栗原悠輝、11歳でぷよぷよ金メダル。アジア大会の決勝を振り返る

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決勝10-2、負けたのは1ラウンドだけではなかった

【史上最年少の快挙へ】11歳・栗原悠輝がアジア大会に挑戦!「ぷよぷよ」で日本代表、メダル獲得なるか|愛知・名古屋アジア大会

出典:【史上最年少の快挙へ】11歳・栗原悠輝がアジア大会に挑戦!「ぷよぷよ」で日本代表、メダル獲得なるか|愛知・名古屋アジア大会 – Japan Daily Update

157cmの体で、25歳前後の相手と向き合う。

9月26日、愛知県国際展示場(常滑市)で行われたアジア大会eスポーツ「ぷよぷよ」の決勝。東京都文京区の小学5年生、栗原悠輝選手(11歳)が、韓国のカン・ドンシン選手に10-2で勝ち、金メダルを手にしました。

スポーツ報知やスポニチの報道によると、1ラウンド目は先に取られています。

流れを変えたのは2ラウンド目の大連鎖でした。連鎖数はスポニチが16連鎖、報知が15連鎖と報じていて、媒体で数字が食い違っています。

史上最年少の更新

11歳3か月でのメダル獲得は、アジア大会史上最年少です。

従来の記録は、2018年ジャカルタ大会のスケートボード女子ストリートで銅メダルを取ったブンガ・ニマス・チンタ選手(インドネシア、当時12歳)でした。

金メダルに限ると、朝鮮日報は1978年バンコク大会の体操で、北朝鮮のチェ・ジョンシル選手が12歳5か月で優勝した例を挙げています。

全試合スコアで見る5戦の道のり

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大会を通じた結果を並べると、勝ち方の傾向が見えてきます。

ラウンド 相手 スコア
グループA フィリピン 3-0
グループA カザフスタン 3-0
グループA 韓国(カン・ドンシン) 3-1
グループA 香港 3-0
準々決勝 シンガポール 5-0
準決勝 タイ 10-1
決勝 韓国(カン・ドンシン) 10-2

グループステージは、日本の報道に「3戦全勝」とするものもあります。一方、韓国メディアやスポーツ報知は4戦全勝と伝えており、落としたのは韓国戦の1ゲームだけです。

決勝の相手とは2度目の対戦

カン・ドンシン選手とは、A組の総当たりで一度当たっていました。

そのときは3-1。決勝はそれより差が開いた形です。

スポーツ報知の報道では、準決勝のタイ戦で13連鎖を決め、最後は全消しで締めています。準々決勝でも4ラウンド目に13連鎖を出しており、大きな連鎖を要所で見せる試合運びでした。

練習は平日1時間。積み上げの中身

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意外なのは練習量です。

スポニチや韓国の経済紙の報道では、平日は1時間、週末は2時間ほど。中学受験のため週3回、午後9時まで塾に通い、寝るのは午後11時とされています。

小学1年のころは1日4時間ほどプレーしていたと伝えられており、時間ではなく質で伸ばしてきたことがうかがえます。

年表でたどる実績

  • 小学2年の4月:EVO Japanで3位
  • 2023・2024年度:全国都道府県対抗eスポーツ選手権の小学生の部で優勝
  • 2026年2月:セガ公式大会「ぷよぷよグランプリ ファイナル」で年間王者
  • 2026年3月:アジア大会の代表最終選考会で優勝し、10歳で代表内定
  • 2026年4月:小学生で初めてプロライセンスを取得

グランプリファイナルの決勝は、3度の優勝経験を持つともくん選手が相手でした。19対19までもつれた終盤を、大連鎖で制しています。4Gamerに対し、本人は「自分は後半強いからいける」と思いながらプレーしていたと語っています。

カン・ドンシン選手の側から見た決勝

歳の天才・栗原悠輝が戦全勝!ぷよぷよで決勝進出🔥 小学生金メダリスト誕生なるか

出典:歳の天才・栗原悠輝が戦全勝!ぷよぷよで決勝進出🔥 小学生金メダリスト誕生なるか – ジャパン総合ニュース

敗れた銀メダリストにも触れておきます。

SPOTV Newsによると、カン選手はふだん小さい画面のウィンドウモードで遊んでいますが、今大会では禁止されました。そこで膝の上にキーボードを置き、画面から離れて小さく見せる工夫をしたそうです。

スポーツ京郷は、大会前に釜山で1日12時間練習していたことも伝えています。

THE ANSWERは、カン選手が「噂通り強い選手だった…信じ難い水準」と評したと報じています。

笑わない11歳と、ネットの声

日刊スポーツやスポーツ報知は、準決勝まで笑顔を見せず、勝っても表情を変えずに淡々と勝ち進んだと伝えています。

優勝直後の言葉は「めちゃくちゃうれしいです。強い人に勝って、めちゃくちゃうれしいです」。

ネットでは「落ち着きあるな」「負ける気配ない」といった声が上がり、東スポWEBは「ぷよぷよ界の大谷」という反応を紹介しました。

有言実行の金メダルと、これから

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出典:11歳の日本代表が挑むアジアの頂点…!「ぷよぷよ」少年の快進撃🔥🇯🇵#栗原悠輝 #ぷよぷよ #eスポーツ #愛知名古屋アジア大会 #アジア大会 #日本代表 #ゲーム #eスポーツ – TBS NEWS

代表候補に決まったとき、栗原選手は「ぷよぷよの夢の多くはかなったけど、次は『アジア競技大会で金メダルを取りたい』です」と話していました(eSports World)。

言葉どおりの結果です。

将来の夢は電車の運転士で、塾の先生とも迷っているそうです(スポニチ)。賞金で欲しいものを聞かれ、「普通に宝石とか」と答えたという日刊スポーツの報道もあります。趣味は天然石集めと卓球です。

初代ぷよぷよの発売は1991年。今年で35周年を迎えた作品で、11歳が頂点に立ちました。

なお、銅メダリストの名前は、今回確認した主要媒体では見つかりませんでした。判明次第、確認が必要な点です。

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この記事を書いた人

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