緑黄色社会「Alice」の意味とは?幻扱いだった曲の知られざる経緯

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「Alice」はライブ演奏率1%という激レア曲

緑黄色社会『Alice』LIVE

出典:緑黄色社会『Alice』LIVE – 緑黄色社会

緑黄色社会の楽曲「Alice」、実はライブでほとんど演奏されない曲だって知ってました?

ライブ情報サイトLiveFansのデータによると、演奏率はわずか1%。

演奏記録自体は8ページ分ちゃんと残っているのに、この数字です。

つまり「知る人ぞ知る」どころか「レア中のレア」

でもファンの間では長年愛され続けてきた曲でもあります。

このギャップ、気になりませんか?

タイトルの由来は『不思議の国のアリス』×すれ違う男女

【石舘波子×緑黄色社会】『秘密のはなの庭』/♪「White Rabbit」/TOHO animation ミュージックフィルムズ

出典:【石舘波子×緑黄色社会】『秘密のはなの庭』/♪「White Rabbit」/TOHO animation ミュージックフィルムズ – TOHO animation チャンネル

「Alice」を作詞・作曲したのは、ボーカル・ギターの長屋晴子さん。

モチーフになったのは『不思議の国のアリス』の世界観です。

ただし、童話をそのままなぞったわけではありません。

そこに「すれ違っている男女の話」を組み合わせて作られた楽曲なんです。

タイトルについてバンドは「タイトルも言葉もわかりやすいものがいい」という方針で「Alice」に決めたと語っています。

童話の幻想的なイメージと、現実の恋愛のすれ違い。

このふたつを重ねた歌詞の構成が、この曲の奥行きを作っています。

歌詞とオケは同時進行で制作

「Alice」が生まれたのは、バンド結成2年目あたり、2014年頃のこと。

歌詞とオケ(伴奏)を同時に作っていったという経緯も明かされています。

幻の音源だった時代―会場限定盤『リアリズム』

緑黄色社会 - 花になって / THE FIRST TAKE

出典:緑黄色社会 – 花になって / THE FIRST TAKE – THE FIRST TAKE

実は「Alice」、最初から全国流通していたわけではありません。

初出は2015年8月6日発売の会場限定音源第3弾『リアリズム』。

この音源にはもう1曲と合わせて、計2曲が収録されていました。

つまりライブ会場でしか手に入らない、いわば「レア音源」だったわけです。

ライブでは定番になっていたのに、全国流通盤には入っていない状態がしばらく続きました。

「馴染みの曲なのに未収録」というジレンマ

インディーズ時代からライブでは何度も披露されてきた「Alice」

なのに、全国の誰もが手に入れられる形にはなっていなかった。

このジレンマが、次の展開につながっていきます。

1stフルアルバムでついに全国流通へ

緑黄色社会、1stフル・アルバム『緑黄色社会』リリース―Skream!動画メッセージ

出典:緑黄色社会、1stフル・アルバム『緑黄色社会』リリース―Skream!動画メッセージ – skreamjapan

2018年3月14日、緑黄色社会は1stフルアルバム『緑黄色社会』をリリースします。

全10曲中5曲目に収録されたのが「Alice -Album version-」

収録時間は3分36秒、編曲はNaoki Itaiさん・江口亮さん・緑黄色社会本人たちが手がけました。

選曲の理由として「ライブではすごく馴染みになっているのに、全国流通盤には入っていない」という点が挙げられています。

つまり「Alice」は、ファンの声というよりバンド自身の思い入れで日の目を見た1曲なんです。

このアルバム、オリコン週間アルバムランキング16位、Billboard Japan Hot Albums20位、オリコンインディーズアルバムチャートでは2位を記録しました。

近年もファンクラブ限定ライブで披露

緑黄色社会 『Mela!』Live Video(SINGALONG tour 2020 -last piece-)

出典:緑黄色社会 『Mela!』Live Video(SINGALONG tour 2020 -last piece-) – 緑黄色社会

「Alice」のライブ音源、実はシングル『sabotage』の初回限定盤にも収録されています。

収録されたのは2019年6月14日の「緑黄色夜祭 vol.9 東京編」での演奏音源です。

その後も演奏の機会はありますが、対象は主にファンクラブ限定公演。

2024年7月のファンクラブ限定ライブ「livestone vol.1」で披露。

2026年3月10日には「livestone vol.4」(会場:Zepp Shinjuku)でも演奏されました。

つまり「Alice」は今も現役で、しかもコアファン向けのセットリストに組み込まれる曲として生き続けているわけです。

意外と知られていない事実

「Alice」が収録された1stアルバム『緑黄色社会』は、バンドにとって初のフルアルバムでした。

会場限定音源というレア盤から始まり、全国流通、そしてライブ音源としてシングル特典にも収録される。

1曲がこれだけ形を変えながら世に出続けているのは、なかなか珍しいケースと言えそうです。

なお、緑黄色社会は2026年6月19日にニューアルバム『あたまご』を発表。

9月19日からは全国5都市を回るアリーナツアーも控えています。

「Alice」がこの先どんな形で披露されるのか、注目してみるのも面白いかもしれません。

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まとめ

緑黄色社会『章』Official Video / Ryokuoushoku Shakai - Shirushi

出典:緑黄色社会『章』Official Video / Ryokuoushoku Shakai – Shirushi – 緑黄色社会

「Alice」は緑黄色社会が結成2年目の2014年頃に作った楽曲です。

『不思議の国のアリス』の世界観と、すれ違う男女の物語を重ねた歌詞が特徴。

2015年の会場限定盤『リアリズム』が初出で、2018年の1stフルアルバム『緑黄色社会』で全国流通盤に新録収録されました。

ライブでの演奏率は1%と非常にレアですが、2026年のファンクラブ限定ライブでも披露されるなど、今も大切にされ続けている1曲です。

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この記事を書いた人

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