「ジャイアンツの熱意」が決め手だった

小笠原慎之介投手(28歳)が、読売ジャイアンツへ加入しました。
2026年6月18日、東京ドームで入団会見が開かれ、約2年ぶりの日本球界復帰が正式に発表されています。
気になるのは「なぜ巨人だったのか」という点ですよね。
本人がその理由をはっきり口にしました。
「ジャイアンツの熱意が熱くて、というところが一番の理由です」(サンケイスポーツの報道より)。
複数の球団が動向を調査していたと報じられるなか、最後に背中を押したのは戦力や条件ではなく、球団側の熱量だったというわけです。
中日時代に何度も対戦してきた相手についても、こう振り返っています。
「印象は強いし、粘り強いし。そんなチームと戦えていたから今の僕がいるのかな」。
ライバルだった球団を、自らの成長の糧として語る姿勢が印象的です。
背番号「98」に込めた新たな挑戦

出典:【年俸は1.8億円】小笠原慎之介とんでもない事態になってしまう… – プロ野球巨人解説ch
今回の加入でひときわ目を引いたのが、背番号「98」です。
投手としては珍しい大きな番号ですが、これは小笠原投手自身が選んだものでした。
理由を、本人はこう説明しています。
「これまでずっと10番台でやってきた。一度は大きな番号をつけてやってみようと。新たなチャレンジ。僕の中で特別な番号」。
中日時代の二桁前半とはまったく異なる番号を、あえて「特別」と位置づけているのがポイントです。
復帰の場を、過去の延長ではなく新しいスタートとして捉えている。
背番号ひとつにも、その意志がにじんでいます。
会見でのぞかせた小笠原慎之介の人柄

出典:【話題沸騰】小笠原慎之介が巨人入り!ファン歓喜の入団会見を完全解説 – ショウヘイ タイムズ ジャパン
入団会見では、エースらしい決意の裏で、少し意外な一面ものぞきました。
「2年ぐらい大勢の人に囲まれることがなかったので、緊張しています」とはにかんだのです。
渡米してマイナーで過ごした期間が長かったぶん、大勢の報道陣を前にした久々の感覚だったのでしょう。
それでも軽快なトークは健在で、Full-Countの報道でもその様子が伝えられています。
東京ドームについては、中日時代の初勝利の地でもあると触れつつ、こう言葉を選びました。
「うれしく思う。一球も投げてないのでなんともいえないですけど」。
浮かれすぎず、まだ何も成し遂げていないと自らを律する。
その冷静さが、9年間プロでやってきた左腕の現在地を物語っています。
首位・巨人で担う役割と今後の注目点

出典:【速報】移籍NPB市場に衝撃!小笠原慎之介が堂々発表!! 「巨人に入団正式決定!」契約内容が明らか !…. – 栄光のホームラン
巨人が小笠原投手に期待するのは、勝負どころとなる夏場以降の先発の厚みです(スポーツ報知の報道より)。
契約は2027年までの1年半、年俸は1億8,000万円とされています。
NPB通算46勝、中日でドラフト1位入団から4年連続で規定投球回をクリアした実績は、先発ローテーションの即戦力として十分な裏付けがあります。
会見では、こんな目標も掲げました。
「チームの一つのピースとして期待に応え、リーグ優勝、日本一を獲れるように頑張りたい」。
意外と知られていないのは、この巨人が現在セ・リーグ首位を走っているという点です。
つまり小笠原投手は、優勝争いの真っ只中にあるチームへ途中から飛び込むことになります。
入団会見と同日にチームへ合流予定とされ、復帰後の初登板がいつになるのか、注目が集まります。
