキングの報道によると、完全アウェーの韓国には試合を通して大ブーイングが続いたそうです。
韓国の主将は、LAFC(MLS)所属のソン・フンミン選手(33)でした。
決勝点はGKの痛恨ミスから

出典:【アジアNo.1ストライカー】ソン・フンミンの凄すぎるゴール21連発!! – Japan Scout
試合を分けたのは、後半5分(通算50分)の1点でした。
日刊スポーツの報道では、韓国のGKキム・スンギュ選手(FC東京)が浮き球のキャッチを試みた際、味方DFのイ・ギヒョク選手と交錯。
ボールをこぼしたところを、メキシコのMFルイス・ロモ選手が無人のゴールへ押し込みました。
この失点シーンに対する海外の評価は辛辣です。
BBCは「クロスボールをキャッチしようとした際にチームメイトと衝突し、ボールを落とすというとんでもないミス」と酷評。
「この試合の質にふさわしいゴールだ」と、試合内容そのものを皮肉りました。
元イングランド代表のマーティン・キーオン氏も「ゴールキーパーの酷いミス」と批判しています。
デイリースポーツは「韓国ぼう然 痛恨ミスで先制許す」と報じました。
ソン・フンミンの幻のループシュート

出典:<サッカー>韓国代表ソン・フンミン、EPLでシーズン初ゴール…速いドリブルからの幻想的シュート (11/26) – 韓国ニュース ワウコリア wowkorea
実は、韓国にも先制のチャンスはありました。
前半16分、ソン・フンミン選手がイ・ガンイン選手のスルーパスに抜け出し、ループシュートを放ちます。
これが決まればハイライト級の一発でしたが、わずかにオフサイドの判定でノーゴールに。
前半は0-0で折り返していました。
ここまでの両チームの歩みも振り返っておきます。
- 韓国:初戦でチェコに2-1の逆転勝利(ソン・フンミンは不発も伏兵が1G1A)
- メキシコ:初戦で南アフリカに2-0勝利
この第2節を終えて、メキシコは2連勝、韓国は1勝1敗となりました。
試合の裏で起きていた兵役揶揄問題

意外と知られていないのが、この試合の前から韓国代表を揺らしていた問題です。
6月7日、チェコ戦前の公開トレーニング中の出来事でした。
ランニングしていたソン・フンミン選手に、身元不明のメディア関係者が兵役(兵役免除)を揶揄する嘲笑を浴びせます。
FOOTBALL ZONEなどの報道によると、W杯公式放映権を持つ韓国「JTBC」の映像が後に流出し、SNSで大きく拡散しました。
この問題は、韓国代表と母国メディアの対立にまで発展します。
日刊スポーツの報道では、韓国サッカー協会(KFA)がW杯期間中という異例のタイミングで声明を発表。
揶揄発言が「選手団に大きな衝撃と失望を与えた」とし、選手は国内メディアへの取材対応をボイコットする事態になりました。
なお、ソン・フンミン選手は2025年8月にトッテナムからLAFCへ移籍しています。
MLSSoccer.comによれば、移籍金は約2,650万ドルで、MLS史上最高額の獲得だったとのことです。
今後の展望

出典:ソン・フンミン退団に感動。全盛期の凄さをレオザが語る【レオザ切り抜き】 – レオザマニア【Leothefootball】公認切り抜き
両チームの次戦は6月24日、第3節です。
- メキシコ vs チェコ
- 韓国 vs 南アフリカ
メキシコはすでに1位通過を確定させており、第3節は順位とコンディション調整がポイントになります。
一方の韓国は、1勝1敗で南アフリカ戦に1次リーグ突破がかかる正念場。
ピッチ内の結果に加えて、兵役揶揄問題で生まれたメディアとの溝をどう乗り越えるかも、ホン・ミョンボ監督率いる韓国代表の課題になりそうです。
ソン・フンミン選手にとっては、グループ突破をかけた一戦で本来の決定力を見せられるかが注目されます。
