中村輪夢が96.20点で金メダル、種目初代王者に

出典:【日本人初の金メダル】 BMX中村輪夢が初優勝!人がやらない技を決める“ 輪夢的美学” で念願のXゲームズ初制覇! – 日テレスポーツ【公式】
2026年9月27日、愛知・名古屋アジア大会の自転車BMXフリースタイル・パーク男子決勝で、中村輪夢(24)が96.20点をマークしました。
金メダル獲得です。
会場は愛知県常滑市のAichi Sky Expo。中村は1本目92.80点、2本目96.20点をたたき出し、良い方の得点である96.20点で優勝を決めました。
2位も日本勢でした。小沢楓(19、環太平洋大)が90.00点で銀メダル。日本が1位と2位を独占する結果になりました。
BMXフリースタイル・パークがアジア大会の種目に採用されたのは今大会が初めて。中村はこの種目の初代王者という肩書きを手にしました。
旗手を託された大会での「有言実行」

中村は大会開幕前の9月19日、パロマ瑞穂スタジアムでの開会式に出席しました。レスリング女子の藤波朱理とともに、日本選手団の旗手を務めています。
決勝を前にしたコメントは明快でした。
「旗手を務めている以上、金メダルは絶対に獲りたい」
スポーティングニュース日本版の取材にこう答えていた中村は、その言葉どおりの結果を残しました。
優勝後には自国開催のメリットにも触れています。「時差ボケがなく、それが私にとって有利に働いた」。決勝会場には日本選手団の井上康生団長の姿もありました。
予選1位から決勝2本目の大技まで

出典:【中村輪夢】愛知で魅せた圧巻のBMX!男子フリースタイル・パーク決勝、2回目の演技に会場熱狂 – Japan Daily Update
前日9月26日の予選で、中村は1本目91.40点、2本目92.00点、平均91.70点で1位通過しています。
2位は小沢楓で平均85.10点でした。9人が出場し、上位8人が決勝に進む方式です。
予選後の中村のコメントは「明日に向けた確認ができた」。決勝への手応えをにじませていました。
決勝の2本目、96.20点をマークした演技では「フレアダブルテイループ」という技に初めて挑戦しています。
この技について中村は「かなり満足している」と振り返りました。「この大会に向けて一生懸命練習してきたので、今は安堵感でいっぱい」ともコメントしています。
同日の女子パークでは小沢姉妹が活躍

出典:BMX中村輪夢、ド派手なトリックを決めてW杯年間3位に輝く 女子では小澤美晴が初優勝で快挙達成 2025UCI BMXフリースタイル W杯最終戦 – oricon
男子決勝と同じ9月27日の午前、女子パークの決勝も行われました。小沢楓の妹、小沢美晴(16)が91.20点で銀メダルを獲得しています。
美晴は大会の約2週間前に右足首を痛めていました。それでも「日本開催で、応援してくれるみなさんの気持ちにどうしても答えたい」という思いで2本目に臨んだといいます。
金は中国の孫思蓓が93.80点で獲得しました。兄妹そろって銀メダルという結果に、姉の楓は「高得点を出せたことは今後につながると思うし、よかった」とコメントしています。
中村自身の目線は、すでに次に向いています。「私の最終目標は世界一になることなので、次のレベルへの足がかりにしたい」。
開会式では2028年のロサンゼルス五輪での金メダル獲得を「一番の大きな目標」と語っていました。東京・パリと2大会続けて5位だった悔しさを、名古屋での金メダルで力に変える段階に入っています。
