結成からちょうど5年の記念日。グループの顔だったメンバーが、公式YouTubeで自らセンターを降りると伝えました。
=LOVE(イコールラブ)の髙松瞳さんです。検索では「高松瞳」の表記が多いものの、正式にははしごだかの「髙」を使います。
センター降板は2022年4月29日の出来事。本人が指原莉乃さんに申し出て決まりました。2026年9月時点で、新たな降板の報道は見当たりません。
センターを譲ったあとのイコラブは、本当に“上”へ行けたのか。答えはすでに数字に出ています。
高松瞳のセンター降板は本人の申し出だった

出典:【=LOVE】高松瞳ちゃん復帰 (2020年9月6日) – MiLu
「今のイコラブは私がセンターじゃない方がもっと上を目指せるんじゃないかなと思いました」
=LOVE公式YouTubeの動画「11th Singleについてお知らせ」で、髙松さんが語った言葉です。
続けて「私がセンターじゃないイコラブを見てみたいとも思って」と話しました。そのうえで、指原さんに「センターを降ろさせてください」とお願いした経緯を明かしています。
運営からの通達ではなく、本人発の決断。この降板の核心はそこにあります。
翌30日のライブで新曲「あの子コンプレックス」が初披露され、新センターは佐々木舞香さんと判明。ORICON NEWSは「前日には高松瞳が自ら降板を発表」という見出しで報じました。
- 降板の報告:2022年4月29日
- 新センター判明:2022年4月30日
- 11thシングル発売:2022年5月25日
休養時とセンター降板時で違う、指原莉乃とのやりとり

出典:=LOVE センター高松瞳の自己紹介 – イコラブちゃんねる
センターをめぐって、髙松さんと指原さんの間には節目のやりとりが3回ありました。
| 時期 | 場面 | 主導したのは |
|---|---|---|
| 2019年8月 | 一時活動休止 | 指原さんが「休む」選択肢を用意 |
| 2020年12月 | センター復帰 | 本人が申し出て、指原さんが後押し |
| 2022年4月 | センター降板 | 本人が自ら願い出る |
18歳のときは道を示される側
休養を発表した当時、髙松さんは18歳。グループはまだ12人体制でした。
休養の背景について本人は、センターの特別さを理解しておらず頭がぐちゃぐちゃになった、という趣旨で振り返っています。
そこへ指原さんが寄せたのが「『続ける』『辞める』しかなかったところに『休む』という選択ができてよかった」というコメント。復帰の際も、モデルプレスの取材に「最後のひと押しを指原さんにして頂きました」と明かしました。
21歳では自分で道を選ぶ側へ
3年後の降板は、構図がまるで逆です。21歳の髙松さんが自分で選択肢を用意し、プロデューサーに願い出ました。
背中を押される側から、自分で決める側へ。センター降板は後退というより、この3年の変化が表に出た出来事と読めます。
降板後のセンターは誰?11th以降の表題曲センター一覧
確認できた範囲で並べると、佐々木舞香さんと野口衣織さんの名前が交互に現れます。
| シングル | 表題曲 | センター |
|---|---|---|
| 11th | あの子コンプレックス | 佐々木舞香 |
| 12th | Be Selfish | 野口衣織 |
| 14th | ナツマトペ | 佐々木舞香 |
| 16th | 呪って呪って | 野口衣織 |
| 18th | とくべチュ、して | 佐々木舞香・野口衣織 |
| 19th | ラブソングに襲われる | 佐々木舞香 |
※13th・15th・17thは今回確認できなかったため省いています。
デビューから10th『The 5th』までは、休養期間を除いて髙松さんが表題曲の真ん中に立ち続けました。
降板後は1人に固定されず、作品ごとに顔が入れ替わる形に。18th「とくべチュ、して」では2人が並んでセンターを務めています。本人が見てみたいと話した“髙松瞳がセンターではない=LOVE”は、こうして形になっていきました。
センター降板後の髙松瞳はどこに立っているか
表題曲から外れたわけではありません。降板後もメンバーの一人として表題曲に参加し、カップリングの「Junkies」「仲直りシュークリーム」ではセンターを任されました。
センターを離れてからの動きを拾うと、グループの外にも舞台が広がっています。
- 2025年9月22日:エスコンフィールドHOKKAIDOの日本ハム対ロッテ戦で始球式に初挑戦。ファイターズファンの本人が投じたボールは左に大きく逸れたものの、「皆さんの声援に勇気をいただいて、頑張ることができました!」とコメント
- 2026年6月:国立競技場公演の「Want you!Want you!」でバトンさばきを披露し、拍手を浴びる
- 2026年9月4日:Heather 25周年コレクションのモデルを務めることをInstagramで報告
バトントワリングは小学2年生から7年間続け、日本代表まで経験した特技です。
センターの位置にいなくても、国立の大舞台で自分だけの見せ場はつくれる。そう示した場面でした。
「もっと上を目指せる」は実現した?降板後のイコラブを数字で検証
降板の理由として髙松さんが口にした「もっと上」。その後の=LOVEを数字で追うと、こうなります。
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2022年5月25日 | 11th『あの子コンプレックス』発売、オリコン週間2位 |
| 2026年1月7日 | 「とくべチュ、して」がストリーミング累計1億回を突破 |
| 2026年6月20・21日 | 国立競技場(MUFGスタジアム)2日間で計13万2000人を動員 |
| 2027年1月19・20日 | 東京ドーム公演が決定 |
降板の決断だけがこの伸びを生んだ、とは言い切れません。
それでも、センターが髙松さん以外へ移ってから、国立2デイズを大盛況で終え、東京ドーム公演を決めるまでに至ったのは事実です。
Real Soundは2022年5月21日の記事で、AKB48や乃木坂46と並べて=LOVEの“センター交代劇”を論じました。交代がグループをどう導くかという当時の問いに、4年後の数字が一つの答えを返しています。
センター降板の日付に重なる「4月29日」と「1月19日」
年表を眺めると、髙松さんにまつわる日付に2つの重なりがあります。
4月29日:合格の日と降板報告の日
2017年のこの日、髙松さんは指原莉乃プロデュースの声優アイドルオーディションに最終合格。ちょうど5年後、結成記念日にあたる2022年4月29日に、センター降板が報告されました。
1月19日:誕生日と東京ドーム初日
髙松さんは2001年1月19日生まれ。=LOVEの東京ドーム公演初日は2027年1月19日で、26歳の誕生日と重なります。
センターを降りた本人の誕生日が、ドーム初日。できすぎた並びですよね。
高松瞳のセンター降板まとめ
- 降板は2022年4月29日、=LOVE公式YouTubeで本人が報告
- 理由は、自分がセンターでない方がグループはもっと上を目指せるという判断。指原莉乃さんに自ら申し出た
- 後任は佐々木舞香さん。以降は佐々木さんと野口衣織さんが表題曲センターを担ってきた
- 降板後も表題曲に参加し、カップリングではセンター、国立ではバトンで見せ場をつくった
- 2026年9月時点で、新たな降板の報道はない
18歳で「休む」道を示してもらい、21歳で「降りる」道を自分で選んだ髙松さん。本人が見てみたいと語った“センターじゃないイコラブ”は、2027年1月19・20日に東京ドームのステージへ立ちます。
